テント泊デビュー

投稿者: | 2017年9月26日

いつかはテント泊で山に行ってみたいとは思っていたものの今一つ踏ん切りがつけられずにいましたが、付き合ってくれる友人がいたので意を決して装備一式を揃えて行ってきました。
場所は紅葉シーズンの涸沢で、この時期小屋は激混みになるのでテントが最適なんですが、今回は少し早かったようです。

バスタ新宿高速バス
普段は電車か車ですが、今回はバスで長野道みどり湖まで行ってそこで友人の車に拾ってもらうというルート。
初めてバスタを利用しましたが案内が充実してて分かりやすいですね。
これならバスで出かけてみたいかも。

長野道みどり湖PA
深夜のみどり湖PAは涼しい……まあ、普通地元の人以外は降りないでしょうね。
山装備の客が降りていく不思議w

河童橋
いつも通り上高地からの入りですが晴天予報だったのにちょっと雲が出ていて残念。
しかし早朝の人が少ない河童橋は個人的に好きです。

登山道よりヒュッテ涸沢ヒュッテ
付き合ってくれた友人は登山素人なので行程はゆっくりめ。
自分自身も歴代No.1の荷物量なのでペース取れないだろうなぁ、と思って計画しました。
実際は標準タイムをクリアするペースで横尾まで行けてしまい個人的にびっくり。
結局予定よりも早い14時過ぎに涸沢に到着しました。

既にたくさんのテントが展開している涸沢。
早速テントの設営しました。
場所はヒュッテに近い便利なポジションを確保出来ましたが、岩場なので下敷きのコンパネを借りようと思ったら既に完売。
幸いそこまでゴツゴツした場所ではなかったので、これまたレンタルした銀マットで寝られるレベルにはなったかな?

紅葉紅葉2
期待した紅葉はまだまだでしたが、一部染まり始めていたのと標高が高い稜線方向は草黄葉が進んでいてそこそこ見られる感じでした。

祝杯おでん
景色を見る以外にやることといったらこれですね。
とりあえず無事到着出来たことで祝杯。
標高差800m程度ですが、距離で15キロを登り切った友人は大したものです。
高山で飲むとめちゃくちゃ酔いが回りますw

この後レトルトで夕飯を済ませたら速攻で寝てしまいましたw
夜にはにわか雨が降って雨音で起こされましたが翌朝まで11時間くらい寝てました。
まあ、夜はやること無いですしね。
雨が降っても意外とテントは快適でした。
最近のテントは高機能ね。

ザイデングラード涸沢を俯瞰
翌日は稜線にガスはあるもののまずまずのお天気。
一応山頂方向を目指してみましたがちょっと初心者には無理っぽかったので途中で引き返してきましたが、なんとなく山登りの醍醐味は味わって頂けたようで何より。

涸沢小屋にて宴会ネタ
結局この日も宴会になだれ込みました。
山ではよくワインを空けている人を見かけるけど、なるほど……仲間と行くとやること無いし飲みたくなるわね。
今回下から穂高神社の安全祈願で頂いた「御神酒」と前の週に木崎湖で買ってきたお馴染みの「森野苺」
聖地巡礼系グッズとしては既に最古参ですが未だに売ってるのが凄い。

北穂高岳
この日は昼からは快晴となって稜線も見事に見えるようになりました。
涸沢カールの美しさに感動。
写真は晴れ渡った北穂高岳。

雪渓
酔った勢いで雪渓に遊びに行く奴。
テント場の脇にあるやつなので危なくはないです。

夜のテント場オリオン座
二日目の夜は晴天で夕方と早朝に星を眺める機会に恵まれましたが空を高速で移動する物体が人工衛星だと友人から聞いて思わず「おおーっexclamation×2グッド(上向き矢印)」と興奮してしまった。
満点の星空に天の川。
そして明け方にはオリオン座と堪能しましたが、星座に詳しくないのでゆめみさんの解説CD持って行けばよかった……

下山道
名残惜しいですが好天の中で下山。
来る時と違って足取りは軽いけど後ろ髪は引かれます。
結局お天気の方は三日間とも恵まれて、存分に涸沢の自然を楽しみました。
ありがたや。

穂高神社奥宮 御朱印
お帰りはいつも通り穂高神社奥院経由で嘉門次小屋の岩魚を賞味しつつお礼参り。
先に穂高神社本社の御朱印を頂いたので今回は奥院も頂くことが出来て満足。
今年は奥穂高岳山頂にある霊宮参りは出来なかったのが心残りですが、遥拝社は行ったので良しとしよう。

御神菓
ついでに穂高神社の御神菓を土産に。
これって本社の方でも売ってたっけ?

上高地から穂高岳
今年も楽しい穂高歩きでした。
また来年も来たいです。

今回の歩行マップ
歩行マップ