年末に歩いた道で海を見ることが出来なかったのが心残りで、新年早々続きの道を行ってきました。
今回は東浪見駅からのスタート。
段々と遠くなってきましたが、足尾地区を歩くよりは交通の便は良いのだけれど、主要幹線とは違う雰囲気ですね。
7時半にスタートです。
「どこまで行けば海なのかなぁ」などと思いながらとりあえず歩いて行きます。
「延宝地震の津波はここまで」みたいな表記があって、さっそく海岸線だと感じた次第。
海を見る前にそこで感じるとか、ちょっと哀しい。
土手があって越えたところでついに海とご対面。
太平洋だぁ~~
というか、冬の早朝からサーフィンしている人達がいっぱい。
正月ですが……アウトドア民としては自分も同類か…
ここからしばらくは砂浜歩きが指定されてます。
手前に遊歩道か何かあるのかな?と思ってたら本当に海岸歩きでした。
砂浜歩きって結構脚にきますね。
山のザレ場も一緒ですけど踏み込みが効かない。
ナチュラルに貝殻が散らかっていて、やっぱり太平洋だなあ。
護岸工事がされていない自然な海岸ってのもある意味貴重。
崖とかならあるけど東京近郊の砂浜でこういうのは珍しい?
2キロほど歩いたところで砂浜歩きが終了。
一旦道路に出ていすみ市側に入ります。
大原町っていすみ市になってたのね。
ちなみに入ったばかりの所は元の岬町。
再び海岸方向へ歩くと高台が見えてきます。
ここを登るのがコースなのでちょっとだけ山要素。
登った分だけよく見える。
先ほど歩いた海岸線が綺麗に見えました。
千葉県のHPに記載は無いのですが、実はこの高台の展望所から先の反対側は通行止めになっています。自分も現地で知ったのですが、どこいらへんが通行止めなのか見るため少し踏み込んでみました。
ちょっと荒れた山道っぽい雰囲気ではあるのですが、それらしい所も見当たらず塞がれた出口に着いてしまいました。どうやらこの荒れ具合自体が観光遊歩道としてはNGだったようです。山歩きと考えれば普通なんだけどねぇ。
通行止めをつい歩ききってしまいました、スミマセン
引き続き海沿いに歩いてチェックポイントの四阿で休憩。
この小島、昔は一つだったんだろうなぁ。
太東崎に向けて登っていくと太東埼灯台があります。
うーん海だ。
そしてこれから歩く海岸。
この場所にはこんなのも有りました。
戦時中のレーダー施設の跡だそうで、レーダーの基礎部分だけ残ってます。
これの海側に操作所もあったそうですが、今は崩落しているそうです。
以前、戦時遺構のニュース番組で見た記憶があったけど、ここだったのね。
夷隅川に沿って海岸を一旦離れ江東橋へ。
夷隅川護岸に道があるのになぜか下の道が指定されてます。
まあ、よくあることです。
11時に最初のコースの終点、長者町駅に到着。
古くさい昔の駅舎にぽつんと客待ちするタクシーが良い味出してます。
典型的な無人駅かと思ったら有人でさらに感動。
なんかいいな。
さて次のコースは江東橋から夷隅川の対岸歩きなので、一旦同じ道を戻ります。
前回連続で歩いて駅まで来た方ががよかったのかなぁ?
特急が使える大原を区切りにしたかっただけなんだけど。
戻ったはいいけど通行止めですよ。
こっちも聞いてないぞ?
護岸工事らしいけど、細かい工事までは情報が来ないんだろうな。
幸い隣接の一般道で工事区間は迂回出来ました。
河口の雰囲気楽しみつつ海に至る先端部分へ。
しかし最後の最後でドーン
橋梁が工事中で出口が閉鎖中。
橋自体は渡れるんだけどその橋に出られない……幸い脇の空き地から出られたけどつくづく通行止めの多い回だこと
今度の海岸は波消しブロックがあるせいか、サーファーもいないので落ち着いた海岸。
海水浴場なのかな?
入口にあった休憩所でお昼を頂きました。
こちらの海岸は砂浜ではなくてサイクリング道の歩き。
さすがに正月だからか自転車もいなくてゆっくり歩けました。
最初は海も見えずつまらない道だと思ったら、後半は海を見ながらの歩きでした。
砂浜より歩きやすいわね。
最後は塩田川に沿って街中へ。
13時半過ぎに大原駅に到着しました。
もう少し大きい駅かと思ったら本当に地方駅ですね。
町の様子を見学する間もなく電車が来たのでそのまま駅の中へ入り帰路につきました。
今回は予定していたものがキャンセルになったので急遽出掛けたわけですが、久しぶりに海をまじまじと見て癒されました。
山もいいけど自然な海もいいわね。
結局自然好きなやつなんだなw
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
5:35 総武線(千葉行) 5:42
錦糸町
5:50 総武快速線(佐倉行) 6:20
千葉
6:29 外房線(上総一ノ宮行) 7:19
上総一ノ宮
7:22 外房線(安房鴨川行) 7:25
東浪見
<帰りのお風呂>
今回はありません。
<山バッジ>
ありません。