システムドライブの基本構成が安定したので、データ向けドライブのRAID環境を構成するためのホストアダプタを組み込みます。
普通これをやる人はほとんどいないと思いますが、過去にHDDクラッシュによるデータ喪失を経験して以来個人的にこれは必要不可欠なパーツになってます。
OSやチップセットでも RAID は可能ですが、マザーボードが死んだら読み出しが困難になるのでデータはマザーボードからは独立させたい。
まあ、最近だとNASかクラウドに保存なんだろうけど速度的な取り回しが全然違うので新規で買うならこっちかな。
今までは 3ware製を使っていましたが、当のメーカーは LSI Logic に買収されて、その LSI Ligic も Avago 買収されていて、今さら 3ware にこだわる必要もないので【Adaptec RAID 8805】にしました。
この間、何度かキャッシュ損失を経験したので今回はそちらの対策も合わせてキャパシターの【AFM-700】も買ってしまった……
問題は完全にサーバー向けのボードなので冷却系を自前でやらないといけないこと。
冷却には 200LFM ってあるんだけどどんなものだか。
とりあえず一度組み込んで動かしてみる。
15分ほどでけたたましく鳴り響くブザー音。
ホストカードの過熱警報ででした。ヒートシンクが激熱い……
んー、推奨200LFM とあるけど50mm角のヒートシンクでは計算値およそ5.6CFM の風量なのね。
なら50mm角の静音ファンで8.1CFMあれば大丈夫か?
とりあえずヒートシンクににわか工作で取り付け。
起動開始後、なんとなく釣り合ってるっぽいけど微妙に温度上昇しているような……30分後、触ると熱い。
連続稼働だとちょっと不安が残るので更に高速タイプの11.9CFMのファンに換装。
ちょっとうるさいけど明らかに風量が違う。
3時間ほど連続稼働させた結果、温度上昇に問題ないので、どうやらこれで問題ないみたい。
しかしファンを取り付けた分、2スロット厚になってしまった……
冷却系を模索した結果ホストカードの取り付けだけで数日停滞してしまいました。
参ったね。