リアルの方です、月一の体力作り。
今月も行ってきました。
暖かくなったしねー。日が伸びたしねー、雪も大分減ったしねー。
ということで南ではなく北側の山へ。
さすがに冬場降雪の多い山はまだ無理だけど……
今回は栃木の高原山。西平岳から縦走して釈迦ヶ岳までが目標。
1,000m付近からのスタートです。
昨年末雪で黒滝山を断念したから装備万端時間もたっぷり確保。
登山口に来たのが朝の6時前。眠いっす。
最初は雪も溶けてて順調だったんだけどねぇ。すぐに雪がお出迎え。
まぁ、この程度ならどうってことは無いのだけれど。
しかし1,500mを越えた当たりからは積雪も所により1mくらい。
氷結してるから雪の上を歩けるけど、30度の坂は無理~。
我慢してたけどここでアイゼン装備。
7時半に西平岳山頂に着いたー
と思ったら違ったらしい。なんだったんだ? ここは。
ちょっと進んだら小さなお社がありました。
山頂にある訳で無しなんだか不思議な感じ。
更に雪道(道無いけど)をザックザックと登って多分こっちが本当の西平岳山頂に到着。
視界が開けてすんごい綺麗。空も雲一つ無いし。
事実上こっからがスタートで尾根づたいに歩いて行くのだけど、足を滑らせると確実に死ねます。
自然と足取りも慎重になります。
で、しばらく歩いたらいきなり雪が全くない火山岩質の荒れ地に出ました。
そこには高原山神社のお社が建ってるしなんなんだろ。
火山性で地熱でも持ってるのだろうか。
再び尾根沿いに歩くと雪庇もあったり景色に飽きがこないですねぇ。
崩れるとそのまま転落する訳ですが・・・
そして今回最大の難所。
まさに岩登り・・・まぁ、登るのはいいんですよ。
問題は越えた反対側(右の写真)
雪の向こうが絶壁になってる~
しかしここを降りないと先に行けないので、慎重に足場を固めながら転落しないよう降りていく。
いやー、怖かった。
しかし、実は帰りがもっと悲惨で雪の絶壁を登るという状況。
木の枝を頼りに滑落だけしないよう確保して壁を登るトカゲの有様でした。
真面目に足元の雪が崩れたら転落してましたよ。
雪がなければ普通の岩登りなんだけどねぇ。
冬はこのコース危険すぎる。
樹木が無くて見晴らしは最高なんだけど、すなわち雪がモロに積もっているわけで。
ええ、登りましたよ。
ジグザグに勾配を緩和しながらゆっくりと。
ここで転ぶとそのまま下まで滑れます・・・
9時半に釈迦ヶ岳の山頂に到着~
11時近くなるかなぁ、と思ってたので思いの外早く着きました。
釈迦ヶ岳だからだろうか……仏像がある。
山頂からの景色は最高でした。
日光から那須、会津までよく見えました。
写真撮りまくってきたけど、こういう景色にはやっぱり一眼が欲しいなぁ。
(追記)動画もアップしてみました。
目標到達したらやっぱりラーメンすなぁ。
これやるために重い機材と水持ってくるのもなんですけどw
今回春先とはいえ本格的な雪山登山となりましたが、楽しかった。
怖かった部分だけ除いて。
人いないかなと思ったけど5人くらい登ってくる人がいて驚いたけど、縦走コースを取った物好きは自分だけだったみたい。
さて4月はどこに行こうかなぁ。