梅雨の晴れ間の山歩きはムズいので今回もふれあいの道歩きです。
今回も吾妻線の金島駅からの9時半スタート。
コース自体が短いので遅めのスタートとなりました。
一応コース最寄りに設定されてる北群馬橋のバス停もチェック。
前回歩いた時にも紹介した坂の上り始めに今回のコース入口があります。
普通の細道ですね。
特に目に付く物も無いので淡々とした歩きです。
最初の寄り道は「若子持神社」
これから向かう「子持神社」が元あった場所に郷社として作られたそうで、親子関係みたいなものですかね。
結構立派な社だったんですが無人ででした。
集落を抜けて台地に登るとコースは遠回りするように設定されてます。
何でかというと「黒井峯遺跡」を見学するコースらしいです。
榛名山の噴火の時に埋もれた集落らしく、竪穴式住居などの後の保存状態が良いそうな。
群馬のポンペイらしい(そうなの?)
保存のために埋め戻しされてるので見渡す限り原っぱで面白くもなんとも……そもそも自然歩道関係ないし…
まあ、周囲に何も無いので見晴らしは良かったです。
ルート復帰してしばらく歩くと森の中にとてつもなく大きな屋根が。
今回二つ目の寄り道「雙林寺」
本堂も凄いけど山門が立派でした。
京都や奈良にあってもタメを張れる重厚感。
田舎侮りがたし。
お寺の奥にはご不動様があってかなり登らされたけど見晴らしが良かったです。
ここの鐘楼は自由に撞いていいとあったのでせっかくだから鐘を鳴らしてきました。
里に響くいい音
なぜか天狗と烏天狗が鎮座してたけど不動明王と関係あったっけ?
さていよいよ子持ち神社へ坂を延々と登る作業。
ちょっと分かりづらいですが、そこそこいい具合に登ってます。
気温上昇と湿度高めでとにかく暑い。
なぜか途中良く整備された庵があったので小休止。
この付近の観光果樹園が観光客向け作ったみたいですね。
涼を求めて顔を洗おう思ったら水道は使えなかったしトイレも閉鎖中でしたが、更に先の果樹園入り口に別の設備があったのでそちらは使えたようです。
11時20分に子持神社の入口に到着。
鳥居の先にすぐ分岐があって、どっちを行っても行けますが指定路の左手を歩きます。
今回は里歩きなので補水の心配が無いので給水装備は持って行かなかったんですが、ここにある自販機を逃すと里に戻ってくるまで無いので十分に喉の渇きを癒す。
ペットボトルは1本あるし最悪昼食用の水は持ってるから安心なんですけどね。
道は舗装されているものの更に勾配がきつくなって吹き出す汗。
子持山の前山が近づいてくるのでこの辺りからまく感じで水平移動に変わります。
結構登ったので見晴らしは良かったんですが、湿度が高いので遠くの景色はぼんやりでした。
歩いてきた榛名山も既に遠く……
結構山深い感じになりましたが、この辺りはほぼ水平移動なので木陰で涼みながらの気持ちの良い歩きでした。
そして11時40分に子持神社に到着。
想像より境内も社殿も大きくて立派な神社でした。
宮司さん宅が隣接でありましたが、事前の調べでは御朱印を対応していないそうなのでお伺いは控えました。
なので今回御朱印は無しです。
神社の片隅でお昼ご飯。
さすがに境内はまずいのでちょっと外れた所。
カレーは至高である
12時半に子持神社を出立。
帰りはもう一つの左のルート側へ。
こっちが旧参道らしいです。
麓の鳥居から分かれたもう一つの道と合流するまでがっつり下って、今度は空恵寺に向けてまた登る……えぇ~
13時に空恵寺に到着。
こっちもでかい。
こんな山深い所に大きいお寺ってのがミスマッチ過ぎて群馬の歴史を感じます。
いかんせん交通過疎なので観光には向かないわな。
お寺からの山道を下っていく道すがらこんな感じで沢山の石仏が据えられていました。
山を抜けてくるといよいよ次の赤城山が見えてきました。
いよいよだぁ~
国道17号に出て終点の伊熊バス停には13時半に到着。
ここから本数少ないバスで帰ってもいいのですが、次のコースは少し離れたところ。
今回も連絡道をこなしておきます。
歩いた山を眺めつつ敷島駅を越えて少しだけ歩くと次のスタート地点である華蔵寺バス停がありました。
敷島駅から5分くらいかな?
帰りは上越線の敷島駅から帰ってきましたが、吾妻線と違ってSuicaが使えるのがポイント高い(都内まで2円安い)
いやー、ついに上越線にまで来てしまいました。
これから赤城山へ抜けていく訳ですが、どうせなら空気の澄んだ時に登りたいかな。
まあ次回はどうでもいいコースだから暇を見て潰しておきましょう。
でもさすがに真夏は嫌かも。
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
6:26 山手線(内回り) 6:30
上野
6:40 高崎線(高崎行) 8:31
高崎
8:53 吾妻線(万座鹿沢口行) 9:28
金島
<帰りのお風呂>
敷島駅から10分ほどの所に「ユートピア赤城」が有ります。
<山バッジ>
今回はありません。