AIの進化

投稿者: | 2024年6月3日

世の中AIの話題に事欠かないですが、うちのPCもその手のツールが入ったという話。
珍しくディープな趣味系です。

高度なグラフィック創作とかそういうレベルでなはなくてツールとしてなんですが、最近は画像ツールなんかにも搭載されてきたりして結構身近だったりしますね。
大分前ですが、昔のゲームのオープニングなんかをHD化したりして遊んでいましたが(今もやってるけど)、新しいツールが入ったのでそれを使ってみたらどうなったか。

今回お題にするのはAQUAPLUSの「To Heart」PS版

家庭用ゲーム機なので、当時のテレビ環境があれでしたから非常に低解像度です。
出力自体はNTSCの480iなのですが、そもそもCD-ROM(時代だ……)に収まっているのが320×240という動画(実際は320×160を真ん中に表示しているのですが)

4K時代ですが、デスクトップレベルならHDなのでやってみましたが、かなりの差が出ました。
まず最初に元の動画から(今回の画像はHDです)

元動画
素材が320×240からなのでかなり無理があります。
ギザギザというかぼやけが酷い。

従来のプラグイン
こちらはAfter Effectの昔のブラグイン(有料)を使用したもの。
ぼやけは残るものの、低解像度をなんとか補おうとしています。
静止画なので不満も残りますが、動画としてみるとそれなりに見られる感じに仕上がってます。

Topaz Video AI
こちらが最近遊び道具に加わったTopaz Video AIを使用したもの。
なんか髪の色が明るくなりすぎてる感はありますが、ほぼほぼ輪郭線はイメージ通りに復元されています。
心の目で見るとこうなるwってイメージを落とし込んでる感じ。

賛否はあれども、4.5倍伸張でこれだけのものを作れるのなら立派。
AIがもてはやされるわけですね。
PCの性能が上がった影響もかなりありそうですが、人が介在する余地は残してもらいたいかな。