3回目の甲武信岳へ

投稿者: | 2025年11月8日

ここ数年、11月の連休は奥秩父縦走路歩いていますが、今年も紅葉がてら行ってきました。

新宿駅 あずさ89号
今回縦走予定なので移動は公共交通機関。
しかし移動時間込みで登山は難しかったので(無理をしても仕方ないので)初日は移動だけにしました。
現地バスと電車の接続が悪くて「なんだかなぁ」と思っていたら、臨時のあずさがベストタイム。
5分乗り換えなのは不安ですが……
惜しさしぶりのE257系ですが、踊り子仕様じゃなくて昔ながらの半室グリーン車組み込み編成でした。
あずさ現役時代も含めて初めて乗ったわ、この車両(普通車だけど……

山梨交通
途中で電車が安全確認で3分遅れ、その後遅れを取り戻すどころか増延して塩山到着時点で5分遅れ。
おい、運転士の腕悪すぎないか?
まあ臨時列車で慣れてないのかもしれないけど。
『一時間後伸ばすかなぁ』と諦めモードで駅前に出たらバスが止まってました。
運転士さんが待っていてくれたよ。
ありがとう山梨交通。

道の駅 みとみ 夕食
初日の目的地、西沢渓谷です。
今回テント泊なのでとりあえず夕飯、早いけどね。
これからテント縦走なので食えるときに美味いものを食べるの法則。

テント 笛吹キャンプ場
そんなこんなで朝から登山するためにテント泊です。
今回は道の駅前にある笛吹キャンプ場にお世話になりました。
紅葉シーズンということもあってテント泊盛況でしたが、一般のキャンプって場所を変えた自宅なのね。
無駄に装備ありすぎだろ……こちらは山岳テントなので全部持ち歩くからなぁ…

西沢渓谷 登山口
二日目は6時半に活動開始。
明るくなるのが遅くなったねぇ。
麓はまだ紅葉が染まりきってないですね。
今回も徳ちゃん新道から入ります。

登山道 分岐点
何度か登った登山道ですが、毎度テント装備なので辛い想い出しか無い。
今回もキツいわぁ。
ここ、夏だったら絶対音をあげるわ。
別道との合流点で今回も休憩。
この時点で2時間経過中。

倒木 登山道2
荒れている訳ではないのだけれど、倒木が多かったり石が多かったりと歩きづらい。
まあ、初日は稜線に出るだけなので黙々と登ってます。

見晴らし
登り始めて5時間以上、稜線近い所まできてやっと見られる見晴らし。
ここから先は急な登りもないし、ホッとひと息……どころやりきった感でへたれてました。

稜線合流 木賊山へ
12時半に稜線の道に合流。
ここから甲武信岳とは逆向きに行って巻き道を歩く予定だったんでした。
だって楽なんだもん。
しかし現金なもので終わりが見えてくると元気が出てくる不思議。
今回も木賊山に登って向かうことにしましたw

木賊山から 甲武信岳小屋
あとはここを下るだけって感じなんですが、荷物が多いと辛いわ。
13時前に小屋に到着しました。
休み休み登って6時間かかりました。

とりあえず受付を済ませてテントを設営。
でも今回は行きたいところがあるあったので早々に出かける。

下る 谷底へ
キャンプスペース前にある斜面をとにかく下る。
どこまで下るのかというくらい下ります。

谷底 荒川源流点
ということで訪れたのは谷底のここ。
荒川源流点です。
荒川の起点自体はずっと下流の方らしいのですが、最初の一滴的な場所がここになるらしい。
想像以上に立派な石碑でびっくりしました。
小屋の人曰く、東京都が設置したそうです。
埼玉県じゃないんだ……

源流 湧水場所
石碑の辺りは普通に渓流的な感じですが、ちょっとだけ先に倒木の下から現れてます。
こんな状況なので本当に地面から湧き出ている場所は見れられませんが、ほぼこの辺りみたいです。

下った分、戻るには登るしかないので疲れた足が重い(マジで
「往復で1時間くらい」って言われたけど、たしかに小一時間かかったわ。
疲れた。
前回行き忘れて心残りだったんですが、やっと行くことが出来ました。
満足。

この季節なので15時には太陽が山向こうに行ってしまい寒々しい。
外にいても寒いだけなのでテントに入って例によってアマプラ見ながら時間を潰してました。
最近このパターンですね。
ということでテント二泊目です。

新規歩行箇所となる後半は次回。

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