この前の土曜日は天気が怪しかったので出掛けを見送ったものの日曜日は良かったので出張ることにしました。
とはいえ本格的な山に行くと月曜日の仕事に差し障りがありそうだったので、先般埼玉コースを終わらせたばかりの続き「関東ふれあいのみち 群馬県コース」に行ってきました。
まぁ今回はダムを登るだけの非常に軽いコースなので丁度いいですが、もう群馬コース入るのか……
ということで今回も登仙橋まで移動です。
前回と同じパターンでバス乗り継ぎです。
11時に登仙橋をスタート。
今回は「三波石峡」をテーマに据えたコースになってますが、峡谷でなく上の車道を通れという指示。
峡谷は降りて見学をするだけの指定のようです。
しかし正規コースは前回歩いたので今回はバリエーションで川沿いの岩場を歩いて上流へ向かうことにしました。
早速一番手前の降り口から降下。
しかし道らしい道がない(予想はしてたけど)
一応踏み跡らしきところはあるのでそこをたどって行くとどうやらその場を歩き回った跡のようで先がない。
まあ、でも上流に行ければいいので岩場の状況を見てコース取りしながらスタート。
ちょっと失敗したことが。
今回は山登りもないトレッキングコースという認識だったので靴を平地向けにしたのですが、川辺の石は苔で滑るし峡谷なので結構険しい岩登りも。
崖登り用の装備にすれば良かったとちょっと後悔です。
下手な崖登りより難しい……
最初の区間は完全に藪漕ぎ岩登り状態でしたが、次の見学地点から先はなんとなく川沿いの道もあるみたいです。
こんな感じで鎖が岩場に張り付いてました。
まあ、歩く人は極めて少ないようですけど。
ピークが最初にきた感じですが叢石橋まで無事到着しました。
汗だくで到着したら、そこにいた人から「どっから来たんだ?」みたいな顔されましたw
ここから見る下久保ダムもいい感じですね。
埼玉コースとは逆ルートで登っていくのですが途中に前回話題にした分岐点が。
こんな感じで短絡路がありましたが、地図を見る限り群馬県コースはこっちに指定されています。
埼玉県コースは車道まんまなんですよね。
登っている途中でこんな看板を見かけました。
なんかイベントでもやってるのかな?
そんな感じで特に気にせず登っていくと水資源機構の職員の方がダム見学コースの案内をしていました。
どうやらダムの中を見学できるらしいです。
しかも今回初めての試みだそうで普段は行けないところなのが非常に魅力的。
「しかし終点はダムの反対側だしなぁ。興味はあるけど指定道を通らずに反対側に行くのもなんだしなぁ。」
しかも「途中狭隘な場所もあるのでリュックがあると厳しいです。」とのこと。
としばし悩んだものの、その場に荷物をデポして戻ってくることにしました。
小一時間もあれば戻ってこられるし今回は時間に余裕がありすぎて……
ダムの中とはいえ見かけ上は単なるトンネル。
狭い作業通路を延々と歩く感じです。
でもなんか秘密基地っぽくて好きw
途中大きく降りて登る箇所がありましたが、後でよくよく考えたら放水口を避けて上下したみたいですね。
最後は梯子を上って更に長い階段を登り出口へ。
梯子では転落防止のための命綱も用意されてて有難い配慮ですが、臆する人もいそうな感じ。
下久保ダムも水が少ないと言われてますが本当に少ないですね。
前回来た時より更に少なくなってます。
こうして目の当たりにすると節水の必要性を余計感じます。
元の箇所に戻る途中、別口の見学コースも解放されてました。
こちらはダム下までエレベーターで降りられるそうなので、荷物を取ってきてから再度寄り道で降りてみることにしました。
先ほど歩いた通路はB1でしたが、今回はB4まで降下。
ちょうでダムの根本に出るのですが、とにかく通路が寒かった。
気温10度くらい。
水面上と水面下の温度の違いが如実に体感出来ました。
下に降りたところで丁度ダムゲートを操作するデモンストレーションをやる放送が聞こえたのでお弁当を食べながら待機。
今回も出掛けに買ってきた駅弁ですw
本当はコンロで味噌汁を作る予定だったんですが、ガスを使える雰囲気でなかったのでペットボトルのお茶で我慢。
13時から音もなく「んん? 動いてるっぽい?」というくらいゆーっくりゲートが動いてました。
飽きたので早々にダム上に戻ったら機械室が動いてる所も見学出来ちゃいました。。
それくらいかけてゆっくり開閉するんですね。
あちこち寄り道しながらの今回の歩きですが、本来の歩きに戻った途端淡泊……元々全行程1時間半のコースだし。
見どころらしい見どころも無いのですがバスの関係で1時間で歩ききる(無理w)か4時間かけるかの選択になります。
コース自体は湖岸歩きなんですが、地形的にあまり風光明媚とは言えないのが残念。
でもコースを少し外れたところに満水時に水没してる集落跡があってなかなか趣のある感じでした。
景色もそこそこに良い。
バスの時刻合わせのため景色を見ながらお茶(ならぬ味噌汁w)を頂きました。
ところでコース上、最後の分岐で管理センターに向かうように案内が出ているんだけどマップではそのまま寄らずに直進なんですよねぇ。
最寄バス停の案内が「活用センター入口」でなく「保美濃山」なのを見る限りマップの方が正しいように感じるのだけどどうなんだろ(一応両方歩いた暇人)
最後に次回の入口を確認しつつバス停に到着。
しかしバス少ないわぁ。
今回距離、時間ともに短いこともあっていろいろ寄り道をしましたが、寄り道ネタが無いとちょっと辛いコースかもしれないですね。
次回はいつかな?
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
8:27 京浜東北線(大宮行) 8:30
上野
8:35 高崎線快速アーバン(高崎行) 9:56
本庄⇒本庄駅南口
10:01 朝日バス(神泉総合支所行) 10:45
神泉総合支所⇒支所前
10:53 神川町営バス(冬桜の宿神泉行) 11:00
登仙橋
<帰りのお風呂>
帰りのバスを「桜山温泉センター」で途中下車すると「桜山温泉 -絹の里 別邸-」があります。
バスは2時間に1本程度の運転なので立ち寄りも可能だと思います。
<山バッジ>
今回もバッジはありません。