連休2発目の歩きは関東ふれあいのみち。
今回は大原駅から8時前にスタートです。
前回は駅を見ることもなく電車に飛び乗ったので少し駅を見学。
いすみ鉄道が出ているので同じ駅舎に看板が二つ。
いすみ鉄道は乗る機会ないよな。
内房側からくると小湊鐵道だし。
コースのスタート地点は駅から離れていて、そこまでは連絡道扱いになります。
そんな訳で最初は自分の好きなように線路沿いを突き当たりまで歩き。
国道に出てからしばらく歩いて8時半に17番コースのスタート地点到着。
ここから海岸の方へ移動です。
しかしこの日はかなり冷え込みました。
房総半島とはいえやっぱり冬ですね。
途中にあった八幡神社の綺麗な標柱がかなりアレな表記だったので、危ない系かと思ったら戦時中に建てられたものらしい。
これはこれで残ってるのは珍しいかも。
けっこう大きな神社でしたが社務所も閉まっていて無人でした。
田舎の方は基本こんな感じよね。
海岸線に出るまでにトンネルもありました。
断崖地形が多いコースなので、今回トンネルが多いです。
車が来ないからいいけど、歩道がないとちょっと不安ですね。
港に近くに岩船地蔵の建物が建っていました。
海岸近くにありがちな祠ですが、裏手からの太平洋のパノラマは逸品でした。
小さな椅子もあってここが特等席ですね。
地元の人の休息場所なのかな?
海岸線の沿って歩いていくことになりますが、実際に歩けるのは断崖のある高台の裏側。
そんな訳で時々海は見られるものの、基本的に山の中の道歩きに近いです。
しかし外海だけあって水が綺麗ですね。
こんなところもありました。
断崖の外側に直接出られるようですが、漁業関係者以外通れません。
というか今は使ってないのかな?
御宿手前の山の中を歩いて行くとなにやらモニュメントが高台に。
コース的には登るので行きます。
意外とアップダウンも多いコースだったりする。
江戸時代に難破したメキシコの船を地元の人達が助けた歴史があるそうで、これはその記念モニュメントらしです。
なるほど、それでメキシコとスペインの国旗なのね。
モニュメントも立派ですが、展望地として最高でした。
ここから見る御宿海岸はいいですね。
高台からの下りは歩道経由。
下に降りて少し歩くと御宿海岸にます。
この広い砂の海岸は「月の砂漠」のモチーフの場所だそうで、町の公共チャイムがそれなのが地域性ですね。
指定は上の道路なんですが、ルートに沿って少しだけ海岸も歩きました。
風紋で綺麗な砂漠を歩く快感は新雪の山を歩く感覚に近い。
なんかイイゾ。
南国っぽいデザインの道を歩いて11時半に御宿駅に到着。
最初のコースはここまでですが、続きはまた駅から離れた途中から始まります。
駅前の喫茶店で一服した後、次のコースに向けて出発です。
本当は海の物を食べたかったけど、ルート上に店がないのよ……
しかし、この連絡区間が想定外でした。
国道歩きになるんですが、国道とは行っても房総半島の先にある区間。
車はかなり通るのに、なんと歩道が整備されていない。
まあ、それは慣れっこなんだけど、トンネル区間も同じって怖すぎだろ。
こんなトンネルが何カ所もあって、そらコースには指定できないよね。
勝浦手前の部原でお店を発見。
磯料理の文字に惹かれて食べてきました。
このお店、全席海側でなかなかのロケーションでした。
自分しかいませんでしたが……
このお店の反対側に瀧口神社があったので、そちらにも寄ってみました。
久しぶりの社務所が開いてる神社でしたが、コロナの関係で御朱印は書き置きのみ。
それでも頂けるだけ有り難いですね。
さて、勝浦に入る手前でもうひと登り。
伝統的な漁師町の風景に似つかわしくない建物群。
高台にある勝浦市役所付近が開発されたみたいです。
ぐるっと回っていくと上の橋の道に出ます。
開発されてるのは一部で、ここから先は海岸にそった尾根歩きになります。
つまり断崖の上に道があるわけですね。
この後は気持ちの良い広い景色が続きますが、あまり海は見えません。
時折見える入り江とそこにへばりつくように作られた集落が特徴的でしょうか?
途中にあった勝浦灯台は灯台だけで公園も整備されていないのですが、その先の八幡岬公園からも綺麗に見えました。
公園は勝浦市街から近いせいか、人が多くてゆっくり出来ないのが残念でしたが、今回はいろんな場所で海の景色を堪能出来たので良しとしよう。
最後に勝浦漁港を抜けてきましたが、残念ながらお店は無し。
元々お店がある中心部は少し外れてるので期待はしたなかったので、ちょっとだけ外れて買い物をしてきました。
鰹の角煮が美味そう。
15時半前に勝浦駅に到着。
今回長かったなぁ。
風景が良かったから休憩も多めだったけど。
最後に銭湯に寄りたかったけど営業してませんでした。
残念。
山趣味なので、あまり海は来ないのですが、こうして歩くと結構良い感じの所も多いですね。
でも自然というよりは漁村の文化かなぁ。
海で自然だとちょっと危ない所になるんでしょうね。
個人的に山でいいです。
さて次回も海沿いですが、また連絡道が多いなぁ。
今月中には行きたい。
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
5:35 総武線(千葉行) 5:42
錦糸町
5:50 総武快速線(佐倉行) 6:20
千葉
6:29 外房線(上総一ノ宮行) 7:19
上総一ノ宮
7:22 外房線(安房鴨川行) 7:36
大原
<帰りのお風呂>
コースから少し外れますが、勝浦駅手前のの市街に「松の湯」という銭湯があります。千葉県最古の銭湯らしいので寄ってみたかったのですが、臨時休業でした。
<山バッジ>
ありません。