お盆に山に行きましたが、基本的に暑いのが嫌いなので週末は大人しくしています。
それもどうかなということで平地歩きでもしようかと、出掛けることが出来ました。
今回は東海道歩きの続きです。
ついでに坂東三十三箇所の続きでもあります。
大磯からのスタートですが、夏の暑さが残る大磯は結構観光客が多いですね。
自分はまったく方向が違いますが。
9時過ぎ、スタート地点は大磯宿の中心、大磯消防署前になります。
前回はここまで歩いたので、ここからが続きです。
今回のコースは基本的に国道1号そのまんまなのですが、一部旧道を歩く区間もあります。
大磯から歩き始めてすぐのここもそう。
国道はなだらかに曲がっていますが、旧道は直角なんですね。
こういう細かい所がこの先もいくつかあります。
しばらく歩いて松並木の見たことのある東海道っぽい風景だと思ったら、以前歩いた関東ふれあいの道の区間でした。
微妙に被るルート。
象徴的な風景のばしょなんでしょうね。
本当にこの区間だけでしたが、元首相の私邸がいくつかあるなど風景が保全されてる理由も納得。
再び国道1号線を離れる場所。
関東ふれあいの道の連絡道として歩いた場所が旧東海道だったとは……
東海道自体はすぐに細い道の方に別れます。
別れた東海道も再び合流しますが、微妙に合流せず平行線。
松並木の海側に今の国道が作られているんですね。
面白い構造です。
合流語はひたすら国道歩きです。
国道もこの辺りでは郊外の雰囲気ですね。
でも以前歩いた甲州街道のような田舎な風景に出会えないのがちょっと寂しい。
二宮駅前を過ぎてしばらく歩くと、直線からの不自然に曲がった場所。
すぐに元の国道に戻るのですが、昔は谷があって沢が流れていたようです。
今は川も暗渠になっていて、橋の名称だけが残っていました。
谷に下るために少し曲がっているんですね。
歩くと分かる東海道の歴史。
11時過ぎに国府津駅前に到着。
坂東三十三箇所巡りとしてはここまで。
東海道と別れるので、ここからは純粋に街道歩きです。
札所巡りはまた別の機会に。
西湘の海が見えてきて、「綺麗な景色」といきたいところですが、西湘バイパスが海側にあるのでちっとも面白くない。
つまらない歩きが続きます。
酒匂川を越えれば小田原です。
こうしてみると箱根の山って本当にそびえ立ってるのね。
東海道の難所だというのがよく分かります。
川を渡ってすぐに東海道は直角に曲がります。
またすぐ合流するんですが、昔の橋からの取り付け道が川沿いにあった関係で曲がっているようです。
すぐ近くに案内板がありました。
小田原市街に入ってからも国道から離れます。
ちょっと垢抜けない道には行っていきますが、今の国道はお城に向かう御成道だったそうです。
なので宿場に続く道は逸れて脇道へ。
かまぼこ通りと名前の付いているこの道が東海道。
名前通りかまぼこ屋さんの老舗が何件かありますが、沢山並んでるという訳ではないw
せっかくなので田代総本店さんでお土産の蒲鉾を購入。
後は真っ直ぐ進むと宿場の中心なんですが、その前に鎮守社にお参り。
今回寄った松原神社。
小田原の総鎮守という位置づけになっているようですね。
13時前に終点の小田原宿に到着。
ここで再び国道と合流ですが、御成道からお城に沿って通っているのが今のルートのようです。
ということで、お昼に鰺寿司をいただいてサクッと新幹線で帰ってきました。
やっぱり新幹線は速いねぇ。
東海道も次は箱根に入っていくので少しは山っぽくなるのだろうか?
9月は再び山(秋が本番)なので、その後は涼しくなるし関東ふれあいの道が復活かな?
とりあえずお天気を期待して北アルプスに行ってきます。
暇を見つけて続きを歩きます。