最初甲州街道の方に行こうかと思ってたのですが、帰省のUターンラッシュで帰りの特急が激混みだろうし、いつもの「関東ふれあいのみち」の方に向かうことにしました。
日中の気温が上がる予報だったので比較的薄手の服で来たのですがさすがに朝は寒かった。
歩いてる途中にあった池も湖面が凍結してました。
身体は動かしてればそれなりなので手だけは冬装備。
山の時もそうですがこんな感じでナビもご同伴。
今回も寺社、史跡巡りがメイン。
下野薬師寺跡だそうだけど前回といい平安期の寺院跡が結構あるんですね。
西日本と違って失われているのが残念ですが。
解説文では建ってた塔は創建後百年程度で消失したそうな。
そら雷天国だしね……
9時に薬師寺八幡宮に到着。
元は薬師寺の鎮守だそうですが、そんな昔から寺と神社ってごっちゃだったのね。
松の内ということで地元の方が結構お参りに来てました。
社務所も開いていたので御朱印を頂いてきました、書き置きタイプですが。
普段はどうなのかな?
神社のある高台の集落を抜けると目の前に広がる広大な田園風景と筑波山。
今回のルートで一番感銘を受けたのがこの場所かなぁ。
日光を抜けて筑波山がいよいよ捕捉出来る場所まで来たと思うとちょっと感じるものがあります。
とにかく広い。
振り返って日光の山々も遠くなりました。
写真には写ってませんが太平山も遠くに目立っていて信仰の山ってこうやってどこからも見えるものだと改めて思いました。
東京からそう遠くないこの地域から沢山の食料が供給されてるんですね。
有り難い。
微妙に河川の影響を受けたであろう低地が田んぼでちょっと高いところが畑作なのが見て取れるのも面白い。
歩くと色んな風景が見えてきます。
なが~~~い鬼怒川の橋を渡って下野国から常陸国へ。
まあ、実際は違うんですがそんな感じさえします。
橋を渡ると堤防道路のサイクリング道歩きなんですが一応県道なのね。
河川敷が広々としていて歩くととても気持ちが良い。
今回途中にお店も無いし目立ったポイントも無かったので河川敷でお昼ご飯を予定していたのですが、体よく休憩場所を発見。
河川一里塚だそうで。
隣接してトイレもあるので非常に有り難い場所。
まだ11時前ですがうってつけなのでお弁当を広げます。
こんなにゆっくり出来る場所があるならいつもの自炊セットでも良かったかも。
とりあえず今回は上野駅で駅弁が買えたのでなぜか米沢駅の牛肉弁当。
昼食後、15分ほど歩いて11時半過ぎにチェックポイントの長沼八幡宮に到着。
参拝者はいませんでしたが、正月ということで宮司さんがいらっしゃいました。
こちらでは御朱印帳に記帳していただけるとのことでお願いしました。
最寄りの交通機関が無い場所だけに歩いて来たのがちょっと珍しかったようです。
再び長い歩きが続きます。
今回終始こんな道なので広々としたのんびり歩きです。
終盤にちょっと変わったルート。
お寺は今までもルート上にありましたが芳全寺でまさかの墓地ルート。
さすがに最初ルートを間違ったかと思いましたが確かに指導標があったので間違いない模様。
いいんかいな?
13時半に真岡鉄道の久下田駅に到着。
凄く微妙な時間だったので無理かと思ったらギリギリ13時36分の列車に間に合ったw
わたらせ渓谷鉄道以来のローカル線ですがしばらくお世話になる路線になります。
ということで感慨にふける間もなく列車に乗って帰ってきました。
20キロほど歩きましたが平地オンリーだったのでまだ余裕有り。
しばらく平地歩きが続くので冬ですがまた来るとしましょう。
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
6:39 山手線(内回り) 6:43
上野
6:48 宇都宮線快速ラビット(宇都宮行) 8:02
自治医大
<帰りのお風呂>
今回は適当な所がありません。
<山バッジ>
今回はありません。