板東三十三箇所はじめました

投稿者: | 2022年2月27日

タイトル通りこの前の祝日に坂東三十三ヵ所歩きを始めました。
「御府内八十八ヵ所の後に歩こうかなぁ」くらいの感じだったのですが、関東ふれあいの道の神奈川県コースを見ていたら被る部分あるので、ついで歩きをしてみようかと。
今までも札所は通ったのですが、鎌倉は一番札所の杉本寺があるんですよ。

以前保土ケ谷から鎌倉街道を歩いた際に、杉本寺の前も通ったんですよね。
いつでも始められる状態ではあったのですが、いよいよって感じです。

杉本寺リス
そんなわけで鎌倉の杉本寺まで来ました。
初っ端は以前歩いたので今回はバス使用です。
お寺が多いためか緑豊かな鎌倉。
リスがお出迎え。

杉本寺2杉本寺御朱印
古いお堂は茅葺き屋根なんですが、改築してもそれを維持しているから価値があるってものなのでしょう。。
御朱印が欲しかっただけなのですが、拝観料をとられました。
やっぱり鎌倉だね。
1番札所なので御朱印帳もたくさんの種類が売ってました。

鎌倉街道入口
さて巡礼には決まった道はないのですが、昔から常用されている道というものはあるようです。
さすが鎌倉、巡礼古道というものが残っていて今回はそこを歩いて行きます。
鎌倉街道を保土ケ谷方向に少しだけ歩きます。
一見単なる住宅地。
報国寺の案内で行くと分かりやすい。

報国寺竹林
巡礼とは関係ないのですが、せっかく鎌倉なのでそれっぽい所を観光。
報国寺は竹林が有名っぽいです。
当然拝観料は取られるのですが、なんか鎌倉なので慣れた……
地方だと自然は普通の風景なんだけどねぇ。
人工的な美しさ?

古道入口古道入口2
住宅地内のちょっとした細道が巡礼古道の入口。
小さく案内も出ているのですが、それほど観光道化はされていないようです。
地図を片手に探したから見つかりました。

登り口巡礼古道
宅地化が進んだせいか、半分登り口が潰れているんですけど……
裏山が崩れたとかなったら自治体の責任になるから仕方ないんだろうけどね。
史跡指定もないしこんなものかね。
巡礼古道といいつつも単なる山道です。
熊野古道、あれの整備具合は異常。

石仏石版
とはいえ、ところどころ見かける石仏や石板はさすが巡礼古道といった感じですね。
しかし鎌倉で山要素満載な道を歩くことになるとは思いませんでした。
登山靴でよかった。

谷側終点
一見山奥のような雰囲気ですが、谷下の道沿いは住宅地です。
道を使っても同じ所に行けるんですけどね。
あえてコチラを歩くのが良い。
本来はこの山道のまま2番札所まで行けてみたいですが、台地が宅地開発されて突然終わる古道。

住宅地住宅地2
ハイランドという名の住宅地を抜けて逗子駅方面に下っていきます。
このあたりはもう自然の感じは全くないですね。
仕方ないですが。

岩殿寺へ岩殿寺
一度台地を下ってから正面に迂回して2番札所の岩殿寺へ。
門前には33カ所全てのお寺が示されていました。
ここをお参りすれば巡礼したのと同じ効果っていうあれかな?

お堂奥の院
参道を登った先にある建物が奥の院かと思ったらその裏に洞穴になってる奥の院がありました。
だから岩殿なのね、納得。
こちらのお寺も受付はありませんが、拝観料100円の収受箱が。
鎌倉だわバッド(下向き矢印)

奥の院から岩殿寺御朱印
奥の院は高台にあるので逗子の海が見えました。
やっぱり海が近いね。
御朱印帳には予め書き込む場所が設定されています。
鎌倉から少し離れているので観光客も少なく静かな場所でしたが、無事御朱印を頂くことが出来ました。

大通り
今回はここまで、後は逗子駅に向かいます。
駅に向かうためのこの道、実はいずれあるく関東ふれあいの道の連絡道になります。
そしてこの道は三番札所に向かう道でもあります。
つまり、同じ道を歩くのが面倒だからまとめて歩けるようにしてしまおうというのが今回の目的。

単に飽きっぽいんですよ。
同じ道は出来るだけ歩きたくないんです。
次回は再び関東ふれあいの道に戻るかと思います。

そしてそろそろ春山の準備をしないと。

今回の歩行マップ
歩行マップ