GWの話 続き

投稿者: | 2014年5月12日

前回の続き、山登り2日目。

朝食山の朝は早い、4時半……普段マトモな物食べないくせにこういう時だけしっかり食べる。
ウマス。

日の出日の出2
お天気良くて無事ご来光を拝むことが出来ました。
何度見ても良い風景。

登山道5時過ぎ早々に登山開始。
ちょっと残雪多めだけどアイゼン無しでも行ける感じ。
ただ足取りは慎重に。

雲取山頂
15分ほどで雲取山頂に到着。意外とあっさり。
空気が澄んでいたので富士山や南アルプスも見える良い眺めでした。
これで三峰山の3峰を登ったので今回の目的は達成exclamation

まぁ、これで素直に下山するだけなら簡単なんですけど、それだとつまらないので秩父縦走路経由で飛龍山を回って下山です。
標準時間で6時間ほどのコース。
あまりのんびりもしてられないので、一通り頂上を楽しんだところで大多数が向かうのとは反対の怪しい道へ進む。

登山道2登山道3
いきなりかなり下らされる。
う~ん、飛龍山って雲取山と遜色ない標高があるはずなんだが……降りる分登るのねw
道も比較的ローカルなコースなせいか細い。
でもこういう方が好き。

登山道4登山道5
結構斜面に沿った道が多くて転ぶと谷底に落ちること請け合いなコースでした。
なんか途中崩れてたりするし、さすがにこういうところは足を取られないように慎重に通過。

登山道6
とはいえ、さすが東京近郊の山だけあって良く整備されてますな。
高いとこダメな人には無理ですがw いや、そもそもそういう人は山に行かない。

雪渓雪渓2
ここまでアイゼン無しで無難に来たけど、ここだけは装備しました。
さすがにここは怖い。
斜面に積もったままで、滑ったら右の写真の通り谷底……どこまで落ちるんだろ……見えん。

分岐9時過ぎ秩父縦走路の分岐に到着。
途中飛龍山に行ける短絡路があったはずなんだけど見落としたorz

仕方ないので正規ルートで飛龍山の山頂を目指す。

飛龍山
20分ほど逆走するような形で山頂到着。
苦労した割に山頂これっすか?
まぁ、登ったという満足感だけで元来た道を引き返すという無駄足。

分岐まで戻ってきたら10時近かったので、早めのお昼とするため5分ほど縦走路側に行ったところにある禿岩に寄り道。
朝ご飯食べたの4時半だしいい加減お腹空いたので……

寄り道見晴らしの良い岩場と聞いていたものの、さして期待せずにこんな感じの所を行った訳ですが

富士山南アルプス
行った先には絶景が広がっていました。
いや、雲取山の山頂よりすっごい景色。
今回の山登りで一番の景色でしたね。
こういう景色に会えると疲れが吹っ飛ぶひととき。

ラーメン
毎度のラーメン。
これがやりたくて毎度毎度重たい機材と水を持って行くんだから我ながら良くやると思いますw

さて後は分岐まで戻ってサヲウラ峠経由で丹波方面に下るだけ。
とはいえまだまだ距離は結構あるんですけどね。

登山道7
道は単純で歩きやすいんだけど、疲れ始めた足には結構な負担。
一歩一歩かかる体重が結構辛い。

サヲウラ中川神社
12時半、サヲウラ峠に到着。
お社のバックに登山道があって、丹波側からはここからが入山する訳ですね。

当初丹波天平経由で帰ろうかと思ってたんですが、一本前(2時間前)のバスに乗りたくなってここで丹波に下ることにしました。
しかしこのルート、地図上で急坂だろうことは分かっていたんですが地獄の急坂下りw
降りるべき街並みが見えているんですけど、標高差700m下の風景ってのが凄い。
近くに見えるってことはそれだけ急斜面を下るということで、正直足が死にました。
一見30分くらいで降りられそうなのに1時間半かかりました。

登山口
降りてきて登山口がらしくなくておかしかった。
鹿の獣害防止の柵に囲まれた畑が入り口なんですね。
この時点で14時ちょっと前。
バス間に合った~あせあせ(飛び散る汗)

バス停
なんとか間に合ったバス……
7時間の行程にしてはピンポイント過ぎるバスに乾杯w
なんとかならんのか、これ。

奥多摩駅まで1時間。
始発で座れたからいいけど座れなかったら嫌すぎ。
丹波天平経由だと途中のバス停なので難しかったっぽい。
奥多摩駅では東京直通のホリデー快速の席取り競争だったので写真撮る暇ナッシング。
まぁ、なんとか最後部車両に席を確保出来たので良かった。
自販機で買った炭酸飲料が神のように美味かったぴかぴか(新しい)

今回は東京近郊で縦走コースという選択で行ったんですが、もうちょっと余裕のある行程にすれば良かったですね。
なんか時間に追われた感じで十分に山歩きを堪能出来なかった気がする。
次回は日帰りで日光あたりかな?

そういえばこの日同じ山域で遭難が何件かあったんですね。
体力と十分な装備を用意していきましょう。
特にGPSは便利より心強い安心感。

今回の歩行マップ
140503_map.jpg

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