山歴を振り返る(2013)

投稿者: | 2017年3月9日

年が改まって2013年こそは穂高に行くぞと月一登山が定番化。
目指すは秋のシルバーウィーク!

八溝山歩行マップ
1月20日に安全な雪山歩行が出来る場所を探して八溝山へ。
ここは無雪期は山頂まで車で行けるので車道へエスケープ出来るのが強み。
ということで行きましたが結構雪深かったのでいい運動になったのを覚えてます。
まだ冬の本格登山には興味なくて運動がてらの低山メインなので冬装備は無勉強状態。
この時、スノーシューの人を見かけて「ああいう装備もあるのか」と学んだ次第。
本当に現場学習ばっかりな奴ですね。

陣馬山歩行マップ
2月10日は再び高尾山へ。
さすがに体力、技術も向上したので稲荷山経由で高尾山から陣馬山まで足を延ばし藤野まで全て歩くコース。
初めての奥高尾でしたが高尾山の奥深さを知りました。
直近で雪も降ったのですが、雪山の慣れもあってなんとなく技術の向上を感じられたりもしました。

中岳からの下り歩行マップ
3月17日は残雪残る高原山(釈迦ヶ岳)
一般的なコースでなく西平岳経由にしたのは距離を稼がないとトレーニングにならなくなってきたからですが、大分体力ついてきたんですね。
安心のためのアイゼンもこの回から導入しましたが、稜線縦走で無理して下った崖の戻りが雪で登れず木の枝にしがみついて必死によじ登った思い出。
後先考えずに安易に歩いちゃいけないとお勉強になりました。

黒滝山歩行マップ
4月21日は挫折した黒滝山へ再挑戦。
暖かい日が続いて春山の雰囲気だったのに直前に冬型で降雪があったため、完全に雪山登山となりました。
しかも当日も雪が降ってるし……
積雪は前回より多いものの冬山装備が充実したおかげで奥まで行けましたが、この回も途中で挫折しましたw
不案内な山で雪山は無理ですね。

黒滝山山頂から歩行マップ
5月はイベントが多くて……6月9日に三度黒滝山へ。
今度こそ完遂するべく4時過ぎに入山。
ルートも熟れたせいか、地図にないショートカット出来る短絡コースを使いました。
そのせいか雪が無い分順調に登って8時過ぎに山頂に着いてしまうという。
無雪期ならかなり標高差1,000m程度のコースもこなせるようになってきたという感じでした。

茶臼岳山頂歩行マップ
7月7日は足の仕上がり成果を確認すべく、また茶臼岳へ。
ちょうど初めて登った1年後くらいになります。
すっかり足が出来上がってて登山口から山頂まで1時間かからなくなりました。
一所懸命登ってたのが嘘みたいです。

冠着山から善光寺平歩行マップ
7月30日には出張のついでに冠着山(姥捨山)という仕事なのか遊びなのかw
スイッチバックで有名な姥捨駅を使いたかったので電車を使いましたが登山口が遠かった。
それと長野とはいえ暑かったw
帰りに1時間に1本の電車に乗り遅れそうになって時間に追われる山登りはこりごりだと感じた回。

磐梯山頂から猪苗代湖歩行マップ
自信がついてきたので、8月25日に北アルプスを目指そうと西穂高岳を計画してましたが天気が悪そうで断念。
代わりに会津磐梯山に登りました。
さすがに真夏の磐梯山は暑い……
冬山は平気なのに夏はバテて自分は寒冷地仕様だと実感。
きついコースは秋だなぁ、と自己分析したりしてました。
この時一緒に行った山登りの先達から「あんた十分に健脚だよ」と言われて「まだまだ体力も技術も無い!」と不信だった自分に自信を持つことが出来たのがこの登山でした。

鹿の湯歩行マップ
さすがに磐梯山だけではトレーニングにならないので翌日の8月26日に那須朝日岳まだ軽くピストン。
12時には下山して鹿の湯に入ってる始末w

10峰から独標歩行マップ
9月14日に計画してた西穂高岳を敢行。
奥穂高岳の前哨戦として1泊で焼岳経由の西穂高岳で体力と技量試しに行きました。
ところが台風接近で二日目は早めの下山を余儀なくされて主峰は行けず。
それでも降りる技量と気力が分岐点と思われた独標から先が難なく行けることが確認出来たので、これなら重太郎新道も大丈夫だろうと自信を持つことが出来ました。
この時は下山時が大雨でレインスーツはあったけど、まだ登山用のじゃなくてアウトドアに毛が生えたような装備でした。
ストックや靴など常用装備を少しずつ充実してた時期なのでそういうのが後回しになってましたね。
しかしこの後も西穂高岳はお天気に恵まれないのは何故だろう。

前穂高岳から奥穂高岳歩行マップ
シルバーウィークで岳沢小屋に予約してたものの、お天気リスクに自信が無かったので天気予報とにらめっこで先送りにして10月12日と相成りました。
穂高岳には思い入れがあって、穂高神社本社、奥院、嶺宮の三社参りするつもりで9月中に日帰りで穂高神社に詣でてて御守をもらってきてました。
奥院に詣でてからの岳沢小屋だったので時間的にも丁度いい感じでしたね。
しかしその日の夜に穂高が初冠雪。
雨より難易度が上がって悩んだものの様子見で重太郎新道へ入りました。
登りだったおかげでそれほど苦労が無かったのと好天で雪解けが進んだので無事吊り尾根から前穂高岳と奥穂高岳へと登頂しました。
吊り尾根歩きの最中ずっと見える上高地に感動しっぱなしでしたね。
体力的に余裕は無かったですが時間はあったし休憩を入れつつ行けたのが良かったのかな。
今思うと息が上がってこの時も軽い高山病だったみたい。
山頂に着いた時の感激は今でも忘れられません。
ということで初涸沢は下山でしたw
(マップの赤色は2日目 桃色は3日目

大願達成してしまったのですが、すっかり北アルプス好きなってしまい次回は縦走をするべく基礎体力を維持するための山登りが続く。

朝日岳から茶臼岳歩行マップ
ということでペース維持で11月16日に再度朝日岳へ。
雪が降り始めていて那須の雪景色にもちょっと興味が出てきました。
穂高に登った時に雪があったのもある意味影響したかも。

釈迦ヶ岳歩行マップ
この年の締めは12月14日の釈迦ヶ岳です。
すっかり雪山行く気になってます。
しかも雪景色の日の出を見るために4時前から登り始めるとか山病が悪化してますね。

3000メートル級の本格登山も達成して技量と気力のバランスが取れた年だったかと思います。