ここ暫く「関東ふれあいのみち」が続いたので、お天気も安定しているし甲州街道の続き。
とはいえ、今回は甲府盆地内の歩きなのでほぼ平坦だから楽です。
石和からスタートですが、前回確認して駅より高速バスのバス停の方が続きのには便利&安い(重要)なので新宿からバス利用です。
丁度着いたのが9時なので、前回無人だった石和八幡宮に寄ってみました。
まだ閉まっていたのですが、神社関係の方が丁度いらして御朱印を貰えるか尋ねてみました。
宮司さんがまだ来ていないので帳面は無理だけど書き置きで良ければOKとのこと。
今回は貰えた!
とお願いした直後に宮司さんが来てタッチの差で書き置きタイプになってしまいましたが、まあ良かった。
今回は全区間自動車道路の歩きなので若干面白味に欠けますが、天気も良くて南アルプスを長めながらの歩きです。
甲府までは国道411号をそのまま歩きます。
特段語るような場所も無いのでひたすら歩くだけですが、甲府手前で身延線のガードをくぐって妙な感動を覚える。
なんかこういう象徴的な場所って好きよね、自分。
金手駅近くで直角に曲がりますが、ちょうどこの辺りが甲府の宿があったところらしいです。
お城が中心だけど宿は外れにあるのは当然か。
さすがに宿場の名残は無いですね。
さて宿の鎮守は何処かいな、と最寄りの甲斐奈神社へ。
こちらも社務所にお伺いしたら書き置きの御朱印を頂きました。
甲府市街は駅からちょっと離れた所を歩くので、駅方面をパチリ。
時間があれば城跡を見るのも良かったけど、今回夕方に用事があったので先を急ぎました。
市街を抜けるといよいよ南アルプスがよく見えてきます。
荒川を渡った所で振り返ると富士山も綺麗に見えました。
前を見ると南アルプスもデカデカと。
ああ、山行きたいわー。
ちょっと時間が早いのですが既に開店しているほうとうのお店を見つけたのでお昼としました。
やはり甲府にきたら食べたいですから。
もう少し先まで行ったら小作の支店があったのでそっちでも良かったか。
まあ、食べたい時が食べ時。
国道から分かれて旧道へ。
竜王駅脇の踏切を渡りましたが、丁度貨物列車の入れ替えをしていて踏切が長い。
貴重な体験でしたけど細道の踏切が渋滞。
行き交う車に歩行者への余裕がなくて民家の隙間を見つけては車をよけてるという作業。
全く歩道がないのでちょっと怖いですね。
そういえば踏切の名前が信州往還道になってました。
確かに甲州街道というのは厳密には甲府までなのかも……
中部横断自動車道をくぐったり、中央線をくぐったり。
景色は変化に富んでいて飽きはしないんですが、ちょっと江戸時代の街道らしさを感じない。
今回唯一旧街道っぽかったのは塩崎駅を過ぎて中央線にぶつかるような感じで折り返したこの場所。
本当に短いこの道の細さがそれっぽいw
その後はひたすら歩くだけですが、ちょっと広いところに出ると南アルプスと富士山
角度的に手前の山から離れたせいか富士山がさっきより大きく見えます。
最後は線路沿いに歩いて韮崎の町へ。
街並みとしては普通の地方都市って感じでしょうか。
もう少し大きい街のイメージがあったんですが、ちょっと寂しいかも。
今回はここまでなんですが、当然鎮守社に参る。
街道を外れて駅を過ぎた反対側を少し行った所に若宮八幡宮があります。
こちらは普通に社務所が開いていたので御朱印帳に頂きました。
帰りは15時前のあずさに乗りたかったので結構いいペースで歩きましたが14時半前には無事韮崎駅に到着。
駅からの見るシチュエーションの富士山もなかなか。
お帰りのあずさは次の改正で定期運転がなくなる車両でした。
記念乗車
ちなみあずさの右に見える平らな所が昔のスイッチバック駅跡。
昔の中央線はスイッチバック駅ばかりですね。
しかしお天気が良すぎて山も快晴。
「冬山もいいなぁ」と感じた街道歩きでした。