M3に行って改めて思ったこと

投稿者: | 2022年4月24日

今回は完全に雑記です。

M3
さて、春のM3に久しぶりに行ってきました。
ここのところGWは春山に行くことが多くて行けてなかったのですが、春としては久しぶりの参加です。
秋は行っていたのでイベント自体は行っているのですけどね。

最近は自分のお気に入り系統が廃れ気味、というか新規開拓していないからかもしれませんが、電車代、カタログ代を考えると近所のショップで買った方が全然お得です。
それでも現地に行くのはこの時くらいしか会えない人もいるし、現地ならではの雰囲気や意外な発見があるかもしれないからですね。
昔と違ってネットでほぼ試聴が出来るので、買うサークルは事前にほぼ決まってしまいます。
だから余分なお買い物はしなくなりました。
昔に比べて散財することが無くなったのでその点はありがたいです。

midiデータで試聴したり、重いmp3たらーっ(汗)を一生懸命ダウンロードして聴いていたのは良い思い出。
通信も従量課金だったから好きなゲームアレンジを試聴していたくらいかな?
だから現地でのジャケ買いも多くて、当たり外れの大きい同人ジャンルだったと思います。
本当に良い環境になりました。

昔語りはそれとして、今回もほぼ満遍なくサークルチェックさせてもらったのですが、これも一昔前と変わった気がします。
以前はそれぞれが独自のWebページを持っていたりして、過去作品から現在に至るまでの足跡なんかを辿ることが出来たのですが、動画配信サイトが中心で曲そのものしか辿れないんですよね(曲自体がその人の歴史という点では正しいのかもしれないけど)
そのせいか、サークルというよりはその時に発表された曲だけとの刹那的な接点という気もします。
あと視覚的演出が強すぎて音に集中できない……見なければいいんだけど、つい見てしまうw

自分が音系サークルに求めるのがボーカルでは無く作曲編曲の個性なので、余計そうなのかもしれません。
ボーカルってしょっちゅう入れ替わるし、やはりボーカルによる色付けってウェイトが高いんですよ。
自分自身歌い手のお気に入りもいますが、やっぱり同人に求めるのは曲るんるんの個性かな?
個性だけで無く当然自分の好みもありますけど。

でも音源がプロと遜色なくなってきたおかげで、「商業風味」に音が豪華だけどつまらないものも増えた気がします(極めて主観的な感想です)
まあ、ゲーム的な音楽が商業ベースで増えたからかもしれませんが、それならエンジニアがしっかりしている商業作品(一部アレなレーベルもあるけどバッド(下向き矢印))を聴くというのが自分の姿勢なので、最近は同人イベントで買う枚数は一桁くらいになりました。

アレンジ文化が廃れたのも聴かなくなった一因となっているかな?
原曲を自分色に染めてやるexclamation×2的なアレンジャーの聞き比べが面白かったのですが、権利関係が厳しくなって壊滅的です。
時には知らない曲でも原曲が気になって買ってみたりしたけど、アレンジャーが凄すぎて原曲の方がしょぼかったとかw
東方界隈で残ってるけど、やっぱり同じ曲っばっかりじゃつまらんよ。
ボーカロイド界隈がそれに近いのかもしれないけど、ボーカルメインの文化だしね。
どうも取っ付き難いです。

イベントオンリーの一日版権とかM3の事務局がやってくれると面白そうなんですけどね。
音楽業界はそういうところ大手が多くて難しいだろうな。

長々と書きましたが、今後もこの趣味は続けていくだろうしイベントにも行くけど、浅く付き合いながらこの界隈がどう変わっていくのか、それはそれで楽しみです。