縦走っていい!の4日目(最後)

投稿者: | 2014年7月30日

前回からの続き。
4日分全部やるんかいっ!って言われそうですがやります。
自己満の記録なので。

朝焼けの槍ヶ岳朝焼けの常念岳
ということで最終日。
見事に晴れました、5時前に外に出て山のすがすがしい空気を吸いつつ朝焼けの景色を撮影です。
最後の最後に天気晴れ良くて良かったよ。

この日は下山とは言え、常念岳登ってからの下りで標準タイム6時間ほどの長丁場。
5時に出発です。

登山道登山道2
以前登ったので途中の記録は少なめ。
でも常念岳ってこんな感じでごろごろしててちょっと登りにくい。
山小屋からは400m程の登山です。
高尾山登るくらいw

山頂
約1時間で常念岳山頂に到着。
前回来た時はかなり苦労した気もするけど、あの時は登山口からの連続だったし登山技術もまだまだだったし。
それなりに成長を確認して登頂。

槍ヶ岳、穂高岳大天井岳
景色も最高。
槍ヶ岳も穂高岳も雲ひとつなし。
大天井岳の方はちょっとガスが湧いてますけど概ね良好。
前日はこんなところ歩いてきたのねぇ~。
微妙に燕岳は見えたり見えなかったり。

というか前回常念岳に来た時は穂高と槍くらいしか名前分からなかったのに大分分かるようになった。
マイヒストリーをここに感じるw

山頂の動画もお届け。

お茶
さすがにお昼には早いので小休止で午前のお茶会。
とは言ってもまだ7時前ですがw

前常念方面登山道3
さて1時間ほど山頂を楽しんだ後、下山開始。
前回と違って前常念経由の三股への下山です。
ガスが湧きまくってますが視界はそれなり。
しかし道が狭くて斜面が急なので慎重に。

登山道4
途中から石ばっかりの道。
ちょうどこの辺りから小屋へ向かう巻き道があったようですが、今は崩れて通行止め。
山頂近くまで登らされるので登りは結構大変かも。

前常念登山道5
ここが前常念になるんですかね、何も書いてないので分かりませんが。
しかし道と言うより単なる岩の羅列。
段差も大きくてこりゃ登るの大変だわ。

登山道6登山道7
前常念から下り出すと植生が復活。
しかし岩がゴツゴツなのは変わらずかなり歩きにくい。
更に下ると森林帯へ。
ここからは景色もなく森林歩きを楽しむ……といきたいところですが、ジグザクに下る法面がかなり急で結構辛い。
そりゃまぁ、山頂から1500m一気に下る訳ですから。
一の沢よりキツいというだけあって気が抜けない下り道。

登山道8登山道9
なんかもの凄くキツくて苦労した割には見晴らし無いし、ぱっとしないので話の種がないw
とにかく辛かったんだよーたらーっ(汗)
樹林帯のくせに水場も皆無だから持参の水分だけってのもすんごく寂しいし。
しかも谷底の沢の流れがずーっと聞こえているのに全く近づく気配無しw
なんという馬の人参状態。

下り初めて3時間。
樹林帯を黙々と歩くこと2時間半。
標高が下がった分気温も上がってなんとなく暑いあせあせ(飛び散る汗)

沢
延々と聞こえていた沢の流れが目の前にexclamation×2
リアルで「水だー!」って叫んだの初めてかも。
喉が渇いていた訳じゃないけど、顔を洗って水の冷たさを存分に楽しみました。

看板
ここが実質的な登り口らしく看板には
「この先水場も無いし体力ねー奴が毎年遭難してっからトーシロは帰れ!(意訳)」
などと書いてありました。
まー確かに下りだから良かったけど登りはちょっと遠慮したいコースかなぁ。
せめてもう少し見所が有ればねぇ。
前常念岳を経由して登るという充実感はあるかも知れないけど。

登山口登山口2
ほんの数分で登山口へ到着。
ここは常念岳への登山口であると同時に蝶ヶ岳への登山口。
どちらかと言うと後者メインの登山口ですかね。
予定より1時間ほど早く下山しました。

指導所水場
登山指導所脇の水場で飲みまくるの図。
『北アルプスの天然水』
苦労した後だけに本当に美味しかった。

今回3泊4日の長丁場でしたが、結構余裕を持った行程で色々楽しめました。
初日の天気が良ければ餓鬼岳も行きたかったけど、それだと歩くのに一生懸命で余裕が無かったかな。
結果オーライということで。

表銀座縦走は秋の槍ヶ岳の下見も兼ねていたのですが、その時は景色も合わせてリベンジしたい。
それまで足のコンディション維持しないと。

今回の歩行マップ
歩行マップ