珍しく山以外の趣味的な話。
月一回、「例会」と称して仲間内でアニメ視聴会的なものやってます。
数人で一緒に見る感じなので上映会ほど大規模じゃないのですが、世代が違うせいか持ち寄る作品も様々で面白いです。
じゃんけんに勝つと次回担当として作品(1クール相当)と自分の思い出の食い物(ソウルフード)を振る舞わなければならないという意味不明な会なのですが、ここ数回自分の担当が続いている……
先日の例会では原点回帰で「To Heart」を見たのですが、改めて観るとセル画独特の質感だったり動きだったりと古臭さを感じつつも、逆に省力化やCG化で失われた表現とかあったりで新鮮な感じがしました。
アニメもそこまで突っ込んで一所懸命に見ている訳ではないので論ずるのもおこがましいのですが、例えば髪の毛の動きだとかちょっとした仕草だとか無くてもそれ程気にならない部分に妙なこだわりを感じた次第。
どの作品でもそうなんだろうけど特に1話はねぇ……逆に1話切りの根拠はそれなんだがw
当時はゲームと違ってストーリー性の無さもあってそれ程良い作品だとは思わなかったけど、おっさんが学生時代を懐かしむには最高に良い作品でしたw
多分アニメーター(おっさん世代)のこだわりなんでしょう(違う
で、ちょっと思ったのが最近はこういう日常的な表現(日常系ではない)の作品て無いなと。
ギャルゲ作品を例えに出すのもアレだけど、無駄に気合の入った作品というのは見ていて楽しい。
テンプレ的な萌えや原画や作画の綺麗な作品ってのは有るけど、正直萌えというよりフェチに近いような感覚の作品はとんとご無沙汰な気がする。
オープニングだけとかなら見かけるけど。
キャラ性、ストーリー性が中心のラノベとは親和性が悪いのかもしれない。
単に自分がトレンドにのってないからかもしれないけど……
ただ作るとなると労力に効果が見合わないから作らないだろうし、そもそも作品として作れるだけの実力者が集中していないと無理でしょうね。
分業や多産状態の昨今では技術者分散の電機業界よろしく才能の集約は望めないだろうし難しいのかもしれない。
そもそも商売として成り立たない現状(これが一番悪い)
単なる懐古趣味なのかもしれないけどたまにはそういう新作を見てみたいと思った休日。