東京川歩き、今回は旧江戸川です。
旧江戸川と言うくらいだからその昔は江戸川だった川というイメージですが、歴史で利根川の東遷を教わると違う物が見えてくる。
江戸時代より前は利根川なんですよね(厳密には違うんですが)
ということで今回は利根川歩きいたいなものです。
今回の最寄りは葛西臨海公園駅です。
すっごい久しぶり。
京葉線も久しぶりに乗りましたが、本当に各駅停車ばっかりなのね。
それはそうと、以前よりお客が多くなってる気がするのはディズニーランドのインバウンド客かなぁ。
公園の千葉寄り、ディズニーランドが望める河口があるのが旧江戸川です。
早速上流に向かうわけですが、地図には道とか無かったので大回りになるのかなと思ったのですが、向こう側に渡れるスペースがありました。
なんか他にも抜けていく人がいるし、踏み跡が結構あるので釣り人とかがここを抜けてくるんでしょうね。
線路、湾岸道路の向こう側はしっかり歩道が整備されていて、広々とした気持ちの良い歩きです。
やっぱり江戸川は広いですねぇ。
この川にある特別な景色って、やっぱり妙見島ですかね。
昔は中州の一つだったようですが、護岸を固められて島になってますが、川の中にある島です。
一応東京都側にあるのですが、23区にある有人島ってちょっと面白い。
目立った店とかはないから行く機会はないんですけどね。
今回は特に渡りませんでしたが、対岸からのスケッチです。
さらに進むと新中川との合流点。
以前歩いた旧中川から江戸川にバイパスするための流路ですね。
今回は旧江戸川なので、右側に向かいます。
旧江戸川沿いは遊歩道的な所は少ないものの、意外と歩ける所が多くて散歩にはいいですね。
魚釣りをしている人が多かったのが印象的でしょうか。
あと造船所が多かったのも特徴的だったかな。
川岸の道路に飛び出した造船設備。
元の私有地を借りて道が作られているんですかね。
既得権なのか建築基準的にどういう扱いなのか気になりました。
11時40分に江戸川閘門に到着。
水門だけじゃなく、閘門があるのが特徴。
江戸川区が海抜ゼロ地帯ばかりなので、常に川の水位を下げておく必要があるんでしょう。
閘門は船の通り道ですが、水の通り道はこちらの江戸川水門。
たまたまですが、江戸川からの水を流す時間に当たったようで、水門が動く音とともに波立つように旧江戸川に流れ込む水。
おそらく引き潮に合わせて流しているんでしょうけど、河川事業のリアルを見た思い。
ということで、向こうに見えるのが江戸川。
旧江戸川はここまでです。
歩くには適度な距離でしたが、休日の良い運動になりました。
次回目標は野川。
いつかなぁ。