毎年の恒例2年前の山行きを振り返る。
「あのとき何であの山にいったんだっけ?」的な総括になります。
落ち着いた今だから分かる。
2019年の最初は3月2日に行った那須の茶臼岳。
「関東ふれあいのみち」での歩きが続いましたが、山成分が少なくてついつい行ってしまいました。しかもどうせなら雪山。
茶臼岳は何度も登った山なので、冬でも難しくは感じないのですが、天候が落ち着くのを待っていたら3月になってました。
続いては恒例GW4月28日の北アルプスです。
すっかり春山も当たり前になってしまいましたが、我ながらよく登った北穂高岳。
山頂の小屋で過ごす時間に魅せられて登った2回目ですが、登った直後に大嵐で何も見えずに小屋で過ごしたという。
春山の恐ろしさも体験した登山でした。
北穂高岳で普通の山登りがしたくなって行ったのが5月31日に栃木の鋸山。
本当は百名山である皇海山に行く予定だったのですが、鋸山からの景色が素晴らしくてそこで打ち切ったという。
疲れたのと皇海山の山頂に魅力を感じてなかったのも一員ですが、行きのクラシックコースの険しさと、帰りの六林班峠の藪漕ぎが凄かった。
続いて行ったのが7月13日からの餓鬼岳から燕岳への縦走。
以前餓鬼岳に行った時に、次は縦走すると決めていたコースですが、なかなかにハードなコースなので三連休待った無しでした。
お天気がちょっと悪かったのが残念でしたが、空白地帯を埋めた感じでしょうか?
まだ一区間残ってますけど。
この年は北アルプス率高いですね。
次に行ったの8月23日に折立から槍ヶ岳への縦走。
憧れの長距離縦走ですが、幸い休みが取れたので平日含めで行くことが出来たのが良かった。
本当は高天原に寄りたかったのですが、有峰林道が大雨で富山に1日足止めを食らうというトラブルでした。
その代わり天候にも恵まれたスペシャルな稜線歩きを堪能出来たのは、本当に良かった。
このコースで遠くに見えた槍ヶ岳の姿は最高です。
この年最後の山行きは夏の北アルプスに飽き足らず、9月14日から恒例の秋連休も北アルプスです。
お手軽な扇沢をぐるりと回るコースですが、そんなお手軽さながら素晴らしいコースでした。
黒部アルペンルートの入口だけに気がつきにくいですが、穴場的なコースでしたね。
この稜線から見た黒部湖と立山の姿は、感動的ですらありました。
昨年はコロナで小屋が閉まってたそうで、あのコースを堪能出来る日が来るといいですね。
前年に続き、北アルプスでお腹いっぱいで普通の山は少なかったですが、充実した山行きだった気がします。
休みの日が「関東ふれあいのみち」に取られることが多くて、計画しないせいもあるかもしれません。
やっぱり目標があるとそっちを優先したがる自分の性格のせいかもしれません。
2021年は何が待っているやら。