本当は石神井川を歩こうかと思っていたのですが、20キロ以上あるので午後の用事に間に合わない。
そんな訳で以前歩いた隅田川の終点岩淵水門から先に伸びる新河岸川を歩くことにしました。
こちらも全部歩くと長いのですが、KAWAカードがらみで歩いているので都内部分だけです。
それだと10キロ程度なんですね。
今回は地下鉄南北線で行きました。
後楽園で乗り換えれば比較的楽でJR併用よりは安く済むのが良い。
午後の用事のために7時40分着。
8時に新河岸川に到着。
岩淵水門のところですね。
対岸の向こうに荒川があります。
ここが新河岸川の終点部分。
微妙に入り組んでいるのですが、向こうに見えるのが隅田川です。
新河岸川は隅田川の最上流部に流れ込んでいるので、隅田川の源流の一つですな。
少し歩くと国道122号線があります。
このまま国道下を過ぎても良かったのですが、ここには大切な使命があるのだ。
それがこれ。
河川を示すこの看板を撮影して持って行かないと都庁でKAWAカードを貰えないんですよね。
しかも都内区間で唯一あるのがここだけ。
厳密にはスタートの部分にもあったんですが、ひらがな表記側しか見えないのがね。
せめて逆向きだったら良かったのに。
もう少し先に行くとJRの橋をくぐります。
いつも電車で通る所ですが、下から見上げるのは初めてです。
電車に乗ってると荒川と新河岸川を一体で越えるので、二つの川に気が付かない人もいるかもしれませんね。
浮間付近は川に挟まれた地帯なので洪水が気になるところ。
その分荒川の堤防が巨大ですが、新河岸川の方は普通の護岸が続きます。
あとで地図を見たら朝霞で上流部分が荒川に放水されるようになっているようです。
上流の大雨はこの辺りには及ばない構造みたいです。
正面に見えるのは北赤羽駅。
川の真上に長スパンで駅が架かっている凄い構造。
舟渡あたりを歩いていると土手がないので川面を見ることが出来ません。
少し整備されたところだと上に遊歩道なんかがあったりしますが。
蓮根橋で今まで歩いて来た側が行き止まるので反対側に移動。
しかしこの日は快晴で本当に気持ちが良い。
上が道路、下が歩道の一風変わった舟渡大橋。
なんでわざわざこんな構造にしたんだか。
出来たときにニュースで言ってたような気がするけど憶えてないや。
最近こういうガスタンクあまりみないですよね。
ゴジラあたりに出てきそうではある。
板橋市場の脇を抜けて更に進むと首都高池袋線とそれに併走する国道17号の幅広い橋。
この下を抜けてもう少し進みます。
細い川の小さな橋がありますが、ここが東京都と埼玉県との境。
以前大泉JC付近にある調節池で歩いた白子川の終点がここです。
そのうちこの川も歩くことになるんだろうなぁw
河口はなんとも味気ないですが、向こうに見える土手は新河岸川のものではなく、荒川のもの。
ほんと新河岸川と荒川って併走しているんですね。
なんとか午後の用事に間に合うように10時過ぎに着きましたが、帰るためにはもう少し歩きます。
10分ほど歩いて高島陸橋がある交差点を渡って西高島平駅へ。
終点の駅ですが構造的には先に延ばせるようになってるのね。
駅自体対向式のホームなので始発駅としては不向きな構造。
東武鉄道辺りと接続させる計画があったんだろうか?
メトロとつながってるから今更無さそう。
とりあえず軽く10キロほど歩きました。
気ままな歩きには良かったけど、もう少し水辺感が欲しかったかも。