5月に富士登山のPart.1をしたのですが、さすがに馬返しから上は登山道だし天気の良い日に行こうとタイミングを見計らってました。
のんびり構えてたら「来週山開きじゃ」
さすがに山開き後は混みそうなので、好天予報の週末に行ってしまおう、ということで行ってきました。
とりあえず馬返しまで行くので前回帰りに乗ったバスで行くのですが……人多すぎでね?
ワンボックスのバスで絶対乗り切れないだろう
山開き前とはいえ、この好天ではそらそうだんわな。
結局はワンボックス2台とタクシーが1台で全員を送り届けるということでした。
タクシー会社が路線を持ってるから出来る柔軟な対応だね。
バス路線なのにタクシーが出てくるとは思いませんでした。
馬返しの登山駐車場も車が溢れて車道にまでいっぱいでした。
前回は帰りとはいえ乗客一人で登山者皆無だったのとは対照的。
まさかここまで人が多いとは予想してませんでした。
10時前スタート。
伝統的登拝道ということで石碑とかいっぱいありました。
道自体はもっと急な登山道を想像していたのですが、やっぱり巡礼の道だけに整備されているし、緩やかな道が延々と続く感じ。
秩父に行ったときの武甲山に近い雰囲気かも。
こっちの方が道は広いですが。
同じ霊山でも庚申山は急だったな。
10分ほどで一合目到着。
鈴原天照大神社がありましたが、かなり荒れてますね。
お社以外何も無いのでそのまま進む。
15分ほどで二合目に到着。
冨士御室浅間神社の奥宮があるんですが……崩壊している…
裏手に奥宮の社だけはあるのですが拝殿は潰れてました。
場所が場所だけに維持は大変なんでしょうね。
ここではなんとなくベンチがあったので小休止。
雨が降ったときに流れるであろう涸れた沢が完全に岩場。
富士山の溶岩がそのまま洗われたような感じで、火山なんだなぁと感じた景色。
11時前に三合目に到着。
一合目ごとに休憩所が存在したこと自体が富士講の大きさを感じます。
ここ三合目から見晴らしが出てくるので休憩にも楽しみがでてきます。
三合目でも十分に高いですね。
四合目は建物があったらしいけど看板のみ。
休憩箇所としては見晴らしが確保されていて休憩所としては今も機能してます。
なんか10分から15分ごとに休憩出来るので歩きやすいですね。
五合目手前にある、旧五合目の一つ?
ロケーションはいいように感じますが、やっぱり今の本道から外れてしまっているのは厳しいんでしょうね。
建物はまだしっかりしてますけど営業はしていません。
五合目たばこ屋跡。
昔は見晴らしが良い場所だったようですが、今はこんな感じ。
まったくないですね。
旧五合目を過ぎて車道に出たのでここで終わりかと思いましたが、小屋がないぞ?
と、思ったらまだ少し先がありました。
まあでもここまで来たら終わった感ありますけどね。
最後のひと登りをして12時佐藤小屋に到着。
想定より1時間以上早く着いて休憩時間確保。
このまま富士スバルラインの五合目に向かっても良かったのですが、やっぱり山小屋の雰囲気の方が好きなのでこちらでお昼ご飯としました。
富士山の小屋といったらカレーよね(偏見)
カレーライスは次回小屋泊で食べるだろうから、カレーうどんにしました。
良い景色を見ながらのお昼は美味い。
食後のんびりして、バス停の方に移動。
近いのかと思ったら結構距離がありました。
見上げた山頂方向にはまだ雪が残ってますが、来月にはそれほど気にならなくなるでしょう。
車が結構あるのは山小屋関係者が結構入って準備中なんですかね。
時間的に車での観光客が増えてきたのか、いかにも普通の服の人がこちらに向かってきました。
馬で散歩出来るのね。
ここからの景色は河口湖と山中湖を一望です。
いきなり俗世間的な新五合目へ。
こっちは普通の観光地ですね。
やっぱり小屋で飯食って正解だったわw
一生懸命登ってきたけど帰りは普通の路線バスです。
なんか不思議な山です。
ということで、富士登山の前哨戦で2回に分けて五合目まで登りましたが、次回がいよいよ本番です。
今回は好天に恵まれて非常に良かったですが、日が決まっている次回はどうなることやら。