両神山

投稿者: | 2017年1月1日

年を越えてしまいましたが……昨年分のお片付け。

いつもの「ふれあいの道」はお休みして、途中にあった行きたい山をこなすシリーズ(特にシリーズではないですがw)
秩父まで足を伸ばしたらやっぱり両神山に行かないでスルーするのは……
ということで電車にこだわる必要も無いので車で行ってきました。
個人的には八丁尾根縦走コースが気になったんですが、事前の調べが足らず峠の反対側から入ってしまい冬期通行止め……辿り着けず正面から入ることにしました。

登山口登山口2
登山駐車場は入り口に近い山荘管理の有料(500円)と少し離れた町営の無料がありますが、今回は無料に駐車しました。
初めてで有料手続きがよく分からなかったのと北アの駐車場に比べれば全然近いし歩くの誤差だし。
左の写真の箇所から一旦山荘横まで登ってそこから水平移動で本当の登山口につきます。
片道5キロほど、標高差で1000mほど。
まあ、標準的です。
7時15分にスタート。

登山道登山道2
しばらくは安定した起伏の山歩き。
しかし沢沿いの道のため思いの外、急な切り通しの歩きなので転ぶと死ねます。
実際あちこち滑落の注意書きがあるのはそういうことなんでしょうね。

コース分岐
20分ほどで登山道のコース分岐に到着。
せっかくなら往復で違うコースのほうが面白いので上級向けの七滝沢コースで登る事にしました。
案内にも上級向けと書いてあるけど、まあ慣れっこなので。

登山道3登山道4
リボンがそこかしこに掛けてあるので道取りは難しくないですが、やはり急だったり細道だったりはあって中上級向けって感じですかね。
歩いていてそこそこ楽しいコースでした。

急登
コースの難しさより沢から一気に尾根に上がるこの登りが一番きつかったかも。
急登だし、枯れ葉で危ういし、足を滑らせたら滑落するし。
雪も覚悟して6本爪アイゼンも持ってきたんですがさすがにそれはいらなかったw

鎖場鎖場2
途中何カ所か鎖場もありましたけど、結局一度も鎖は使いませんでした。
鎖より岩掴んだ方が安定するので安心なんですよ。
下山だと鎖無いときついですかね。

つららつらら2
さすがに12月、例年よりは暖かい気もしますが寒いんでしょうね。
でも無雪だから暖冬なのかな?
前日に降った雨のせいか、あちらこちらにつららがあって綺麗でした。
冬の山はこういうところが好きです。

コース合流両神神社
途中で清滝小屋経由のコースと合流し9時45分に両神神社に到着。
ここまで来れば後はなだらかな稜線歩きなのでかなり楽になる、はず。

稜線歩き金橋
そんな感じでしばらくは楽だったんですが…

岩登り崖道
標高的に最後のひと登りが結構急でした。
個人的にこういう岩山大好きなので楽しくて仕方ない。

山頂山頂2
10時10分に山頂到着。
この日の一番乗りだったようで誰も居ない頂への登頂は格別ですな。

富士&奥多摩八ヶ岳&中央アルプス

北アルプス浅間山&日光
この日は低気圧も過ぎ去って気圧が安定したせいかほぼ無風の快晴晴れ
空気も澄んでいて四方の山々が山頂から見えました。
富士山や八ヶ岳は見えそうですが、奥日光や北アルプスまで見えたのは感動ものでした。
さすが百名山といったところでしょうか。
夏の山だとここまでは見えないですよね。

161225_25.jpg
山頂でお昼ご飯(この日は五目ご飯とお味噌汁)とコーヒーをして結構ゆっくりしました。
その後から結構人も登ってきて、冬でも登る人多いのね。

下山中
翌日が普通に仕事なので早帰りのため11時20分に下山開始。
こうやって比較対象の人間が入ると険しさが分かりますねたらーっ(汗)

清滝小屋清滝小屋2
帰りは通常の清滝小屋側のコースを降りてきました。
小屋は冬場営業してないのでそのままスルー。

下山道下山道2
垂直登りが無いくらいで急坂具合はさして変わらないですね。
同じ標高差ですから当たり前なんですが。
しかし、冬の谷道は暗い……

山荘へ両神山荘
13時半に無事下山。
想定より早かったので帰りの温泉でゆっくり出来ました。

両神山は以前から行ってみたい山ではあったのですが、北アルプスバカの自分はなかなか足が向かずいい機会となりました。
次回も気になる山が残ってるのでそこに行く予定。
今回ほど険しくないのでハイキング気分かもw

今回の歩行マップ
歩行マップ

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