自分の山シーズン(北アルプス限定)が終わってしまったので「関東ふれあいのみち」を再開しました。
しかし本当に今年の初秋は雨に祟られたなぁ。
本格的な秋シーズンになって晴天続きで何よりです。
今回は田沼駅から。
既に何度か来ているのである程度地理は分かっていますが、電車を降りて重大な事実が発覚。
GPSの電池持ってくるの忘れた……
指導標通りに歩いて行けばなんとかなるんだけど当てにならない部分もあるし困った。
「町中を抜ける前にコンビニがあればいいんだけど」
7時50分とりあえずコースを歩き始めます。
踏切を渡って真っ直ぐ行く道が今回のルートですが、途中の交差点でこんなものを見つけました。
目的地は結構大きな神社なのね。
幸いこの交差点の脇にセブンイレブンを発見
助かったぁ~
山用GPSは普通の電池だから交換可能なのがいいわね。
落ち着いたところで改めてスタート。
目的地は意外と近くて正面に見える山の上にある模様。
山といっても本当に里山程度なので15分もあれば登れそうな感じ。
気楽気楽~
登り口に鳥居があってここから真っ直ぐ参道があるのかと思ったら無くて、すぐ右に曲がって道路そのままでした。
昔は鳥居をくぐって山裾に沿った細道だったんでしょうね。
そのまま舗装道路を歩かされるのかと思ったら途中で山道に分岐しました、イイゾー。
ということで山道へ。
神社自体が車で行ける所なのであくまで散策を楽しむコースなんでしょう。
もう少しあっさりしてるのかと思いましたが山っぽさを結構堪能出来る道でした。
8時半に神社入り口に到着。
元は唐沢山城跡だそうで神社自体お城のお宮が元だそうで。
今では本丸跡が本殿になってるので強者どもが夢の跡といったところでしょうか。
入口手前にちょっとした展望地への分岐があったので登ってきました。
なかなか良い眺め。
左が前回まで歩いて来た足利方面、右がこれから向かう岩舟方面。
元が山城ということもあるのでしょうが境内が意外と大きい。
なかなか立派。
そして階段もいっぱい。
昔の地域性でしょうか、糸の卸商の大きな寄贈灯籠が印象的でした。
あと特徴的なのは猫が多いこと。
野良かと思ったらそうではなくここの神社の特徴の一つみたいです。
やたらと人懐っこい猫がウロウロしてます。
猫好きには天国かもw
そして御朱印はいくつか種類があって猫があしらわれてます、招き猫~
せっかくなので見開きタイプを頂いてきました。
ここから先は本当の山歩き。
よく整備されていて歩きやすいんですが途中すれ違ったのは数人だけでした。
紅葉前とはいえ少ないのはやはり終点からの足の便が極端に悪いせいだろうか。
途中見えた見晴らしから歩いて来た稜線が見えたのですが一番左の山辺りからぐるっと歩いて来た感じ。
そこまでアップダウンも無いので歩きやすいんですけど、こうやってみると良く歩いたなと。
最後に一気に下って村檜神社の境内に降りていきます。
ということで10時半に村檜神社にと着しました。
この神社、規模といい建物の立派さや由緒といいとても大きな神社なんですが何故か無人。
まあ場所が場所ですから人が来ないんでしょうけどなんとも勿体ない。
廃れた感じは無いので例祭なんかは大規模なのかもしれませんが無人なので御朱印なし。
ちなみにここが最初のコースの終点になります。
ここから帰るにはバスなんですが最寄りのバス停の時刻表がこれだからいかんともし難い。
栃木駅行きが一日2本……あ、でも10時57分のバスに乗れたなw
まあ逆向きでも岩舟駅に出られるので合わせれば5本あるので何とかなるのか。
でも公共交通機関で来ようって人は稀だろうなぁ。
体力的に無理だったらここからバスで帰ろうと思ってましたが、アルプス三昧で体力は維持されてた模様。
次のコースへと続行します。
しばらく田舎道を歩いて高速道路をくぐります。
北関東道だと思ったら東北道だった。
そういえば岩舟過ぎてたわ。
いよいよ東北道越えかぁ……感慨深い。
両側を山に囲まれた細長い盆地のような場所ですが広がる田園風景が非常に印象的な場所でした。
こういところだから高速道路が通ったのかもしれませんが新しい高速道路に比べて比較的風景に溶け込んでるかな?
小さな峠を越えて羽田地区へ。
この谷の奥まったところから関東平野側に抜けるのが桜峠ということで意外に昔は重要なルートだったみたいですね。
峠道自体は結構奥の方まで車が入れる林道になっているので、純粋に人しか登れない部分は300mほど。
その場所も歩きやすいので後半の歩きとしては助かりました。
無事12時前に桜峠到着。
この日はお天気は良いし峠には結構人が居てマイナールートが多かったので久々に普通の場所に来た感じw
峠からその先の馬不入山や晃石山行くルートのようです。
この後時間があったので寄り道しようかと思ったらNo.25がまんまそのルートなのね。
そして予定通り景色を見ながら昼食として最近出来たコメダパン。
この後、清水寺、大中寺と巡って大平下駅に向かうのですが、道がごちゃごちゃしてました。
案内は充実しているので迷う事はないのですが、枝道の多い林間を右に左にと歩いたり集落の細道を歩いたりと飽きの来ない道でした。
終点の大平下駅には14時前に到着。
距離が長かった割に比較的早く終点に付きました。
やはり上下差が比較的少なかったのと秋で涼しい(これ重要)のが勝因だろうかw
この後両毛線で一旦栃木駅に出て東武線で帰ってきましたが、いつも通り特急に乗ったらレアな「きりふり」でした。
このところ東武特急にお世話になってるので一度くらいは乗ってみたいと思ってたけど乗れたからもういいや。
だってリクライニングしないんだもん……
今回は久しぶりの『関東ふれあいの道』でしたがやっぱり秋はいいですね。
涼しくて歩きやすいし天候の心配がいらない。
唯一の欠点は日が短いことでしょうか。
せっかくの秋なので色々出掛けながらまた駒を進めて行きたいと思います。
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
5:45 メトロ日比谷線(北越谷行) 5:57
北千住
6:02 東武スカイツリーライン区間急行(館林行) 7:12
館林
7:16 東武佐野線(葛生行) 7:43
田沼
<帰りのお風呂>
適当な場所はありません。
<山バッジ>
今回はありません。