三連休のお天気予報が急遽晴天予報になったのと、紅葉予報が赤城周辺が見頃という情報だったので「関東ふれあいの道」の続きで丁度よいと急遽行くことにしました。
7時20分に前橋駅に到着。
駅前の樹木も紅葉になってますが、こんなんで山の方の紅葉残っているのだろうか……
ところでこのコース、スタートの案内板があちこちにあってどれが本当のスタート地点なのか分かりづらい。
群馬県のホームページだとビジターセンターまで行くように説明されてますがこれも交通の利便性の都合みたいですね。
本来は「黒檜山から花見ヶ原へのみち」との分岐点になる赤城ひろば近くが本来のスタート地点みたいです。
ということでバスを乗り継いで終点の一つ手前の赤城ひろばに9時に到着。
広場から少し大沼側に下ったところにスタート地点がありました。
前回確認しておいたからすぐに分かりましたが、バス停からだとちょっと分かりづらいですね。
小川沿いにまずは慣らし運転で覚満淵まで小移動。
覚満淵の入口にも案内板が。
本当にあっちこっちにあります(後記:正式にはここがスタートでした)
湖上の遊歩道の方が景色は良さそうだけど丘歩きの方が指定されてるのでそっち歩き。
しかし期待していた紅葉は終わっていてすっかり冬枯れですね……
ここから先は登山道風味。
峠を過ぎると小沼に出ますが、ルート的には小沼は上から眺めるだけっぽいです。
少し寂しいので下まで降りてみました。
大沼や覚満淵に比べれば観光色が薄くて自然を見るにはこちらの方が良さそうな感じです。
そして急激に深まる山道感。
血の池まではそこそこ大沼周辺エリアに入るのかな?
それでもかなり人は少なそう。
舗装道に沿った形で指定道はあるんですが、まあ普通は舗装道を歩くから踏み跡がかなり薄くなってます。
ふれあいの道目当て以外で歩く人はいるんだろうか……
荒山の巻き道に入ると斜面になるので足下が見えずにかなり怖い。
結構な崖な部分とかもあってこれ踏み抜いたら滑落するよなぁ。
10時40分に荒山登山道との交差点に到着。
ここには庵があってこちらで早めですがお昼ご飯にしようと……と思ったんだけど調理器具忘れた…
幸い味玉と行動食を持ってたのでそれで空腹を癒す。
急遽出かけることにしたからなぁ、事前準備はしっかりしましょう。
暫くは荒山の登山道歩きなので道が整備されてて歩きやすい。
再び登山道から別れて赤城温泉方面に向かう道へ。
そしてこの差である。
登山道を歩いていた時には人とすれ違ったけど一歩外れると人がいなくてやっぱりマイナーなのね。
少し下ってきたおかげか気持ちばかり紅葉も見ることが出来ました。
中腹域がちょうど見頃なのね。
期待していたのとはちょっと違いました。
赤城温泉手前で突然現れる吊り橋。
山の方から来ると「なんでこんな山奥に?」ってなりましたが、温泉直近なので観光用なのね。
ということで12時50分に無事赤城温泉に到着しました。
意外と踏み跡が薄くてコース取りが難しいので、山歩きに慣れた人かGPSが無いと迷いそうなので本当に一般向きなのか疑問なコースでした。
さて今回はこのまま三夜沢の赤城神社まで下っても勿体ないので次のコースも歩くことにしました。
群馬県のホームページでの案内だと通行止めなんですが、事前調べで歩道自体は歩けると情報があったので現地にて確認。
入口には通行止めの看板とロープで塞いであるんですが、よくよく読むと「滝沢不動尊より先通行止め」になってます。
要はそれを承知なら立ち入り禁止ということではないらしい。
このコースは不動滝に水平移動するだけみたいなものなのでついで歩きには丁度良い。
前のコースに比べれば道はよく整備されてます。
しかし一般林道と交差して山道に入る度に通行止めの看板が出ていてなんか気まずいw
別に悪いことしてる訳ではないんですが。
一箇所、この場所はちょっと怖かったかな。
狭いうえにこの木をくぐるのが危なっかしい。
ちなみに下の真新しい林道が工事中で、この林道を横断出来ないので以前はコースが歩けないという認識のようです。
今は当該地点はほぼ工事が終わってるので普通に横断出来ました。
今回は禁止されてなかったからいいよねぇ。
三宝堂とその下の渓谷まで結構急な坂なので足を滑らさないように慎重に下りました。
なんか急な下りが多いコース。
残念ながら今回は不動大滝には行くことが出来ませんでした。
「滝沢不動尊より先通行止め」の意味は先の林道の橋を作る工事をしていたので多分そのせいですね。
臨時の指定で今はこの看板が撮影ポイントになってます。
4月からは行けるようになるようなのでそれ以降に来るのが吉です。
行けなかった部分だけそのうち歩くか……
14時半に忠治温泉に到着。
温泉に入ろうと思ったら入口に入浴だけはお断りの張り紙が……
連休初日だったからなのか、日帰り風呂を止めたのか定かではありませんが意気消沈して赤城神社に向かいました。
ちなみに忠治温泉で赤城神社からのデマンドバスの予約をすると時間的に丁度良い。
あくまで公共交通機関にこだわるならですけど普通はタクシーなのかな?
今回は次のコースへの連絡道を歩く意味合いもあるので歩きました。
15時15分に三夜沢の赤城神社に到着。
次回のスタート地点なので見るのは次回でもいいのですが御朱印は貰える時貰っておかないと。
ということで頂いてきました。
16時の予約だったので赤城神社前の乗り場で少し待ち。
幸い神社前にお店があったので飲み食いしながら待てたので助かりました。
ジャンボタクシー風味のバスで大胡駅までの移動は予約状況によりけりですが、概ね30分ほど見ておけば大丈夫っぽい。到着時刻を読めないのが難点ですが、過疎路線のあり方としてはいいのかもしれません。
この日はそこそこ利用者がいましたが16時20分頃に駅に着きました。
帰りは大胡駅から初めての上毛電鉄。
赤城駅を経由して東武特急「りょうもう」で東京に帰ってきました。
とにかく今回の道は荒山の登山者には会いましたがその他は皆無で実に寂しい道でした。
群馬は山がいっぱい有るだけにこういうどうでもいいコースには人が来ないのかもしれませんね。
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
5:05 京浜東北線(大宮行) 5:09
上野
5:13 高崎線(高崎行) 6:55
髙﨑
7:02 両毛線(小山行) 7:17
前橋⇒前橋駅
7:32 関越交通富士見温泉線(富士見温泉行) 8:05
富士見温泉
8:10 関越交通赤城山線(赤城山ビジターセンター行) 8:55
赤城広場前
<帰りのお風呂>
「ツツジのみち」だけなら赤城温泉があります。
「山里のいで湯のみち」は忠治温泉が使えたはずなのですが今回はお断りになってました。
<山バッジ>
今回は下りだけだったのでありません。