山行き以外、無計画に突入したGW。
とりあえず予定はしていたM3に行ってきました。
開催場所がTRCに変わってからいつもモノレール使用だったのですが、今回は終わった後に適当に出掛けようかと思って平和島まで車で来ました。
平和島は駐車場が安いので助かるのだ。
結局高速が激混みでそのまま東京に戻ったんですけどね……
とにかく人が多かった。
コロナの影響は完全になくなったと感じることが出来るイベントでした。
購入したのは10枚くらいかな。
さて、ここからは今回のM3の感想、というかチラ裏。
音系同人は昔から聞き専趣味ですが、今回は自分の趣味、嗜好が世の潮流から大分ずれてるんだろうなぁっと感じるイベントでした(ここ数年そうだけど)
昔の定義でいうところの、同人というよりはインディーズですかね、今のM3のメインは。
元々インディーズと同人の境界なんて曖昧だから今さら分ける必要はないですけど。
で、個人的には同人は原作物やジャンルに対するファン活動だと思っているので、極めて一次創作者側に近い今の音系は、自分のカテゴリーから外れてる訳です。
BGM風はあっても作品に対してBGMを付けてみた的なノリがないのが、ジャンル、作品でなく音楽作品単体に重きがあることを表してる。
レーベルに属さないだけ、漫画だと出版社に属さないだけの創作活動と言えば分かるだろうか。
東方系は残ってるけど、あれも原音があってのアレンジですよね。
ファン活動ってそういうものだけじゃないと思うんですけどね。
僕はそういうノリを同人には求めたい(勝手な言い分)
さらにボーカル物が多すぎて、まあそれはそれでいいんだけど、自分としては音楽作家の音作品が聞きたいのであって、ボーカルのパフォーマンスが聞きたいわけじゃない。
メジャーレーベルの前哨戦を聞きたいわけでも無い。
聞き専としての自分のインスピレーションが刺激されるような音を聞きたいんですよね。
ジャンルや作品を高めたり、その人の解釈が見えるような作品が聞きたい。
多分作っている人は、そのジャンルが好きなんだろうけど、下手な中にも見える何かが見えなくなってて、無難、平均に埋め尽くされているといった感じかな。
一定水準の機材が初心者から手に入る時代になった頃にも言われたけど、ヘタウマがなくなって、平凡に原野が覆いつくしているといったところです。
探せばあるんだろうけど、裾野が広すぎて見つけづらいのが現状なんでしょう。
昔は全サークル聞いても回れるくらいしかいなかったし。
結局昔からのお気に入りのサークルを無難に買ってコレクションを増やしているだけ、というのが最近の自分のスタイル。
昔むかし、じいちゃんがコレクションのレコードしか聞いてないのと同じ域に自分が至ったということか。
う~ん、そろそろ引退かなぁ。
まだ何かあると思うんだけど。
夏コミは行かないので次は秋M3ですね。