日帰りの山登りなら問題無さそうなんだけど連日の山登りとなるとどうか?
ということで朝起きて足の具合に問題無かったので出かけてみることにしました。
前日よりは低い戸谷峰(1,629m)と、その仲間達……
登山口は送電鉄塔の点検路を兼ねているので分かりやすい。
国道脇なので車を止めるわけにはいかず、15分ほど歩いて7時半前に到着。
道の向こう側には標高1,000mの看板が。
後で聞いた話ではもう少し便利な場所に新しい道が出来たらしいですが、事前では情報が不明確だったのでメジャーなルートから。
しかし途中見晴らしがいい訳でもないのでひたすら登る。
やっぱり陽の当たらない面は雪が残ってますね。
9時すぎ頂上到着~
何もないのかと思ったけど一応ありました。シンプル~
しかし景色はよろしくない。
この日に関しては登ることではなくてここからが本番。
下山せずにぐるっと尾根歩きです。
う~ん、人があまり通らないせいか道らしい道がない。
転々と木に巻かれた誘導のマーキングを頼りに進んでいく。
まぁ、尾根歩きなので余程のことが無ければ迷うことはないんですが。
しかし果てしなく続くアップダウンが辛い……
大した高さではないのだけれど、登って下ってホッとしたところでまた登るの繰り返し。結構精神的キツいわ。
休み休み1時間ほど歩いて六人坊に到着しました。
ほとんど人の来るところでは無いのでネームプレートもシンプルw
まだまだ先は長いので休憩もそこそこに更に進みます。
両脇絶壁の尾根をさくさく進む。
転んだら確実に数百メートル下だよなぁ、と思いながらも人間気にならないと怖くないから不思議だ。
鉄骨の上だったら確実にガクブルなんですけどねぇ。
しかしこんな所まで行政境界標設置してあって凄いわ。
意外とあっさり15分ほどで三才山到着。
これでいいのか?
一応登山者らしい人が取り付けたプレートもありましたが。
さて三才山を抜けようとしたところで完全に道を見失う。
人が通った痕跡が見あたらねー
まぁ、尾根伝いに行けばまず間違いはないので歩き出すも目印ナッシング。
右手の下にマーキングを発見して落ち葉に足を取られて滑落しないようにしながらそろそろ降りる。
そもそもマーキング沿いにも道が見えないんですけど……
もっとも降りるべき林道が先の眼下に見えていたので焦りはしませんでしたが。
必死の思いで林道まで降りてきて撮った登山道入り口がこれ。
分からんわ!
もっともすぐ脇にこんな看板有るので分かるは分かるんですが。
さて谷の反対側までなだらかな林道をしばらく歩き、のはずが体が思うように動かない。
どうやら燃料切れ。
お昼は目指す烏帽子岩までおあずけのつもりだったけど道端にへたりこんでカロリーメイトを食す。
これで生き返るんだから食い物力は偉大だw
林道の見晴らしのいいところから谷を一望。
右手の一番高い山が戸谷峰で谷底に国道が見えます。
奥の送電線の麓あたりが登りはじめですね。
手前に向かって尾根伝いにここまで来たわけだけど、我ながらよく歩いたのと「あそこまで戻るのかよ」という後悔がw
そしてこれから向かう烏帽子岩。
烏帽子岩が遠くに見える~♪(違っ
今度は名勝らしくしっかと道に案内が立っていました。
しかし今度は道が北面になったせいか雪が結構残ってる。
まぁ前日の雪道に比べれば大したことないですけど。
このあたり止め山(要するに私有地)らしくキノコのシーズンに登山道から外れたら罰金取るぞ的な紙がやたらと張られていました。
今はオフシーズンなので問題無いですけど、その代わり鉄砲打ちの銃声が鳴り響いてる(マジかいw
山に入ってから15分ほどで烏帽子岩に到着。
立派なお社もありました。
こちらが烏帽子岩。
この角度からだと今ひとつ分かりづらい。
ところで気になったのがてっぺんにあるブツ。
誰かロッククライミングでもしたのだろうかw
景色は最高。
美ヶ原とアルプスを両手に見られるシチュエーション。
やたらと高度感あるのでダメな人には駄目だと思いますが。
やっぱりラーメン。
前日の反省を元に袋野菜を持参して具入りのラーメン。
今日は塩味よ。
後は降りるだけ。
600m以上をひたすら降りる。
下山したのが15時ちょっと前。
日が短い時期なので寒くなる前に降りられてよかった。
しかし下山口が車を止めた場所より更に下になってしまったのでまた登るはめに。
正直これが一番きつかったかもw
二日連続で登って足がどうなるかなと思ったけど軽く筋肉痛になった程度で普通に歩けました。
これなら泊登山も可能かな?
季節的にもう無理ですが、登らないと筋肉落ちるので「おねティ」の見晴らし台目指してアルプス公園でも登りますかね