一昨年の台風19号の影響で、ずっと通行止めになっていた『アジサイのみち』の東京大学演習林内にある一杯水林道。
千葉県のHPでは今も通行止めになっていますが、東京大学演習林のFacebookでは開通したとの報告がありました。
本当は先週末から開通していたのですが、告知が前日だったので気がつかなかった。
ということで、一週間遅れで早速行ってきました。
安房小湊駅。
前回来た時からダイヤ改正があったので、電車の運転形態が変わってました。
基本的に上総一ノ宮からはワンマンの新しい電車みたいですね。
2両編成でしたが空いてました。
天気が悪いからかな?
駅からスタート地点の内浦山県民の森までコミュニティバスですが、デマンド区間のため事前予約しました。
交通手段があるだけ有り難いです。
朝方から続いていた雨もギリギリのタイミングで止んで、9時半スタートです。
今回歩く地区はヤマビルが多いそうで、事前にヒル除けを準備しました。
寒い季節に抜けるはずだったんだけど、足止めくらったため要対策と相成りました。
まあ、舗装区間を歩くぶんには問題ないと思うけど。
雨上がりということで湿度高め、所々ガスも見受けられましたが概ね良好な歩き。
新緑が気持ちいいですねぇ
自転車ですれ違う人が多いのは意外でした。
結構メジャーなルートなのかな?
今回あまり景色は良くなかったのですが、たまに見晴らしのきく場所もありました。
晴れていれば海も見えたのかな?
10時半過ぎ、麻綿原高原入口の交差点に到着。
ここから先の一杯水林道が通行止めだった訳ですが、着いたらゲートが閉まってる……
最初「あれ~」ってなりましたが、どうやら車両の進入を防いでるだけみたいです。
ゲートの端を抜けて中に入れましたが、初見だとちょっと戸惑いますね。
一杯水林道は舗装はされていませんが、整備されていて歩きやすいです。
これだったらもっと早く開通してくれれば良かったのに、と最初思ってましたが……
奥に行くに従って、台風の爪痕の大きさが分かりました。
法面崩壊、道沿いの電柱も何本か折れているのを見かけました。
こりゃ確かに無理だわな。
それほど待たされずに再開されたことに感謝せねば。
途中で見つけた「房総ふれあいのみち」の標柱。
後で調べたら、首都圏自然歩道みたいなものを千葉県独自で整備しているんですね。
この区間は丁度併用区間なのであったみたいです。
雨こそ降りませんでしたが、こんなお天気だったので人もおらず静かな歩きでした。
これでヒルさえいなければねw
とりあえず、水周りや山に入り込まなければ大丈夫だったみたい。
終点のゲートを抜けて11時半に清澄寺に到着しました。
ゆっくり歩いたつもりだけど、バスまで2時間もあるよ
お寺は趣味じゃないんだけど、時間つぶしで見学。
大きくて立派なお寺だけど、人がいない。
コロナ禍の影響なのかな。
杉の巨木なんかもあって歴史を感じます。
日蓮聖人の像が建っている高台が丁度良い見晴らし場になってました。
このルート一番のビュースポットですな。
門前のお店でお蕎麦を頂いたり、時間を潰しながらバス(というワゴン車)に乗って安房天津駅まで出ました。
しかしこのバス、接続というものが全く考慮されてなくて誰が使うんだろうか?
電車が38分発でバスの駅到着が43分て……まるまる1時間待たされました。
海岸沿いを結ぶバスとも接続しておらず、鴨川市街に出るにはここで1時間待たされます。
何なんだ?
帰りも特急や高速バスのうまい接続がなくて、結局普通電車を乗り継ぐのが一番早く着けるので、長駆帰宅しました。
疲れた……
さて、実は次のコースはまだ一昨年の影響で開通していません。
またしばらく待ちの状態となります。
ヒルが嫌だし、もう寒くなるまで開通しなくてもいいや。
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
6:05 総武線(千葉行) 6:55
千葉
7:10 外房線(上総一ノ宮行) 7:59
上総一ノ宮
8:03 外房線(安房鴨川行) 9:11
安房小湊⇒小湊駅前
9:22 鴨川市コミュニティーバス北ルート(内浦山県民の森) 9:31
内浦山県民の森
<帰りのお風呂>
今回のルート上には適当なお風呂はありません。
<山バッジ>
ありません。