野川は水辺が近い

投稿者: | 2024年12月28日

毎度の都内川歩き、今回は野川です。
野川は多摩川からの支流なので河口が多摩川の中流域にあるのでスタートが意外と遠かったりする。
でも九段下で半蔵門線に乗り換えると直通で行けるから意外と行くのは簡単でした。

二子玉川駅 二子玉川駅2
ということでスタート地点最寄りの二子玉川駅は初めての下車です。
多摩川直近の駅なので、前よりの方が多摩川に行くのに近いのかと思ったら、多摩川の上に駅があるんですね。
一番前は改札に一番遠かったという……ガックシ

堤
河川敷に向かうため交差点を横断したら妙な地形が。
元堤防? なのかな。よく分かりませんが、壊さず残ってるってことは史跡の一つなんだろうか。

合流点 多摩川
野川と多摩川との合流地点、二子玉川。
すぐに出られるかと思ったら護岸工事中で地図と違って迷った。
とりあえず橋を見つけたので野川の右側に渡る。

多摩川二子橋公園 多摩川二子橋公園2
多摩川二子橋公園内を歩くはいいけれど、全く野川が見えず。
う~ん、幸先悪い。

堤防上
少し歩いて堤防の上に登ったらやっと河川が見えた。
ここからは基本的に川沿いの道が整備されているので、いつもの河川歩きになります。

遊歩道入口 遊歩道
で、さらに進むと車両進入禁止の遊歩道になって歩きやすい。
というか、今回ずっと遊歩道です。
神田川みたいに川沿いの道路化と思っていたら、こんな感じなので散歩にはもってこいですね。

東名高速へ 東名高速
のどかな風景が続くかと思ったら急に物々しい雰囲気の建造物が見えたので何かと思ったら高速道路だった。
「いつも走ってるあのあたりかなぁ」なんて歩いてたら、外環の工事してる辺りだったわ。

工事現場 工事現場2
世田谷区の地下区間工事拠点なんですかね。
やたらと壮大なプラントっぽいですが、道路工事現場なんですよねぇ。

階段 川縁
ずっと川沿いの道を歩いていたら下に降りられる階段があったので降りてみる。
でもすぐ行き止まりでまた上に上がるんですが、どうやら道路を渡らないようにする歩道橋代わりだったみたい。
良い感じかと思ったのに。

川沿い 下みち
そんな感じでいつも通りかと思っていたいたら、再び下に降りられる場所が。
というか、ここからずっと上流まで下を歩くことが出来ます。
正直びっくりです。

歩道 階段2
単に歩けるだけって感じでも無くて、途中にある設備なんかには越えられるように歩道が作られてます。
いわゆる公式?
逆に一度降りたらたまにある階段以外上がれないし、反対側に渡れる場所に対にあるわけで無し、片側を延々と歩かされます。
途中河川整備をしているみたいでかなり歩いた所で強制的に一旦上げられました。

河川工事中 下みち続き
大量の導水管がある先でまた下へ。
しかし段々と川縁が浅くなってきたのか、橋の下をくぐるときに頭上が気になる高さに。

橋 反対側へ
陽の加減で日陰が続くので日向に移ろうと都合良く階段が敷設されてる橋を使って反対がへ移動。
これでゆっくり歩ける。

野川大沢調節池
なんか見たことある風景だと思ったら野川大沢調節池でした。
以前来た時はおちらの橋の上を歩いたけど、なんで下の川沿いが歩けるのか不思議でしたが、今回解決しました。

飛び石 続き
しばらく行くと歩いている側が行き止まりっぽいので反対側に渡りたかったものの上がれる場所がなし。
ふと見ると飛び石があったので、底を渡りました。
んー、多分そういう用途よね。

自然観察園 紅葉
さらにその先に野川自然観察園なるものがあったので寄り道。
園内に感じの良い紅葉が見えたので、今年はまともに見てないしと思い見学。
遠目にはいいんですが、真下から見上げると染まりに斑があって汚い。
今年は紅葉はダメダメでしたねぇ。

行き止まり 迂回看板
今度こそ本当の行き止まりですが、この場所は小学校の校庭の下を流れてます。
以前神田川だったか、似たような光景を目にしましたが、人口が増えて小学校を拡張するには丁度良い拡張スペースなのでしょう。
自分と同じように川沿いを歩く人が多いのか、わざわざ小学校を迂回する道の案内看板が設置されていました。

本当は最終地点 都市河川区間
小学校の反対側から再び歩けたので進んで行くと、なんとなく様相が変わる場所に。
特に行き止まりの注意書きも、立ち入り禁止ともなってないないので行けるのかと進んで行きました。
なーんか民家のドブ川を歩いてる気分なんですが……

都市河川区間2 上から
そこそこ歩いた所で上部に構えが出てきて明らかに違う!
元に戻って上から見るとヤバい。
上を歩いてる人が奇異の目で見ていたわけだわw
警察を呼ばれなくて良かった(^^;)

ここから先は民家の裏手を流れているので川沿いには歩けない部分が多いので、せめて源流部だけでも見てやろうかと先に進みます。

中央線
最終的に川を見られるのはここまで。
このトンネルは中央線がの下に潜るためのもの。
年期があるレンガ造りのトンネルでした。

迂回 暗渠部
国分寺駅の方をぐるりと回って線路の反対側に来ると、野川の橋にあたる部分に休憩スペースがあって案内が出てました。
右手のフェンスは日立の研究所の敷地で、その中に源泉である大池があります。
年数回公開をしてるみたいですけど、普段は見られないのでここが野川の最終地点てことになりますか。
でもこうして案内板があるくらいだから気にして見に来る人はそれなりにいるってことなんですかね。

野川は全体的に川沿いの道が充実しているのが特徴だった気がします。
源泉が国分寺駅から直近ということもあって下流より上流の方が都市河川ぽいのが面白かったです。
とはいえ、中流からも大いに支流が流れ込んでくるの水が本当に綺麗なのが羨ましいと思いました。

今回の歩行マップ
歩行マップ