M3雑感

投稿者: | 2025年10月27日

秋のM3に行ってきました。
以前も書いたかもしれないけど、昔に比べてイベントで買う量がずっと減ったとつくづく思いますわ。
で、なんでかなぁって改めて考えてみたチラ裏。

昔の消費基準て何だったか今一度。
1.ネットで良さげなゲームアレンジ曲を試聴
→ 良さげだったのでその人の他の曲も聴いてみたい
→ イベントでCDを買う

2.イベント会場で好きな作品のアレンジCDを試聴する
→ 出展サークルの過去作も含めてCD大人買い

3.ジャケ買い

今さらながら1から3まで全てゲーム音楽基準なんですよねぇ。
昔もオリジナル曲のCDを買わないではなかったのですが、世界観が出来上がっていない素人曲を聴いてもさして面白くないんですよ。
アレンジが入口だと元の曲にその人なりの解釈、技巧、スパイス、個性が見えてきて本当に面白い。
さすがにジャケ買いは外れ率高かったですが、全体量が少なかったので会場で買いまくっても大した金額にならなかったんですよ。
今はプレスが当然だけどCD-Rも多かったからアルバムで500円とか普通にあった。
今は外れに対するコスパが悪すぎ。

それから今のM3を評すると、根本的に同人じゃなくなって昔でいうインディーズな感じ。
同人的稚拙さの中にある面白味が見えない。
オリジナルは単なるつまらん曲になりがち。
音楽の専門家なら面白味も見えるのかもしれないけど、こっちは職人的面白さじゃなくて趣味的面白さを求める素人なもので……

更に
1はネットの情報が散漫すぎてYoutube? SoundCloud? X?どこにあるのかチェックするの面倒。同じサークルの過去作に辿り着くのさえ面倒じゃ聞く気もしない。

2はサークル数多すぎ問題。現地で聴く前から疲れるしそもそも興味の入口であるウリが見えないのが同人誌と違うところ。聴くまで分からないのでハードルが高い。
単価がねぇ。

3は昔の基準だと全部買うレベルなんだけど、それだけ地雷率が上がったって感じかなぁ。そもそももうこの選択肢は無いわ。

てな感じです。
普段からYoutubeとかをまめに巡回できる暇がないとムリ~

結果、昔から買ってるサークルさんだけ巡って終わると。
まあ、もう積みCDも結構あるので無理して買う必要もないかな。
そもそもプロが普通に来ている今、青田買い的な楽しみもなくなったし消費者でいた方が楽。
無理にM3じゃなくても流通でいいじゃないって気分も。
昔みたいに一期一会的な作品も減ったしね。
アキバで買えるから、そもそも会場に行くメリットが……

そんなこんなで今に至ります。
仕事を引退して時間が出来たらまた違うのかもね。
その頃にはCDとか無くなってそうw