紅葉を求めて（奇岩怪石のみち（神奈川県No.3））

今年は綺麗な紅葉が見られず残念状態。
ちょっとした一日歩きで紅葉でも見ようかと出かけてみました。

今回はさがみ湖ＭＯＲＩＭＯＲＩ前までバスで移動で９時４５分に到着。
相模湖駅に降りたときは、駅前のバス停に大勢の登山客が行列していたから失敗したかと思いましたが、以前乗った高尾山方面の乗り場でした（同じ電車だった……
ちゃんと確かめずに並んでなんか変だと思い既に離れた所に停車していた車を見たら目的の行き先が。
危うく乗るバスを間違うところでした。
気をつけよう。

県道の橋を渡った先からコースが始まりますが、いきなりの細道。
これは期待が持てるコースですわ。

今回のコースは正面に見える石老山です。
そんなに標高は高くないけど、相模湖駅にハイキングコースとして紹介されてるくらいなのでそれなりにメジャーなコースなのかな？
でもちょっと紅葉には早かったか。

なんか不似合いなところに入るように指し示す指導標が。
そしてすぐに草むらの方に入れとの指示。
えぇ～、そういう道？
そもそも石老山ほえの登山口ってもう一つ先のバス停なんですよね。
ここから歩く人って東海自然歩道目当てよね、多分。

序盤のちょっとしたコースを抜けてすぐに関口地区に出てしまうので、この辺りはまだ山というより林歩きの趣。
それでも自然な感じで結構楽しく歩けました。

しばらく歩くと登山口の大きな看板。
ここからが本格的な山となりますが、さすがハイキングコース。
道はしっかり整備されてますね。
大きな岩があってなにかしらの由縁が書いてあるので、このあたりの景色が今回のコース名の理由でしょうか。

ちょっと登った所にある顕鏡寺。
ここまでは普通の道もあるので、一般の人もよく来る場所ですかね。
有名なお寺のようだけど、どうもお寺って興味が持てなくてダメだわ。
なんでだろ。

顕鏡寺から少し上は急な登りもあったものの、すぐになだらかになって非常に歩きやすい。
こういう山歩きは楽で良いなぁ。
汗をポタポタ流しながら説得力無い。

１０時１５分に石老山山頂に到着。
予定より大分早く着きました。
写真には写ってませんが結構人がいっぱいです。
やっぱりメジャー処は人が多いね。

山頂はあまり眺望がよくなかったのですが、唯一見える方向には富士山がはっきりと見えました。
ベンチの位置が悪くて、少しずれないと富士山が見えないのは意地悪か？
富士山に気がつかずにそのまま下山した人もいたのでよろしくない。

予定では１１時過ぎだったんだけど、仕方なくご飯タイム。
今回は高山市のふるさと納税でいただいた飛騨牛カレー。
肉の塊が美味しい逸品。
ご飯もスーパーで見つけたものですが、湯煎するには便利な形状で有り難い。
アルファ米と違うから何より美味い。

帰りは別の方向に行くのが指定コース。
ほんの少し先に分岐点があって、左に行くのが東海自然歩道の本道。
今回はぐるりと回って元に戻るコースなので右手に行きます。
左手のコースは日が長くなってからじゃないと行けないかな。

下山途中の峰にある大明神。
名前からしてもっと凄いのがあると思ったら小さなお社があっただけでした。
山の中だしねー。

少し移動したところにある大明神展望台。
山頂よりこちらの方が眺めが良かったです。
方角的に相模湖方面なんですが、高尾山からの縦走楼が広がっていて、「あそこ歩いたなぁ」なんて見入ってしまいました。
こっちでご飯にすれば良かったね。

意外だったのがその先の道。
自然歩道の指定が谷筋のコースなので結構岩場があって登りの時より裏道っぽいです。
危険なところとかはないですけど。

あっさり舗装された林道に出るのでここから先は普通の道歩き。
助かるけどちょっと拍子抜け。

最後に相模湖の渡し舟の案内看板を見つけました。
あるのは知ってたけどここを入るの？
なかなかハードル高いw

１２時半前には歩ききったので、今回はお風呂に入るためさがみ湖MORIMORIへ。
お風呂の施設にいくだけなら入場料は関係ないので立ち寄り湯。
当然お風呂の施設は別の料金がありますが、意外と高くないのね。

ということで本来は紅葉を見に来たつもりだったけど、ほぼ紅葉は無かったのでそちらの感想は全く無し（タイトル詐欺）
単純に山登りと相成りました。
もう少し景色が欲しかったけど、里山だとこんなものですかね。
この先、丹沢山系に入ると本格的山登り＆交通手段が薄くなるのでしっかり計画しないといけないのですが、出来れば冬の内に行きたいかなぁ。

—【参考メモ】—
＜秋葉原からの足＞
神田
７：０８　中央線中央特快（高尾行）　７：５３
豊田
８：０３　中央線（大月行）　８：２９
相模湖
８：３５　神奈川中央交通（湖２１　三ケ木行）　８：４１
さがみ湖ＭＯＲＩＭＯＲＩ前