珍しく平日の山登り。
本来は奥多摩でテント縦走を予定していたのですが、週末大荒れ予想ではどうにもならないですね。
とりあえず天気が良い1日だけの日帰り登山に変更ですが、ほぼ無計画で「川苔山でも行くか、空いてるだろうし。」といったノリです。
週末だと登山者でいっぱいのバスですが、この日はガラガラ。
バス停で降りたのも三人だけでした。
ここまで違うのか……8時半前のスタート。
昨年も来た二回目の川苔山なので、歩く場所は同じなのですが人が居なくて気持ちが良い。
前回歩いた時もこんなだったっけ?
やたらと枯れ葉が多く感じたのですが……
一度歩いた道なので迷うことなくスイスイ。
序盤は急登もほぼなくて歩きやすい道が続きます。
1時間ほどで百尋の滝に到着。
誰もいないので写真撮影も気兼ねなくできる。
ここから先は少し急登が続きます。
ここで分岐。
前回は足毛岩の肩の方に進みましたが、今回はメジャーな方の直登コース。
ここからの区間は初めて。
上の沢沿いに上り詰めていく感じですかね。
そこまでキツいところはないですが、尾根に上がる場面では急登でした。
上の方までくると北面側は若干雪が残ってました。
やっぱり標高が高くなると残ってるのね。
週末の雪で様相は大分変わりそうです。
急登を登り切った開けたところでは、各方面からのルートが合流しています。
ここからは緩やかに登って行くと川苔山の山頂。
前回は反対側からの急登だったので、最後のひと登りはのんびりモード。
11時に川苔山の山頂に到着。
誰もいないのがすごく新鮮です。
平日の山は静かでよいけど、寂しくもありますね。
この日はカップヌードルだけのお昼ご飯を頂きました。
30分ほど山頂でのんびりしましたが、平日とはいえ何人か登ってきました。
最初降り口は鳩ノ巣側も検討したのですが、前回と同じになってしまうので時間も早かったので古里駅に降りるルートにしてみました。
古里駅への案内が古くさい看板だけなのがちょっと不安ではありますが、時間的に余裕があるから大丈夫でしょう。
日向沢ノ峰へ向かう道を少しだけ上ると立派な古里駅への下山案内がありました。
下り始めると火除けの尾根を下る感じですかね。
おかげで景色が良くて気持ちの良い下り始め。
しばらく下っていくと林道に出ました。
「長いけど結構淡泊な道なんだなぁ」などと勝手に思い込んでお気楽状態で下っていく自分。
未舗装道路がアスファルトに変わろうかというところで古里駅へは右へ曲がれとの指示。
地図を確認すると林道は左手の谷に降りていくんですね。
棒ノ嶺に東京都側から登った時に使った道だわ。
まあ、最終的に川井駅に出られるけどかなり大回りになります。
今回は尾根の反対側なので再び山道へ進入。
特に特徴も無く淡々と歩いていくと分岐点では赤久奈山まで110mとある。
「ああ、あの先の小高くなってる所が山頂なのね」ということで近いし寄り道。
特に見晴らしが良い訳でもなかったのですが登頂しました。
麓から見ると尾根の小高い部分が山に見えるのかな?
特別急だったり、岩場だったりはしないのですが、時たま現れる落ち葉の溜まった場所は足取りに困ります。
向こうに道の続きが見えるから間違っていないのは分かるけど、こういう区間が続くと不安になります。
まあ、大体は細くても普通の道なんですが、一部の法面が崩壊しているところもあったりして、そういう所に限って落ち葉が積もって足場が見えない……
当然木が生えてないから崩壊している訳で、足を滑らしたらどこまで落ちるのやら……一歩一歩慎重にならざるを得ない。
通行止め扱いになっていないということは、それなりの人が通るコースってことなんでしょうか。
「通行注意」とはなってましたが。
最後に谷筋の道に入って14時に下山口に出ました。
もう少し時間がかかるかと思いましたが比較的早く下れて良かった。
冬場は谷筋がすぐ暗くなるから嫌なんですよね。
駅に向かって歩いてる最中に電車の音が……ありゃりゃ、電車来ちゃったよ。
こりゃしばらく来ないなと古里駅に到着しましたが、こちらは裏口です。
上り線にはこちらが便利なんですが、自販機が無かったので構内を通って表口へ。
登山口から駅まで近いので助かりましたが、次の電車まで40分ほど待たされました。
バスと違って乗り過ごしても何時間も待たされることがないのが良い点です。
川乗橋バス停から登り始める人が多いのは下山口を駅に出来るからってのもあるのかもしれません。
滅多に平日登山なんかすることはないのですが、普段人が多い山だとやっぱりいいですね。
大山辺りも行ってみたいけど、あそこも休日はバスが地獄なのがね。
2月の三連休は天気さえ良ければ縦走してみたいですが、天候が変化しやすい時期でもあるのでどうかなぁ。
平地歩きも織り交ぜながら体を動かしていきたいと思います。