WHITE & WHITE

投稿者: | 2023年7月19日

昔こんなキャッチフレーズの洗剤があった気がするけどw

当然と言えば当然ですが、7月の連休は山登りですよ~グッド(上向き矢印)
今年はコロナ禍後の本格的な休みとあって、春から予約開始を毎日チェックしながら初日に予約を入れて準備万端の計画です。

山バス
事前に調べたら室堂に一番早く着けるのが富山からの直行バスだったので、富山まで前日入りしました。
連休初日の山バスのチケットも結構大変でした。
予約開始直後に買えたから良かったけど、宿とか全て手配済みだったし買えなかったらと思うとゾッとしますな。

立山有料道路料金所
立山有料道路経由で行ける数少ない手段なのですが、しゃべり好きの運転士さんで路線バスなのに案内が面白かった。
立山有料道路に入る時の料金所ネタで、「路線バスも払うんんですよ~」で見た料金表。
往復で路線バス33,000円、観光バスだと52,800円とか……普通自動車でも19,800円ですか…
まあ、許可車だけなので金があっても自家用車は無理なんですけどね。
しかしとんでもないところに道を作ってますね。

称名滝とハンノキ滝秋の称名滝
途中バス車内から見た称名滝。
左の太いのが日本一の落差350mを誇る称名滝で、お隣は500mの落差をがあるハンノキ滝だそうです。
???と思われますが、ハンノキ滝は通年を通して流れておらず、雪解けの時期だけの滝なんだそうな。
右は以前9月に弥陀ヶ原から美女平まで歩いた時に撮影した物。
確かにないですね。

前置きが長くなりました。

薬師岳室堂
当初の週間予定では連休中晴天だったんですが、日本海側は曇りに変わってしまいました。
途中薬師岳を見たときは雲が高くて良い感じだったんですけどねぇ。
裏手の湧き上がる雲が嫌な感じでしたが、室堂に着いたら最悪の結果でした。
一ノ越さえ見えないほど低くガス霧が垂れ込めています。
まあ雨じゃないだけいいですけどね。

雪渓一ノ越
遠目の景色が見えないので歩いて行くと意外なものに出会います。
一ノ越に行くまでの間に雪があるとは思いませんでした。
この程度なら滑り止めは不要ですけどね。
一ノ越の時点で完全ガス状態でなーんも見えません。

登り口
さて皆さん左手方向の立山に向かう人ばかりですが、自分は右手方向へ。
というかこんなお天気でみなさんよく山に登るなぁ(同類)

登山道富山大学立山研究所
回りの景色がまったく見えないのでひたすら登るだけなんですが、一ノ越から30分ほどで龍王岳にある富山大学立山研究所施設に到着。
通常はベンチがいっぱいあって見晴らしの良い休憩地なんでしょうけどねぇ。
山頂は少し外れた所にあるんですが、このお天気では意味ないのでひと休みしてすぐに出発しました。

下り雪渓
龍王岳からの下りは先が見えず奈落に下っていくよう。
事前の情報で途中に雪渓があることは分かっていたの6本爪を持って行きましたが、正解。
チェーンスパイクより断然安心感が違う。

稜線歩き岩場歩き
終始こんなかんじなので今回語るべき景色が無いですねぇ。
ホワイトアウトするほどの霧ではないので道に迷うことはないんすけどね。

獅子岳
一時間ちょっとで獅子岳に到着。
思ったより起伏は小さかったですが、先が見えない分ペース配分が取りづらいですね。
GPSで位置は特定できるので、距離感は掴めますが。

ザラ峠へザラ峠へ2
獅子岳からザラ峠への下りは350mほど。
こっちの方が辛かった。
写真には写りませんが稜線は麓から吹き上げる風で終始暴風でした。
風雨の中の歩きは比較的慣れてる方ですが、下りで踏み位置がずれるのは恐い。
意図した所から足がずれるのでかなり慎重に下ってます。

ザラ峠
小一時間でザラ峠に到着。
めっさ風が強い

暴風
せっかくなので動画でも。
飛ばされないように結構必死に撮ってます。
気温10度くらいなので、こんな中で休憩していたら凍えますよっと。
本当はゆっくり景色を楽しみながら歩きたかったんですよねぇ。

木道木道2
峠から一登りしたところで木道が現れて「着いたぁ~exclamation×2」って感じ。
実際はもう少し歩かされるのですが、大分テンションが違います。

五色ヶ原山荘五色ヶ原
「どこだーどこだー」と歩いていたらいきなり現れた五色ヶ原山荘。
ほぼ「メガネ、メガネ」の状態でしたねw

薬師岳から歩いて来た依頼の来訪です。
これで前回都合で黒部湖へ降りてしまったために歩けなかったルートを歩ききりました。
剱岳から槍ヶ岳までのルートを全て稜線で繋がりました。
前回もガス気味で良い景色が見られなかったのが残念です。

翌日の天気にも期待したのですが、結局ほぼ変わらないお天気でした。
風は若干弱まっていたので歩きやすかったです。

龍王岳龍王岳山頂
帰りは往路で無視した龍王岳にも寄ってきました。
分岐点にデポして空荷で登りましたが、帰りの疲労もあってちょっと疲れた。
結局登ったという満足感だけです。
ちなみに富山大学立山研究所とは目と鼻の先です。

浄土山下山道
最後は一ノ越に出ず浄土山経由で降りてきました。
せめて違うルートでってだけの発想だったんですが、こっちの道はかなりエグい。
浄土山への稜線はお散歩気分なんですが、室堂への下りが岩&岩で歩きづらいし急坂でした。
先入観で室堂からの周遊コース的なイメージがあったのでガチ登山道にびっくりしました。

標高が下がるといきなり現れる室堂の建物。
う~ん、やっぱり稜線が雲中なだけなのね……天気さえ良ければゆっくり歩くんですけどね。
運が良いのか下り終えたら雨雨が降ってきました。
あぶないあぶない。

室堂夕焼け
夕方に少しだけ良い景色が見られました。
これだけは雲があるからこその景色ですね。

晴天
鬱屈した天気の山行きでしたが、帰る日である三日目は快晴になりました。
登る気も無かったので、下から見上げるだけでしたが、やっぱり室堂は綺麗でした。
人が少ない室堂というのは新鮮です。

以前は夏は山登りはしなかったのですが、コロナ禍で空いていたのもあって出掛ける癖が付いてしまいましたね。
コミケもマスク姿で行く気分ではないので、お盆もお出かけ予定です。

今回の歩行マップ
230715_map.jpg