歴史的な順番でいくとWAの次に来るのは「PS版 To Heart」なんですよね。
AQUAPLUSブランド第一号作品になる訳ですが、当時のコンシューマーの移植規制に負けずそのままのタイトルで出たのは語り草です。
さて、動画作成的にはこれちょっと厄介でした。
とりあえずブランドロゴとオープニングは動画なのでゲームディスクからSTRファイルを抜いたのですが、
ブランドロゴは(320×240 15fps)でオープニングは(320×160 15fps)というサイズ。
オープニングは画面の一部に動画を流していたんですね。
知らんかった。
ブランドロゴはアップコンバート出来るのでそのまま流用(めっさ小さいけど)
オープニングはタイトル画面と合わせるのでどうせエンディングの動画も録画しないといけないのでキャプチャーすることにしました。
最初RGB21ピンからキャプチャーしようかと思ったのですが、ゲーム機とビデオキャプチャーの間にアップコンバーター挟むことになるので画質がいまいち。
PS2ならD端子から直接アナログ出力をキャプチャー出来ることに気が付いて
(PS2)→(XCAPTURE-1)と繋いでUSB経由でアマレコTVで録画しました。
PS2の仕様上(720×240p)というなんとも中途半端な動画が出力されるのですがここで一つ困ったことが。
「これってNTSC出力だよね。ってことは正方形ピクセルにすると歪んでる?」
そっち方面あまり詳しくないので出力されたオープニングをほぼ同じカットのアニメDVD画面とにらめっこ。
1か0.91の違いのなので大して変わらないのですが、気になりだすと気になるw
調べて気がついたのですが、どうもゲーム用の動画作成時点でNTSCを考慮してないっぽい。
つまりNTSC動画として編集するとキャラが細くなる……
アニメのDVDが間違ってる可能性もあるのでアニメの原画集を引っ張り出してきて見比べたらやっぱりゲームの動画に問題があるっぽい。
しかしこれを考慮して横に伸張するとタイトル画面でバランスが崩れるというジレンマに陥りました。
ここはゲームで見ていた画面を尊重ということでNTSC処理して細いキャラに妥協しましたがこれはちょっと意外でした。
比較しないと見た目分からないレベルですけどね。
そんなこんなで元の小さなムービーを無理矢理HDまで引き延ばしているので動画としてはかなり粗いですが、それでも結構見られるように出来たかな?
音の方はPS版サントラから拾ってるのでゲーム出力より良くなってます。
ロゴだけはオリジナル動画から拾うしか無いのでオリジナルのままになってます。
(追記)
何を勘違いしてたのか、RGBがdot by dotの1:1出力と勘違いしてました。
それはある意味合ってるんだけど、10:11の生データが表示されてるんだから、そら細くなるわな。
ということで、横に1.1倍して解決しました。
お粗末……