三連休なのに晴れの日が1日しか無い残念連休。
貴重な晴れ間を何に使うか考えた結果、いつものIKEカードついでに里山歩きをしてきました。
とりあえず青梅線の河辺駅まで移動。
青梅特快利用なので乗り換えなくて便利。
駅前からバス利用なのですが、西東京バスではなくて西武バスなんですね。
入間市駅行きなので納得。
埼玉県との境界近くの小峰屋前バス停で下車。
調節池なんか必要なさそうな丘陵地ですが、角を曲がったら納得。
明らかに低い土地に家がいっぱい建ってる……わざわざそんな低い土地に住まなくても、と思いつつ丘の上は昔からの土地だから宅地化されないんでしょうね。
下に降りたところの橋の脇が調節池の取水口でした。
こんな郊外にも調節池を作ってるのがある意味すごいと感じつつ、バス停を降りて5分で用事が終わったw
このまま帰るのももったいないので、今回は近場の里山を歩くことにしました。
県境ということで、境界の山を歩いてみようかなと。
ここを起点に歩くと、以前青梅から雲取山へと大縦走した成木町に出られるんですよね。
つまり以前歩いた手前側を今回は歩いてみようって趣向です。
最初は県境を道が通っているのですが、林道に入る地点では県境とずれています。
山道というよりは、治山用の林道ですね。
簡単なハイキングコースとして案内看板があるので、里山特有の道迷いは大丈夫そうです。
きっちり尾根境が県境になっているわけでは無いので、最初の入口は青梅市側。
この標識は青梅市が建植したもの。
左の写真の地点で県境が谷筋から尾根に登ってきます。
右手の林道は入間市と飯能市の境界となっているので三叉路まんま青梅市、入間市、飯能市の境界なのが重い白い。
左手の県境の道を歩いて行くと、飯能市が建植した標識がありました。
一度下って再度隣の稜線に登って続きますが、稜線の地形に沿って境界がないので微妙にずれてます。
この辺り里山だから文化的な理由かもしれませんね。
この辺り境界はいきなり谷に下って隣の尾根に移ったりするので、境界に沿って歩くのは無理なので山道に沿って迂回してます。
しばらく歩いて行くと隣に稜線へと戻れる三叉路があるのですが、ふと右手の小高い所を見たら何か建ってる。
登っていったら秋葉権現と書かれた石塔が建ってました。
見かけが綺麗なので昭和初期にでも建てられたものなのかな、と脇を見たら文化14年と刻まれてる。
意外と古かった!
戻って三叉路で右から来たところを左に折り返せばまた境界に近付くのですが、せっかくなので奥にある峠に寄り道することにしました。
今回名のあるピークが無いので、せめて峠くらいはハントしようかと。
近くにはベンチもあるので、唯一の休憩場所ですね。
歩いてすぐなのですが、こちらが七国峠。
この場所はあちこちからきた道が交差しているので、山道の要衝ともいえるかも。
相変わらず眺望とかは無いのですが、今回の目的はあくまで山歩きです。
戻って分岐の方へ。
しばらくはのんびりと林道歩きですが、右の写真あたりでまた県境が上に登ってきます。
林道は集合アンテナっぽいところで右手の飯能方面に下っていくのですが、なんか正面にも踏み跡あって道っぽくなってる。
地図にもないし単なる作業用なんだろうけど、せっかくなので直進。
もし無理だったら戻れば良いし。
最初は快調に下っていたのですが、最後の最後でただの斜面になりました。
マジか……この間から下に道路も見えるし下るか…
ということで、急坂を落ちないように慎重に下っていく。
こんなことなら山岳用の登山靴にしておけば良かった(今回は軽いハイキング用
なんとか道の脇の治山用階段を降りられました。
これで壁面だったら詰んだなw
降りたすぐ先のこの沢が県境です。
東京都側の先にある手すりが降りてきた階段。
よく降りてきたね。
沢が下った成木川が県境になるのでその近くを走る県道を移動。
さすがにこんな奥地じゃ川沿いに遊歩道なんかないです。
歩き始めてすぐの所にあったレストランにてランチ。
こういう地元系のお店は大好物です。
地域経済にも貢献出来るしね(青梅市だけど
朝から何も食べていなかったのでこのボリューム多めで助かりました。
13時30分前に成木一丁目自治会館前バス停に到着。
こちらのバス停が以前、境界の尾根を棒ノ嶺方向に向かったときに下車したところ。
ということで、以前歩いた地点まで線で繋ぐことが出来マシした。
この路線、上下どちらに行っても東青梅駅に出られる循環バスなので、本数は少ないけどタイミングさえ合えば意外と使いやすい。
今回無事13時33分のバスに乗れました。
計画したときは所詮は里山と期待していなかったのですが、いがいと山してました。
道こそほとんど林道ですが、十分に山を堪能出来ました。
青梅市のポテンシャルすご。