なんか毎年の恒例になりました、伊勢神宮詣と熊野古道伊勢路歩き。
伊勢神宮の方は例年と同じなので熊野古道歩きの方がメイン。
昨年は紀伊長島で終わったので出来れば前日入りしたかったのですが、調べたら紀伊長島の駅近くに宿泊場所が無い……
仕方なく昨年同様松阪のホテルに宿泊して5時20分の初列車で移動と相成りました。
4時半起床でめっちゃ眠いっす。
紀伊長島駅には7時前に到着。
関西は日の出が一番遅い時期なのでまだ薄暗い。
本当はもう1本後の列車にしたかったんですが、前回終わった場所が高速インター近くのバス停だったのでその場所に行ける本数がない。
7時過ぎのバスに乗らないといけないのでこの顛末です。
まあ、行けるだけ有り難いんですけどね。
ということで田山口バス停に7時半に到着です。
ちなみに直近の高速バス停は廃止済み。
今は紀伊長島駅まで来てくれるみたいです。
去年そうして欲しかったw
とりあえず赤羽川沿いに歩いて長島橋を渡って紀伊長島の街から出て裏道へ。
ここからが古道っぽいかな。
熊野古道というと山中の道のイメージですが、全体的にはこんな感じの裏道的雰囲気の場所が多い気がします。
この日はよりによって雨予報。
午後から雨天予報だったんですが、何故か朝から小雨が降っていていやーな予感。
夏なら問題無いレベルですが気温も低いので一応レイン装備。
古道は山を迂回しているのですが、かなり大回りになります。
国道も当然トンネルでショートカットしていますが、平行して歩道トンネルが整備されているんですね。
見たら573mって閉所恐怖症の人には無理そうな道。
しかし路肩の歩道と違って車の爆音がないから静かに歩けそうです。
しばらく国道を歩いていくのですが、一石峠に向かって田舎道へ分岐。
いよいよ古道らしさが出てきました。
こちら一石峠への入口です。
もと街道なので、坂もゆるやかだし歩きやすい。
軽く登って一石峠に到着。
海も見えてなかなかの景色でした。
相変わらずお天気はすっきりしませんが、今のところ小雨は上がって普通に歩けます。
下ってきて交差点の微妙な階段方向へ。
このあたりは案内板があったので迷いませんでしたが、街中は生活道路を兼ねてるのでわかり辛いところが多いかな。
再び国道に合流して海岸沿いをしばらく歩くと続いての峠、鋸坂峠へ。
国道の歩道トンネル手前を峠に入っていくのですが、この入口廃業したラブホの入口ってのがね……情緒も何も無い。
知らない人が見たら廃業したラブホのゲートをくぐる怪しい人。
出口の方も変わってて川を渡るための人道橋を渡ると防波堤に出るという。
この防波堤自体が熊野古道っていうのも面白い。
昔は海岸線を歩く道だったんですかね。
三瀬峠を越えて続けて始神峠へ。
今回のコースは小さな峠が多いです。
この日の中では始神峠は一番標高が高いかな。
とはいっても150mくらいだけどね。
さくっと登れるのが良いところだけど、今回は25キロと距離があるのでそこそこ疲れてます。
今回歩いたのは始神峠の江戸道の方ですが、明治道は人車が通れるようになだらかになってるようです。
で、大舟川のところで合流するのですが、橋を渡らず明治道の方向へ。
昔からの道かどうかは知りませんが、橋を渡らずに川を渡れます。
今の時期だからか分かりませんが、水が無いので川の中をそのまま渡れるんですよね。
一応両河岸とも降りられるようになってるから、公式の道でいいんだよねぇ。
後はひたすら普通の道を歩きます。
現国道に入ったり、昔道に分かれたりを繰り返しつつてくてくと。
上里の町まできて12時過ぎ。
いい加減お昼を食べたかったところで食事処を発見して大歓喜。
沿道にお店はほとんどないので、見つけたら食べようと思っていたらここまで来ました。
お値段の割に非常にボリューミーでした。
この日はたくさん歩いてるので丁度良かった。
元気が出たところでこの日の後半戦といきたいところですが、すぐに相賀の町に着いちゃいました。
うーん、勢いで次まで行けそうだけど、この日は宿を予約してあるのでこの日はここで終了。
既に14時を過ぎてるから無理なんですけどね。
一旦街道を離れて引本の方へ移動。
相賀橋を渡って引本の方に向かいますが、湾に架かる橋かと思ったら微妙に船津川と白石湖ということらしい。
ほぼ海と繋がっているんですが、この環境が良いのか牡蠣の養殖で有名なところです。
ということで、この日は料理旅館なのですよ。
お世話になった民宿の「ささき」さん。
途中職質された警察の方からも牡蠣料理が有名だと太鼓判を押されました。
(アウトドア装備だったから時間的に尾鷲に向かうのか心配だったそうな。怪しかったわけじゃないぞ!)
今年は牡蠣の出来が今ひとつなので、少々小ぶりになりましたが、やっぱい本場で食べると美味しいです。
満足満足
朝も早かったし、距離もかなり歩いたので早めに布団に入ってダラダラしながらアマプラ見ながらこの日は寝る。
つづく・・・