秋まで行く予定ではなかったんですが、このコースは本道から外れたコブコースなので終わらせておこうということで行ってきました。
時間出来たし。
スタートは分岐前と同じ下久保ダム脇の夜沢から。
前回歩いた『渓谷を下るみち』と同じです。
朝イチで行って7時40分のスタート。
8時過ぎにコースの分岐点に到着。
ここまでで登りは一旦終了。
余裕っぽい?(甘い
野外活動センターまでは大型バスが通るくらいなので道も広くて余裕な感じ。
その先も林道が続きますがだんだん寂れてきます。
舗装道から砂利道へと王道ですな。
まだまだ非常に歩きやすい。
しばらく行くと林道本筋から分岐しますがまだまだ林道状態。
このまま下るのかと考えるとなんともつまらない。
8時20分に山道への分岐に到着。
ようやく山っぽくなってきました。
しかし山道に入った途端にえらい荒れてる。
歩きづらいって程度ですが、これがまだまだ序章だとは……この時は思いもしませんでした。
しばらく歩いて沢筋に出ると道が見えない……
地形的に道は分かるんですが、踏み跡が非常に不正確。
加えて写真では分かりづらいですが倒木、法面崩壊、路盤崩壊の連続で雑草で道が見えないことも加わって、一歩一歩道を確かめながらの歩く感じ。
足を踏み外すと沢まで滑落するので思いの外危険な歩きとなりました。
ルート的には一般向けになってるんですが、この区間に限っては上級者向けかなぁ。
歩く人が少ないせいか踏み跡もあまりないです。
健脚である必要は無いけどコース取りと山歩きに慣れた人じゃないとちょっと危ないですね。
関東ふれあいの道に関しては今ひとつやる気の無い群馬県。
直す気あるのかなぁ……
悪戦苦闘したものの8時40分に塩沢地区に到着。
20分ほどで抜けてしまいましたが、気分的にはもっと格闘していた感じですw
しかし下ってきた所、右端の草生したところに出て来たんですが、特に指導標とかもなくて逆順に行こうと思ったら絶対入り口が分からないと思う。
しばらくは指導標に従って(一部壊れてましたがw)車道歩きとなりますが、昔の蚕小屋とかが普通に残っていてなかなか趣のある場所でした。
桜山に続く道路を少し入った所に再び登山道が現れます。
9時に桜山登り開始。
こちらがメインディッシュ。
どうも桜山の一般的登山コースと関東ふれあいの道で設定が異なるようで、所々で現れるこの緑の看板が悩ましい。
群馬県の指導標の不親切具合は既知なので、一般コースとか言われると思わず入り込みたくなりますが、曲がらず道順で行くのが正当。
少し行くと害獣防止の電気柵に着くので扉を通って果樹園にお邪魔します。
ああ、日なたが辛いw
果樹園を抜けて再び道路と交わると指導標が現れますが、ここまで歩いてる道が正しいのか半信半疑ですがやっと安心しました。
ホント群馬県の案内は不親切。
ここから先はずっと道路歩きですが、結構急なのと森林歩きと違って直射日光が辛い……
こんな感じで日陰が恋しい。
途中で「一般登山道」と合流しますが、「絶対こっちの方が自然歩道だよなぁ」と思いつつ先へ進みます。
9時50分に桜山公園の入り口に到着。
なんとなく道なりに行きたくなりますが、ここもトラップ。
地図を見ると曲がらず直進してるので先の細い車道に入っていきます。
ご丁寧に三角コーンでこの先は違うよ感も出てますが車向けなのでここは無視。
暫く行ってぐるっと回る所の排水溝の脇に指導標が(分かりづらっ!
ここを入るの?
すんごい拒絶感なんですがw
ちなみに帰りに蛇とこんにちはしました。
まあ、いるわな。
藪を抜けると拓けた斜面に出ますが、同時に完全に道が失われる。
なんとなく階段跡っぽいものが残ってたので真っ直ぐ登るんだろうなぁ、と察しはついたものの歩きづらい……
道、見えます?
上の方に朽ちた小さなお社があるのでそこを目指して真っ直ぐ登るのがルートです。
登りきってなんとなく石組みの階段っぽいのあるから分かるけど逆順だとここから下るとは思わないだろうなぁ。
公園と社の裏手との隙間に指導標がありました。
これ見つけるの困難w
園内では山頂に向けて一直線ですが、この登りが意外とつらい。
まあ、坂も直登であれなんですけど蜘蛛の巣街道。
夏場なんて人来ないんでしょうね(実際園内整備の人しか見かけなかったし
いったいいくつ蜘蛛の巣を除去したことやら……ストックが無かったらこのコース断念したかもw
10時20分に山頂に到着。
苦労した割に見晴らしねーぞw
朝早かったのでこちらの東屋でお昼としました。
クソ暑いけどカップヌードルカレー味。
食後少し離れた管理棟で証明写真を撮って元来た道を帰るのが今回のコースですが、全く同じ道を辿るのもつまらないので帰りは『一般登山道』の方を通って下山してみました。
いくつかコースがあるようで歩いてる途中で分岐がありあました。
そういえば登りで合流してくる道が複数あったような……
山百合の群生とかあったりなかなか変化に富んだ道でしたが、こっちも蜘蛛の巣が多かった。
さて、今回元の道を戻るだけなら大したことなかったのですが想定以上に難儀したのが気温。
この日神流町でも最高気温が32度あったそうで、その気温で山登りはかなり体力を持って行かれました。
帰りの例の道無き道の登り返しは相当にきつかった(一番暑い時間帯だったし
数メートル登っては立ち尽くすを繰り返しながら登りましたが気を抜くと沢に落ちるので今までのルートで一番辛かったかもしれないですね。
幸いバスの時間までは相当に余裕をもったので焦りはなかったですけどとにかく暑くて水分2リッター持って行ったのに空になってしまいました。
そいういえば桜山で補水しようと思ったら自販機が無かったぞ。
公園なのに役立たず。
幸い塩沢地区に自販機を見つけたから良かったけど、あれが無かったらトイレで給水するしかなかったw
ということで各所で時間調整しつつ15時前にバス停近くまで戻ってきましたが暑いのでこの小屋の日陰で時間調整してました。
もう夏の低山登りはこりごりですわ。
やっぱりこの時期は2,000m以上じゃないとなぁ。
ああ、前回の北アルプスは天気悪かったけど良かったわw
さて次回は8月はイベントだし、9、10月は山岳系の予定満載なので10月下旬くらいに再開でしょうか。
次のコースは20キロの健脚向けらしいけど涼しければそれくらいどうってことなわな。
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
5:05 京浜東北線(大宮行) 5:09
上野
5:13 高崎線(高崎行) 6:44
新町⇒新町駅
6:50 日本中央バス(上野村ふれあい館行) 7:38
保美濃山
ちなみにバスはこの一日乗車券(1,500円)を使うと往復料金より安く、かつ温泉の途中下車もOKなので便利です。
<帰りのお風呂>
以前も寄りましたが帰りのバスを「桜山温泉センター」で途中下車すると「桜山温泉 -絹の里 別邸-」があります。
バスは2時間に1本程度の運転なので立ち寄り可能だと思います。
<山バッジ>
今回もバッジはありません。