三日目

投稿者: | 2014年10月8日

朝~るんるん
ということで前回からの続き三日目の朝である。

南岳槍ヶ岳
この日も快晴。
当初予定では山頂予備日として一泊槍ヶ岳山荘に泊まる予定だったんだけど、さてどうしたものか。
前日山頂まで行ってしまったし目標は達成してるので南岳経由で余裕を持って槍沢まで降りて一泊するかととりあえず計画を立ててまず前日行った道を歩く。

登山道槍ヶ岳山荘
フル装備で歩くとさすがに重い。
とはいえ1時間ほどで前日も来た槍ヶ岳山荘に到着。
まだ7時……

槍ヶ岳山頂大喰岳方面
「もう一回登ろうかなぁ」と思ったけど、山頂人がいっぱい、登ってる人もいっぱい。
既に十分堪能してるしあえて人混みの山頂に行くこともなかろう、と山荘で水分補給してまずはお隣の大喰岳にゴー右斜め上

大喰岳
しかしなんですな。
山というものは近いようで延々と着かなかったり、遠くにあるようで意外と近い。
大喰岳は近かったw 30分ほどで到着。

尾根道中岳
楽しく雄大な尾根歩き。
更に30分程でお隣の中岳に到着。
看板がチトくたびれてます。

ヒュッテ大槍方面槍ヶ岳方面
振り返ればあそこから歩いてきたのね~
前泊したのは尾根上に有る方の建物。

南岳方面笠ヶ岳
しかしこの尾根歩き最高に楽しい。
隣のピークが近いせいか表銀座縦走より変化があって面白いですね。

南岳穂高岳方面
そして9時過ぎに南岳到着。
奥に見える穂高岳、と南岳小屋。
ここからの穂高方面の景色は確かに最高かも。
なんとなく地味な南岳ですが登って眺めるにはいい山ですね。

大キレット
そしてまっすぐ降りずに遠回りして見たかった大キレットが目の前に。
おぉ、すげーexclamation

さて、ここに来てまだ10時前。
このまま降りても昼ぐらいに槍沢ってのも芸が無いなぁ。
ちょうど大キレットを越えてきた人と会話したら自分の技量でも行けるという確信を得たので行くexclamation×2

大キレット
スタートからヒートアップするような下り。
下った分登るのでゲンナリですなw

大キレット2大キレット3
初めの方は意外と大人しめ。
険しい登山道に毛が生えた程度かな。
それでも両側が切れ落ちてるので高いとこダメな人は駄目そうですけど。

大キレット4大キレット5
マイペースで歩いてたら前のパーティーに追いついた。
自分じゃ気にしていないんだけど、自分のペースは結構速いらしい。
モデルがいると激しさが際立ちますねw

大キレット6大キレット7
まあ、こんなところを好きこのんで歩くのもどうかと思いますがアドレナリン出まくりでそれが楽しいらしい。
足滑らせたらどこまで落ちるのやら。

大キレット8大キレット9
こういう所も降りた先から見ると意外と普通なのね。
ボルトで足場があったり鎖で転落防止は出来るので実のところそんなに怖くない。

上からの図
上から見るとこんな感じ。
尾根から一段下りただけ。
でも場所が場所って感じ?

大キレット10
こういう所の方が足のかけどころを誤るとバランス崩して余程怖い。

飛騨泣き
最後に後ろの人をモデルに飛騨泣きでパチリ。
丁度岐阜側から信州側に乗り換えたところですね。
足元分かりづらいですけど足先サイズの足場があるだけで宙に浮いた状態。

まあ、大キレットってこんなところですがヤマノススメしたい人は覚悟して聖地巡礼して下さい。
帰ってからヤマノススメ見て楓が大キレット行く宣言してて爆笑しました。

大キレット11
過ぎるところを過ぎてしまえば後は余裕。
一休みは景色最高。
とはいえ最後の登りがありますけど。

北穂高岳北穂高小屋
登る先に見える北穂高小屋。
ようやく登り切って到着。
まだ12時半でしたけどいい加減疲れたw

北穂高岳
小屋の裏手徒歩1分にある北穂高岳の山頂。
楽だw

もうこれ以上行動する気になれなかったのでこの日は北穂高小屋に宿泊。
後は下山するだけ、とはいえ上高地まで6時間の行程なので夕飯まで寝る。

日の入り
夕方山頂はガスも出ずに天気が良かったので夕日を撮影。
まさに日本海に沈む太陽の姿に感動。

3日目は充実過ぎる内容で夜景撮影もしたのですが長くなったので4日目に続く