なんとなく冬で冷え込んできた今日この頃です。
さすがに高い山は無理モードになってきたのと、前回妙に足が付いてこなかったので、リハビリも兼ねて軽いコースを物色。
冬場の定番コースとして紹介されている奥多摩の赤ぼっこに行ってみました。

奥多摩の山並みではあるのですが、一番青梅側にあるのでそんな奥には行きません。
今回は青梅駅から二つ先の駅、日向和田駅がスタートです。
青梅駅までホリデー快速を使ったけど、東京始発になって個人的に重宝するわ。
しかし現地に着いてから気がついたのですが、登山口まで青梅駅からバスで行った方が無駄に歩かず楽だったかも。
今回軽めだからまあいいや。

今回登る山は橋の向こうに見える程度の山並み。
標高差200mちょっとくらいしかないので、普段だと「あとひと峰越えたら峠だぁ」くらいの感じだから気楽だわ。
しかし青梅って東京の通勤圏のイメージだけど、ちょっと奥多摩側に入っただけで景色の変わりようがすごいのね。

さて、しばらく吉野街道を歩いて奥多摩から車で帰って来るときに渋滞回避で使う梅ヶ谷峠への入口交差点
こちらを少し入ってすぐに細道があるのでそちらへ向かう。

こんな細道何に使うんだろうと思ったら普通に人が住んでいらっしゃる。
失礼しました。
で、舗装道路の際奥に住宅がありますが、そのすぐ脇から始まるのが登山道。
とはいえ里山なので、急な坂もなくて歩きやすい良い道です。
8時半過ぎのスタート。

歩きやすい山道ですが、リハビリ気分なのでペースゆっくりめ。
この程度なら息を切らすこともなので助かる~
20分ほどで登り切って稜線の分岐に来ました。
目的の方向は左なのですが、それだと短すぎるのでまず右手にある山に登ってみることに。

少し進んだところで再度分岐。
しかしここでちょっと失敗を。
指導標が梅ヶ谷峠の案内を出しているので、メインルートはこっちと何も考えずに左に行くと、なんか凄い下り坂が続く。
「ん?こんに下る必要なあったっけ?」と地図を見て右手の稜線だった。
すぐに気がついたからいいけど、下を車が走っているのが見えたので大分峠のところまで降りたっぽい。

登り返して道を歩いてたらなんか黒い物体がこっちを見つめていてビクっと!!
見たらカモシカがこっちをじっと見つめていて動く様子なし。
まあ襲われるでもないので、横を通り過ぎたらまだこっちを見てらっしゃる。
カメラを向けてもこの体なので、人間に慣れているんですかね。
人里近いのに思わぬ出会いでした(熊じゃ無くて良かったw

15分ほどで最初の峰に到着。
地図には書いてありあせんでしたが、地元の方が設置した看板によると愛宕山らしい。
愛宕山ってあちこちにありますよね。

再度元の分岐に戻ってきて、反対側の尾根道を進む。
危険箇所もないし歩きやすいし本当に良い山だわ。
近場で時間帯が早いからかもしれないけど、人が全然いないのも良い。

ちなみにこのルート日の出アルプスという名前が付いているっぽい。
へぇー

しばらく歩いていると計画段階で分からなかった見晴らしの良い場所に出ました。
どうやら直近で木を切り出した場所のようで、本当に最近出来たビューポイントのようです。
赤ぼっこは多摩川寄りの見晴らしはあるのですが、反対側が見通せる場所が出来たのは朗報ですかね。
景色の良さで休憩適地なのですが、いかんせん時間が早すぎる(10時前
小休止だけして先に進むことにしました。
ああ、もったいない。

続いて向かった天狗岩。
突き出た岩場の絶景ポイントを期待したのですが、普通に岩場でした。
景色も悪くはないけど起立していないと見えないので、休憩には向かないなぁ。
良ければここで早めのお昼でもいいかなと思ったのですが、こちらもすぐに移動しました。

ということで期待せざるを得なくなった赤ぼっこ。
これで景色が残念だったらがっかりすぎる。
天狗岩から10分くらいなので近いんですよね。
そして見えてきた時点で確信(何を

無事赤ぼっこ到着です。
山頂というよりは突き出した尾根ですかね。
景色は最高でした。
標高は低いですが、これだけ見晴らしがあったら十分でしょう。
高尾山みたいに無駄に人もいないのでかなり満足度高い。
標柱の向こうは御嶽山の山々、奥に見えるのは川苔山ですかね。
街は青梅市街です。

朝食兼昼食ですっごい久しぶりにラーメンを作りました。
最近カレーかアルファ米だったからなぁ。
野菜とかいろいろ食材持ってくるのが面倒でね。

定番の山珈琲も。
陽射しが暖かくて気持ち良かった。
2~3時間ゆっくりしても良さそうな感じでしたけど、12時近くになると人が増えてきたので退散することにしました。
やっぱり人気の場所なんだなぁ。
前半の見晴らし場所でゆっくりするのもいいかもね。

後半は日の出町の最終処分場の縁を歩くコース。
その関係でフェンスがあっていかにも里山っぽさが増します。
処分場が見えてる訳じゃ無いけど無粋な感じ。

途中にあった馬引沢峠。
下る側は普通に峠道なんですが、反対側は抜けられずフェンス。
しかし指導標にはかつての行き先がちゃんと書いてあって諸行無常なり。

さて、最後は天祖神社の裏手に出てきました。
ここが一番メジャーなルートみたいです。
トイレもあるので有り難い。
そして神社の境内から降りる階段が長かったw

今回お風呂は青梅駅に向かう途中にある亀の井ホテルさんを利用させていただきました。
最終受付が14時なので一般的には利用しづらいですが、今回みたいに早めに登れば丁度良く使えそう。
特にこの時期日が短いので丁度良いくらいでした。
7階にお風呂があるのでえらく展望のよいお風呂を堪能できました。
今回は本当に直前に気まぐれで計画しましたが、なかなか充実したコースで満足度高かった。
奥多摩の山も行きたいのだけれど、駅でのバス待ち競争が辛いのよ。
川苔山くらいだったらいけど、檜原方面とかだとやっぱり座りたい。
ということで最近は秩父方面に逃げてる気がする……またどっか行こう。
