台風一過とはなりませんでしたが、雨の方は小雨程度の予報なので続きです。
現地までの乗り継ぎの計画をしたら、小金井駅で乗り換えと出た。
車庫出しの電車だったようで、席取り競争にならずに余裕で座れた。
4両編成だからね、ありがたや。
9時前に那須塩原駅に到着。
学生っぽい人が結構降りるので、バスの席取り競争か?と思ったら皆さんスクールバスに吸い込まれていきました。
おかげで車内ガラガラの大田原市営バス。
でも大田原市内からは大学まで激混みだったんですけどね。
皆さん市街地のアパート暮らしなのだろうか。
というか土曜日だけど授業なのかな?
道の駅那須与一の郷に10時15分に到着。
混雑でバスが少し遅れました。
スタート地点に着くまでに4時間以上かかった……遠い…
道は前回到着した時の道を続けて歩く感じで、那須神社方向に向かって参道を横切る形に入ります。
前回御朱印が貰えなかったのでリベンジ。
社務所は相変わらずなので前回同様お隣の宮司さん宅を覗いてみたら、今回はいらっしゃいました。
御朱印をお願いしたら気さくに応じてくださいました。
神社を抜けると急に広々としたところに出ます。
しばらくは歩くだけなんですが、小雨がぱらつくのは相変わらずなので景色は今一つ。
途中のチェックポイント光明寺跡が不思議スポットでした。
茂みを指し示す指導標に従って近づいて、下から見上げるとなにやらある。
結局由緒書きの看板と石碑だけなんですが、看板の隣の巣箱みたいのにスタンプが入ってました。
スタンプラリーのポイントなのかな?
観光地なんかにはよくあるけど、人が居なさすぎて違和感w
黒羽町近くは結構趣のある風景でした。
電器屋さんがラジオ店なのもいいな
那珂川を渡って芭蕉の館近辺では、紫陽花祭りをやってました。
見てみたい気もしたけど、車が渋滞するほど人が多いみたいなので趣も何もないだろうとスルー。
ああいうのはひっそり静かに見るのが良い。
一応沿道に少し咲いてたので撮影。
後は本当に黙々と歩くだけなので見るべき物は特になし。
ずっと県道歩きだし。
正面に見える高台が目的地らしい。
ガスってる……
ということで高館城跡に登る訳ですが、コース指定は県道のトンネルを抜けてぐるっと回ってくるようになってます。
このルート設定に違和感(旧道を使わずにトンネルを抜けるのが不自然)があって調べたらやっぱりルート変更されてました。
実はこのコース、コースの老朽化によりルートの付け替え行われたようでして、本来はトンネルに入らずに旧道の途中から山道を登る設定だったようです。
左の舗装道路じゃなくてトンネル脇の怪しい道です……今回枝コースで2回通ることだし、せっかくなので元の道を歩いてみることにしました。
歩いた人のブログとか見ると途中で道が失われているだとか、道に迷っただとか実に怪しい道なのですが、とりあえず行ってみます。
入って10m程で道が草木で覆われてます、うげげっ
元道路だけあって足下はアスファルトで安定してるんだけど、道を覆うように伸びた木の枝とそれに絡まって伸びてるつる草で歩行困難ですわ。
木の枝を上から踏みつけたり、少しある隙間をくぐって見たりと完全に藪漕ぎ状態ですが、まあ歩けなくはない……一応。
この壮絶な藪を抜けると歩道の入口がありました。
最後まで登れるのか不安を覚えつつ、元は遊歩道だし六林班峠のサバイバルよりはマシだろうと気を取り直して進む。
さすがにこの階段は踏み抜いたら怖いので極力端っこを歩いて登りました。
戦々恐々としてましたが、意外とその後の道は草も少なめで歩きやすい。
確かに階段部分を抜けると、山と一体化した道になるので分かりづらいかもしれません。
明らかに人工的に切った水平が巻く感じで続くから、山慣れしてれば道が見えると思うけど、勢いで進むと外れそうですね。
山側を注意深く見ながら歩いていれば、草木に隠れて次の登りとなる階段状の補強が見つかります。
こんな感じで、全部で4回登ったかな?
途中分岐があるので展望台の方へ。
写真だと一見とんでもない道に見えますが、草で覆われた登山道程度なので中上級者は多分大丈夫。
つる草や熊笹じゃないだけホント有り難い。
最後に憩いの森への階段を上れば、展望台の横に出てきます。
柵で行き止まってるので、やっぱり廃道扱いなのね。
とりあえず迷うことなく13時前に登りきりました。
上から見るとまったく分かりませんね。
冬枯れの季節だと少しは違うのだろうか……一応登り限定で。
山道としては成立してるけど、夏場は止めた方がいいですね。
崩落した訳じゃ無いし、老朽化した最初の階段を直す気が無い栃木県の都合だな、こりゃ。
こんなお天気ですから展望はほとんどありませんでした。
ハナから期待して無かったのでいいけど。
標準タイムより2時間ほど早く着いたのでランチタイム。
誰もいないから静かでいいんだけど、ヤブ蚊が凄かった。
虫除け忘れて失敗。
特に指導標とかは無いのですが、柵に沿って歩けば「連絡道」という名の次のコーススタートに出ます。
これについては事前にグーグルマップで34番コースを調べた時に、こちら側に向かう指導標があるのを知ってたから分かったけど、栃木県のマップだと反対側の駐車場がゴールになってるんですよね。
その点は頂けない。
ところで次のコースは結局なんなんでしょうね。
設定する気がなかったのか、設定しようとしてた山がゴルフ場と宗教団体の敷地で諦めたのか。
追加コースのやる気のなさを見るに、個人的には前者だと思ってます。
めぼしい観光資源や史跡が無かったから、ただ繋げただけじゃないかな。
だから名前も無いと。
連絡道ということで、山を下って国道を歩くだけでした。
つまらん。
15時20分にゴールの道の駅伊王野に到着しました。
でっかい水車が特徴的ですね。
せっかくなので御飯食べたりお土産買ったりと、色々と消費してきましたよ。
お蕎麦が美味しかった。
お帰りは那須町営バスで黒磯駅へ。
ついに首都圏最北端の駅利用ですよ。
バスも運行中にガソリンスタンドに入って給油始めるし、なかなかフリーダムなバスでしたw
今回廃道ルートを詳しくやったので写真多めになりました。
そして、いよいよ栃木コースも終了が見えてきました。
次回は枝番の別コースを歩きますが7月中に行けるか?
7月の連休は北アルプスなので、そっちで頑張るとしましょう。
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
5:57 京浜東北線(大宮行) 6:01
上野
6:08 宇都宮線(宇都宮行) 7:30
小金井
7:41 宇都宮線(黒磯行) 8:50
那須塩原⇒那須塩原駅【東口】
9:15 大田原市営バス那須塩原線(道の駅那須与一の郷行) 10:05
道の駅那須与一の郷
<帰りのお風呂>
今回は適当な温泉・銭湯がありません。
<山バッジ>
今回はありません。