ダムカード歩き~、なのですが今回も前回に続きダムらしからぬ利根大堰。
取水堰ですね。
管理所のお隣に石碑群があったので覗いてみたら、江戸時代の見沼代用水の取水口でもあったのね。
意外と歴史ある場所だった。
取水口からこんこんと水路に向かって流れる水の量が半端ない。
昔首都圏の水道水として武蔵水路で利根川から荒川に水を送っていると聞いたけど、農業用水として見沼代用水と埼玉用水の取水口だったのね。
ついで付近農業用の邑楽導水路 も。
ここだけで埼玉中部の広域水利を賄ってるわけでデカい訳だわ。
利根川もここでかなり水を取られてるはずなのに、下流も十分水量があるのがさすがだわ。
堰のすぐ横に魚道を観察できる場所があって開放されてました。
流れが強くても意外と小魚なんかも遡上してるんですね。
時季を選ぶと鮭の遡上も見られるそうな。
広々とした河川敷でいつもの珈琲。
草むらでやるわけにもいかないので、土手の階段でやってました。
まあ、ほぼ人は来ないし。
ダムカードは、平日なら管理所で頂けるのですが、土休日は「忍城バスターミナル観光案内所」で配付しているので、そちらに移動しました。
行田市は秩父鉄道の行田市駅側が中心部なので、馴染みのない街でしたが、城址公園なんかもあって環境が良さそうな街ですね。
今回頂いたダムカードは2枚。
武蔵水路はダムじゃないけど、その付属施設ってことなんですかね。
せっかくなので観光案内所で良さそうなお昼ご飯の場所を聞いたら近所ということで教えてくれました。
元地域の信用金庫の本店だった建物だった場所だそうで、今はカフェとして使われています。
チキンライスを注文したらなんかお子様仕様だったw
JR高崎線で行くと中心部から外れた場所に行田駅があるのであまり目立たない街ですが、古墳や城下町、利根大堰と意外と見所の多い街ですね。
さて、次回は本庄市内のダムかなぁ。