これまでも雪山は何度か行ってますが本格的な雪山は初トライ。
天気予報を見たら好天&気温高めかつ雪崩るほど高くもなくということで絶好のコンディションなので茶臼岳に行ってきました。
今回もご来光目当てなので暗闇登山。
前回は山頂到達前に日の出を迎えてしまったので早めの出発。
無雪期なら1時間半ほどのところを余裕を持って朝3時前に入山。
大丸温泉から先は道路閉鎖中なんですが途中ロープウェイの駅までは除雪されてて普通に車道歩き。
その先は道も埋もれてて遠回りになるのでショートパスで林間歩行になりましたが、月が出ていて明るいし雪も固まっているし非常に歩きやすかったです。
せっかく持ってきたアイゼンもスノーシューも出番なし。
結構来る人が多いようで踏み後はあるしGPSを確認する必要も無く3時20分に夏の登山口に到着。
入り口の鳥居が埋もれてる……
暗闇を撮ってもつまらないので帰りの写真をば。
大丸温泉から登山口まではこんな感じ。
普段の登山道はあてにならないので歩きやすいところを進む。
見た目より足元がしっかりしてるので滑り止めのアイゼンだけ装備してスノーシューの出番無し。
と思ったら森林帯を抜けたところで雪がなくなりお馴染みの登山道を普通に上ることに。
所々にある凍結に気をつけて避ければ危険も無いのでアイゼンも不要に。
なんだかなぁ。
さすがに峰の茶屋手前の雪斜面だけはアイゼン装備。
滑落したら死ねます。
登山口から1時間で峰の茶屋に到着……もっと時間かかる予定が早く着きすぎ。
このまま登ると山頂で寒い思いするだけなので避難小屋で小休止。
この先は登りがきつくなるのと凍結も多いのでアイゼンを装着したまま進みます。
待つ間徐々にクールダウンする体の体温維持が大問題。
マジで寒いんですけどー。
地熱のせいか雪や霜が無いところ発見。
噴気の蒸気が立ち上ってるしどうか?と近づいたら温かい。
天然ストーブ状態w
ここで暖をとりながら日の出を待つ。
5時45分太陽が見え始める。
「ちょっと早いなぁ」と思ったけど標高が高いから暦より早くて当然か。
ということで太陽が見え始めてから完全に出るまで10分弱の出来事。
コレを見ると早朝登山の苦労が報われます。
目的を達したらこの時間にしか撮れない写真を撮りまくる。
大佐飛・黒滝方向。
大佐飛は無雪期には行けないので4月に条件が良ければ行って見たいなぁ。
熊が怖いけど。
奥日光方面。
結局去年は日光白根に行けなかったので今年こそは。
朝日・三本槍・会津方面。
何気に朝日岳は山様が好きで結構登った気がする。
追加の動画で一周。
恒例ラーメンタイム。
重くてもこの準備だけは欠かせません。
蒸気の上に居たのでカメラ曇ってますねw
さて山頂で長居してもすることないので7時過ぎには下山を始めたのですが、時間もあるし朝日岳にも行ってみようかと思案。
しかし登山道がこの有様。
「さすがにこれは……」
ピッケル無いとこれは怖い。
というか確実に滑落して死にそうなので引き返しました。
雪山とはいえ、装備と登るべき天候さえ間違えなければ危険は無いので非常に楽しい山登りでした。
とはいえせっかく買ったスノーシューの出番が無かったのはちょっと残念。
しかし来月の週末は結構用事が入ってて山行けるかビミョー……