ここのところストレスの溜まる状態が続いたので、純粋にのんびりしたい気分。
「そとりあえず温泉に行くか」ということで日帰り温泉を物色したのですが、「道の駅電車旅もいいな」となり、急遽手配をして5月31日に出かけてきました。
週末に雨が続いたのでアウトドアもままならない。
今回は山登りでは無いので結構ゆっくりめな「ちちぶ7号」でお出かけ。
いつの間にか会員登録不要でネット指定券が買えるようになっていて助かりました。
乗り合わせた老夫婦が列車のことをレッドアローと言っていたのが、ネーミングって大事だなって思います。
お天気悪いし出かける人も少ないのか空いてます。
この電車、正丸トンネル内の信号場で交換待ちするので貴重体験。
しかし反対を通過するのが普通電車なのがまた面白い。
優等列車の存在意義……(大袈裟
横瀬では秩父鉄道乗り入れの長瀞行き接続。
短絡線を使う関係で西武秩父は通りません。
前方の4両を切り離した後なので、屋根のないところに全車両止まっていて乗り換えの人が大変そうでした。
終点の西武秩父では切り離された片割れの三峰口行きに接続。
以前はこの電車、池袋駅からの直通快速急行で山登りに便利だったんですけどね。
今は飯能で接続する急行からだと座れないので使わなくなりました。
特急から反対ホームで乗り換えかと思ったら跨線橋使用でした。
折り返しの都合特急ホームは固定っぽい。
クロスシートなこの電車、旅気分になれるので個人的に好きです。
初めて三峰口まで乗りましたが、秩父鉄道線内の景色が新鮮でした。
でも基本使えない電車なんですよね。
その理由は後述。
ローカルなターミナル情緒いっぱいの三峰口駅に到着。
そこそこの規模ななのに昭和な木造駅って東京近辺ではなかなか無いですが、利便性が悪いせいであまり使われないのがちょっと哀しい。
その理由がこの三峯神社行き急行バス。
大輪からロープウェイの時代は秩父鉄道バスだったのでここが始発だったんですが、今は西武バスなので西武秩父から急行バスとして三峯神社まで行けます。
このバスも西武秩父で特急から乗り換え可能なので三峰口まで来る意味がないんですよね。
しかもここからだとまず座れません。
今の時代バス運転士も確保大変だし、三峰口~影森のローカルを西武秩父発着にして輸送の分業をしてもいいような気もするけど。
この日は悪天で行く人が少ないのか、座れたっぽい。
今回は座ってのんびり行くつもりだったので、この後に出るローカルバス待ちです。
バス待ちで20分くらいあったので情緒ある駅蕎麦で遅めの朝食。
ここ雰囲気が好きなんですけど、SLが走る日しか営業してないから、冬に山登りできても食えないのが残念。
本来中津川行きですが、道が普通のため小双里行き(まだ開通してないのか
お客さんは自分一人だけで、こういうとき妙に緊張する。
「目的地教えるから各停留所の案内放送とかいらないから」って言いたい。
ということで今回の目的地、道の駅大滝温泉です。
家を出るときは小雨でしたが大分強くなってきました。
今回歩かないから関係ないけど。
温泉の後には、戸田牛乳とわらじカツカレー(また食ってる
秩父に来たらこの牛乳は外せない。
瓶もそうだけど、キャップが昔のまんまなんですよね。
小鹿野町の会社らしいので、完全に地域密着企業ですね。
お天気が悪いせいか、観光客皆無。
かなりのんびり出来ましたが、そのうち土砂降り雷雨となってました。
屋内だからいいけど……
帰りは早めのバスながら、三峯神社からの急行バスなのでどうかと思いましたが普通に座れました。
想像より乗ってましたが、皆さん雷雨で切り上げてきたのかな。
さすがに登山装備の人はいませんでした。
帰りはせっかくなのでSL列車に乗ってきました。
客車に乗ってしまえばSLもDLもELも一緒なんですが、個人的には12系客車が良かった。
夜行の急行列車に乗った時以来でちょいと懐かしかったです。
お天気悪いし、上り列車ってのもあって、車内は空いてました。
もう少し晴れてて暖かければ窓全開も良いかなと思ったけど、この日は寒かったw
しかしSL列車には発電機のディーゼルエンジンは無粋かなぁ。
その点、真岡鐵道の50系は良かった。
究極は旧型客車なんだけど、マニアな乗り鉄ばっかりで旅情もクソもなくなるからなぁ。
2時間ほどかけて熊谷に到着しましたが、SLらしい力強さというよりは、煙吐いてるアトラクションって感じでした。
やっぱり山から下ってくる方は惰行運転なので面白味無いかも。
もっとも機関車の次の車両以外は関係ないですけどね。
単に思いつきで出かけた感じでしたが、色々盛り込んだ小旅行となりました。
次回は両神温泉に行ってみよう。