今ではすっかり山男になってますが、どうしてそうなったんだろうと我ながら思い自分向けのまとめで少し思い返してみました。
昔は完全にインドア派だったんですけどねぇ。
間接的な転機は2011年で東日本大震災でしょうか。
鬱屈とした空気を払拭したくて各地に出掛けてはいたんですが、9月11日の上高地が山に興味を持った最初だと思います。
この時は初めての上高地のくせに大正池から新村橋まで歩いているんですが、余程自然が気に入ったようです。
今ではどうってことない距離なんですが、この時はかなり疲れた記憶あります。
まさか数年後にあの上を歩き回る程になるとは思いませんでした………
実際に登山に興味を持ったのはこの年の10月10日に立山に行った時ですね。
登山予定ではなく黒部アルペンルートの観光目的だったんですが、室堂から見たら「尾根まで登ったら黒部湖が上から見えるかも」(実際見えたんですが)と一ノ越まで行ったのが運の尽き。
なんとなく山頂が近く見えて勢いで行ってしまいました。
この時はスニーカーに肩提げ袋という恥ずかしい格好でした。
快晴で雄大な景色に余程感動したのか、次は上高地を上から見たいという欲求が生まれた瞬間です。
思い立ったらじっとしてられない性分なので色々調べた結果、日帰りで行ける焼岳という山があるらしい。
さすがに最低限の山装備(上着・ズボン・靴・ザック)を近所のスポーツ店で揃えて11月3日に登りに行きました。
まだ体力の案分とか分からない時だったので標高差1,000mの厳しさが分かってないw
しかも梯子場も初体験。
山頂に着いた頃にはかなりヘロヘロでした。
ガスで視界が悪かったものの時折見えるそこからの景色は感動モノで前方にそびえる穂高岳をみて、「あそこから眺めたい」という欲求が生まれて完全に堕ちましたw
この写真は某CDに使われてます。
さすがに体力、技術が無いと無理と悟ったのでとにかく体力を作る事を目標に2,000m級の山を数多くこなす方針に変更し、登れそうな所を物色し始めました。
12月4日に完全にオフシーズンとなった美ヶ原へ。
車で行ける閉鎖されてない道が高原の上まで行くコースだったので、とりあえず上まで行って下山して登山するという変則登山でした。
途中リタイアが出来ない下ってから登るという無謀はこれで懲りましたw
とにかく田舎でやる事が無かったので山へ行く回数が増える。
12月17日には金松寺山から天狗岩へ。
意外と雪が無いのはアルプスを越えで雪が降らないせいですが、それでも冬の時期に山行きを決定出来たのは地元の特権だった気がします。
とはいえ、アルプス側の山はやはり雪が多いですね。
ということで翌日wの12月18日にはアルプスとは反対側の戸谷峰から三才山、烏帽子岩までぐるっと廻る縦走コースを敢行。
始めて縦走するという面白さを知った回でした。
しかも地図にコースが無い稜線歩きなので自分で地形を読んでコース取りをするという、色々勉強になりました。
12月も下旬になると松本平にも雪が降るので春まで溶けなくなりますが、この年もこの後に雪が降りました。
この年の山行きはここまでですが、秋から初めて我ながらハイペースですね。