さて前回に引き続きの山ネタですが、日光白根山の翌週に北アルプス本格縦走です。
我ながら元気だ。
予定していたのは餓鬼岳から登るルートだったんですが、直前の天気予報を見てマイナールートの餓鬼岳登山道はキツイかなぁっと思ってお隣の中房登山口から入りました。
北アルプス導入編の燕岳登山口ですね。
このルート三大急登と呼ばれているそうで、覚悟して登る。
まあ、確かに急なんだけど普通かなぁ。
休憩入れなくても普通に登れるし。
2時間ほど登ると大分登った感じ。
途中4カ所のベンチがあったけどお世話にならずに合戦小屋まで行き着きました。
調子イイネ
さて、2時間半弱で合戦小屋に到着。
ここの西瓜は有名だそうで、早速朝食兼水分補給をさせてもらう。
800円也。
個人的には妥当だと思うんだけどどうなんでしょう。
こんな山で西瓜が食せるのも荷揚げケーブルのおかげ。
来る途中見たけどこんな感じ。
観光地なら人も上げてしまいそうだけどそこは北アルプスの意地なのか?
合戦小屋からしばらく行くと樹林帯を抜けていよいよ高山へ。
三角点がある場所、ここから上に山小屋が見えるらしいですがガスってて何にも見えません。
標高2000mの有明山がほぼ水平に見えるのでこの辺りで2000m超えたのかな?
いよいよ雲の中に向かう感じ。
合戦小屋から1時間ほど。
なぜか小屋から先はなだらかな尾根歩きってイメージを持ってたのでこの急坂は想定外。
しかもいよいよ雲に入って雨ざーざー。
レイン装備に変更して足下細心の注意を払いながら登る。
谷は無いけど足滑らしたら数十メートルは落ちるので……
小屋の手前まで来るといよいよ雪のお出迎え。
っていうか直前雪有り過ぎw
登り初めて3時間半、燕山荘に到着。
途中合戦小屋で休憩したけど休憩無しでも来られたかな?
というか10時前に着いてしまって泊まりの受付にはさすがに早いよなぁ。
ということで本来なら荷物を置いて身軽に燕岳に向かうところフル装備で燕岳山頂を目指す。
まあ、出来れば山頂ラーメンをしたかったのもあるんですけどね。
完全にガスってる状態で向かう燕岳は全然見えませんorz
時折晴れて見える景色が普段の眺望の片鱗を見せてくれました。
ああ、残念
なだらかな山頂行きだと思ったら最後の最後で……
まぁ、とりあえず山頂着。
見晴らしを楽しみながらラーメンしようと思ってたのに、山頂は強風&濃霧……寒い。
何も見えないので意気消沈して小一時間いましたが、誰も来ないw
混み合うくらいが当たり前の山頂で誰も来ないという時点で自分が痛い。
もっともまだ11時前だし一般登山者はまだ来ない時間ですし。
こんな時間に来る暇人は縦走目的で大天井岳に向かいますわな。
結局見晴らし皆無でしたが雷鳥に会えたのと、お花畑が綺麗だったので良かったとしよう。
一応燕岳は極めたわけだし(自己満足)
山荘まで戻ってきたらお昼前。
チェックインしてうどんをすする。
午後はやることなくてごろごろ……してたら天候回復してきたぁ
でも今さら燕岳山頂行ってもさして見える景色さして変わらんし、行った事実は変わらないので山小屋でダベる。
夜は天気が悪いし平日だったおかげで布団1枚の割り当てを確保。
快適快適
夕食&朝食。
燕山荘グループはごはんがおいしいとは聞いていたけど、本当においしかった
ああ、生ビールは愛嬌です。
そういえば夕食の時に山小屋のご主人がアルプスホルンを披露してくれました。
屋内で聞くとデカイw
ということで1日目の行程は以上。
2日目以降に続く。