まだまだ暑いですね。
お盆休み以来まともに歩けていなかったの少し歩こうかと思ったのですが、久しぶりにKAWAカード目当てに目黒川を歩いてみました。
暑くなるし、距離もあるので気合いを入れていきます。
スタートはモノレールの天王洲アイル駅から。
目黒川の河口ってどこなのか気にしていなかったのですが、こんなところだったんですね。
海側は京浜運河なのですが、そこから内陸に入ったアイル橋の辺りは川ではなく、まだ運河。
一応天王洲運河から奥が目黒川という認識でいいんですかね。
もともと埋め立て地なので、分かりづらいですがとりあえずスタート。
少し歩いた所で交差する旧東海道、そしてその傍にある荏原神社。
なんか久しぶり。
神社で御朱印をいただこうかと思ったら社務所がまだだった。
8時半前だしね。
大崎付近は絶賛工事中。
第一三共近くの工事は数年前からずっとやっているけど、何作ってるのかね。
新幹線を過ぎて交差点を渡って居木橋の交差点を渡ると、見慣れた目黒川の風景に。
桜の季節に来ると混んでますが、猛暑の夏に好き好んで歩く人はいない。
でも中目黒までは並木の日陰で歩きやすかった。
最初に風景が変わるのが中目黒駅前の蛇崩川合流点。
蛇崩川は完全に暗渠で見えないのですが、ここで合流しているそうな。
水量が変わるのか、ここから上流は今までの掘り割りのような川から水路的な流れに変わります。
やはり東京の都市河川っていうとこのイメージかな。
住宅街を流れる静かな流れといったところ。
このままずっと続くのかと川沿いに整備された遊歩道を歩いて行きます。
しばらく歩くと見えてきた競技場のような不思議な円形の建物。
なんだろうと思いながら少し行くすぐに分かりました。
大橋ジャンクションのループ道路でした。
この二階建ての接続部を見て分かりました。
首都高の下の道路を渡って反対側から続きを歩こうと思ったら川が無い……
どうやらここから先は暗渠になるらしく、解説板があったので読むと下水道扱いだそうな。
上は遊歩道になっていて再現された小川っぽいのがありましたが、これは再生水を流しているものなんだそうな。
河川としての末期はドブ川だったみたいですね。
そんなわけで川沿い歩きといいながら、単なる舗装遊歩道歩きに変わったわけですが、すぐに終点に着きます。
遊歩道が二俣に別れてますが、実はここは二つの川の合流点。
右が北沢川で、左が烏山川だったもの。
つまり二つの川が合流して目黒川になっているので、目黒川としてはここが終点となります。
さすがにつまらないので、本流として先が長い烏山川を上流まで歩くことにしました。
元は用水路としても使われていたようで、烏山用水の名もあるみたいです。
いまは暗渠で下水……なんだかなぁ。
歩道であったり、遊歩道であったり、形は変われどずっと歩いて行けるので、世田谷の住宅街をうねうねと通っていて散歩するには面白いですね。
暑い日でなければw
東急世田谷線とクロスする宮の坂駅でお昼をいただきましたが、駅の脇に元江ノ電の601号保存されていました。
元々は玉電(東急)の車両だったんですね。
昔乗った記憶があるので、ちょっと懐かしかった。
ついでにすぐ近くの世田谷神社の立ち寄りました。
意図せず見つけた神社の御朱印を頂くのもまた楽しみの一つ。
高架化工事中の京王線芦花公園駅で反対側へ。
遊歩道が延々と続くので特徴的な景色がないので、歩いてる分に楽しいのですがネタにしにくい。
終盤、こんな感じの裏通り部分もありましたが、ほとんどは整備された歩道になってました。
しかし、この風景が元は川だとは分からないよね。
無駄に立派な下水道のマンホールが転々と続くので「水量が多いんだな」と想像出来るのが他と違うくらいか。
最後の方で烏山住宅の団地の縁を通って中央道をくぐりましたが、外壁が変だと思ったら、中央道の謎トンネルの部分でした。
団地向けの騒音対策なのは知ってましたが、外はこんな感じなんですね。
昭和な団地はどこか懐かしい雰囲気w
本当に最後は歩道も細道になって、最後はフェンスで行き止まりとなりました。
この先はお寺の敷地に入るので、歩道としては終了です。
お寺の高源院さんにある鴨池が水源となります。
お寺と言うことでせっかくなので、見学させて頂きました。
広い敷地の中に池があってなかなか趣のある場所でした。
ここが目黒川の水源ってどれくらい認識されてるのやら。
とりあえず無事着きましたが、距離もあったし暑かったしで珍しく疲れました。
道程の長い川はKAWAカードがらみでは、多摩川くらいかと思うけどなかなか歩き甲斐のあるお散歩でした。
次の歩きは9月の連休。かな。