梅雨明けしました。
アウトドアはコロナどうのこうの関係なく歩けるからいいよねぇ。
秩父方面の道の駅が続いたので今回は平地です。
ということで道の駅「かぞわたらせ」です。
以前は「きたかわべ」だったそうですが、2020年に変わったそうな。
渡良瀬遊水池の直近にあるので、埼玉の道の駅ですがすぐ目の前は群馬県&栃木県です。
今回は渡良瀬遊水池をメインに歩こうかなと。
水辺だから少しは涼しいことを期待。
7時半にスタートです。
歩いた雰囲気は、関東ふれあいのみちで以前歩いた霞ヶ浦に近い物があるものの、こちらは人工の池なので、水産資源的設備や文化が無いのが特徴ですかね。
本当にだだっ広いて浅いダムといった感じ。
途中に展望台があったので登ってみました。
しかし誰も居ない……
水の溜まった部分だけでも十分に広いのですが、展望台の反対側に広がる広大な葦原も渡良瀬遊水池そのもの。
しかしよくもこんな広いところがそのまま残ったものだと思いますが、歴史的には色々あったんですね。
そしてしばらく歩くとその「色々あった」の部分につきます。
今は四阿になっていますが、旧谷中村の役場跡です。
渡良瀬遊水池を作る時に強制的に廃村になった村だそうですが、その遊水池自体がが足尾鉱毒事件の対策だった、という解説板を見て昔小学校の授業で聞いたのを思い出しました。
強制移転に抗って住み続けた家屋の碑なんかもあって、足尾と合わせて歩くと色々考えさせられますね。
普通の遊歩道だけじゃなく、葦原の中も歩いて来ました。
渡良瀬川方の水路までの長い区間でしたが、葦の背が高くて何も見えませんでした。
こういう歩きも嫌いではないですけど。
半周歩いたところで、最後は中央の道を戻ってきました。
池の真ん中を通る見晴らしの良い道を期待してたら、意外と木が茂っていて何も見えませんでした。
ボートの練習なんかもやっていて、結構自由に使えるんですね。
テント場があれば良い感じですが、遊水池という性格上夜間は立ち入り禁止なので泊まれません。
上流で大雨が降れば水没する場所だし無理ですね。
道の駅に戻る前に少しだけ足を延ばして3県境に行ってきました。
田んぼの小さな水路の真ん中に埼玉、群馬、栃木の県境があります。
武蔵、上州、下野の三国境ですなw
元々は渡良瀬川の中にあったものらしいですが、遊水池事業や区画整理で不確定だったものをここに定めたとか。
平地にあるのは珍しいので、道の駅から歩いてすぐなので案内も出ています。
道の駅には10時半に戻ってきました。
建物の3階にある展望所にはハートのオブジェが。
谷中池の形がハート形なので、恋人の聖地なのだそうな、へー。
暑いからか、誰もいませんでした(ある意味良かった
幸い10時半から営業開始の食堂でかき揚げ丼。
麺もいいけどたまには米。
道の駅スタンプももらってきました。
単に湖岸歩きのつもりで出掛けましたが、結構色々あって面白い場所でした。
特に歴史的な所とか。
来週はいよいよ本格的な山歩き。
頑張ります。
道の駅の続きは暑いから涼しくなってからかな。