暑くて長い、そして挫折

投稿者: | 2021年9月5日

先週の山登りを記録してなかったので週遅れブログ。
今期は北アルプス主体の山登りですが、いつもの「関東ふれあいのみち」が通行止めで普段的週末ワークが出来ないのが辛い……

行けない場所にこだわっても仕方が無いので手近な秩父で山登りを計画しました。
以前も武甲山は登りましたが今回は縦走を計画。
結構長いコースなので余裕を持ってお出かけ。
……のはずだったのですが、7時過ぎ横瀬駅に着いたらタクシーがいない…マジかよ。

横瀬駅から工場群
営業開始時刻まで待ってもいいけど、とりあえず歩くことにしました。
スタートが遅くなると後に差し障りがあるし。
しかし朝から暑い……
まあ、長いけど工場群とか普段見られない景色。

登山口へ登山口
しかし思ったより長かった。
暑いのもあって想定以上に体力を持って行かれた気がします。
8時半に到着で、タクシーを待ってきた方が早かったのも意味不明。
こういうのを無駄な努力というバッド(下向き矢印)

大杉御嶽神社
まあ、気を取り直して登山開始したのはいいものの、登山口までに体を暖め過ぎてしまったせいか既にオーバーロード。
暑さと湿度に加え普段の不摂生と寝不足のせいで体が思うように動かない。
以前登った時は1時間半だった登山道が2時間半とか……情けない。
それでも計画標準時間よりは短かったのは驚いたけど。

山頂昼食
11時前に山頂に着いた時点で、この後の計画行程は諦めていたのでコンロで昼食。
ガスの中なので山頂からの景色もありませんでした。
以前見たからいいんですけどね。
「この後どうしようかなぁ」などと考えながらとりあえず一服です。

御嶽神社210828_10.jpg
そういえば、山頂にある御嶽神社。
以前来た時は冬だったので当然閉まっていたのですが、今回は社務所が開いていました。
売店的な機能もしているようで水や非常食なんかも売ってましたよ。
何気なく見たら御朱印の文字があったので伺ったら頂くことが出来ました。
おー、想定していなかっただけにちょっと幸せ。

下り稜線
足の調子も良くない(暑さで痙攣気味)し、このまま表参道を下ろうかと思っていたけど、そこそこ休んだら普通に歩く程度には大丈夫そう。
12時前に様子を見つつダメなら下るの方針で小持山への稜線経由で下ることにしました。
しかし、表参道と違って一気に下る急坂なのね。
ある程度下ったら楽しい稜線歩きでした(景色ないけど)

なだらかコース岩場コース
小持山へのルートは硬軟混ざった面白い道でした。
小持山へ向かわず駐車場へ下るだけだったらこちらのコースも良さそうですね。
登り返しはちょっとだけ岩場なんかもあったりするけど、危険な場所は無いかな。

小持山山頂小持山から
小一時間で小持山に到着。
武甲山と違ってすれ違う人も少なく、山頂には誰もいませんでした。
暑いしねぇ。
今回水を4リッター持って行ったのでその分荷物が重かった。
過剰かと思ったけど、横瀬駅からの歩きも含めてほぼ使い切ったのでの、逆に助かりました。
水の心配をせずに歩けたのも心強かったし。
しかし座ると全く景色が見えない山頂だなぁ。

細道崖道
足も行けそうなので、このまま大持山へ向かいます。
こちらのコースはちょっとだけレベルが上がります。
細い崖道に急な岩場下りもあって、初級者には危ないかも。
足場自体はしっかりしてるんですけどね。

雨乞岩へ雨乞岩
途中にある雨乞岩。
唯一の見晴らし地点ということで人がいるかと思いきや無人。
まあ、静かなで嬉しいけど。
狭いので5人MAXといったくらいですが、休憩するには良い所ですね。

大持山大持山山頂
雨乞岩から大持山は近くて20分ほどの歩きで13時40分に到着。
やっぱりここまでで13時は無理だったか。
足の具合もあってペース上げられないし。
この先秩父側下山口のバスの都合もあるので、判断時刻を13時にしてたんですが大幅にオーバー。
後は飯能側に降りるか、横瀬側に降りるかですが飯能側はもう一山登るんだよねぇ。
足の具合をみるの登るのは限界かな……下りは全然いける。
しかし本当に景色の無いところだわな。

稜線歩き分岐点
反対側は歩きやすい稜線。
やっぱり大持山~小持山が一段上っぽい。
稜線の分岐点で先に進んで、飯能側に下るか妻坂峠に下るかですが、武川岳の時は妻坂峠まで間違って来たので、そこまで歩いてみることにしました。
後は下るだけ~るんるん

下り下り2
などとお気楽に考えてたら、この道って直登コースなのね。
なんですか、この長くて真っ直ぐな急坂は。
疲れた足にダイレクトに伝わるのが面倒くさい。
もうちょっと鼻歌交じりに下れるかと思ったのに。

妻坂峠峠道
正直妻坂峠まできてホッとしました。
少なくともここから先は峠の古道なので道がしっかりしてるだろうしね。
想像通りつづら折りながら普通に標高を稼ぐ道に、思わず「これだよこれっ!」と意味不明の納得をしてしまいました。

下山口へ下山口
15時に無事下山。
どこに下山するか事前の調べは無かったのですが、武甲山の登山口の反対側なのね。
つまり武甲山の登山口に戻ってきたので、最初からこの計画なら車が正解ですな。
今回秩父側に降りる予定だったから電車にしたけど、全てはコロナで営業時間が変わってタクシーにやられましたわ。

で、まだ終わらぬ横瀬駅までの移動。
意地でタクシーは使いませんでしたw
下りのはずなのに来るときより時間がかかったのは暑さと疲れのせい。

横瀬駅からまっすぐ帰ってきても良かったのですが、お風呂に入りたくて当初の予定通り西武秩父駅に出ました。
予定のバスで西武秩父駅に戻るのとさして変わらないので、一駅戻りですがさっぱりしました。
ご飯食べられたし。

しかしつくづく夏山に弱いというか、冬山と同じペースで予定を組んではいけませんね。
水が重い山行きでした。

今回の歩行マップ
歩行マップ

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