完全に冬モードになってきたので定番「関東ふれあいの道」です。
お天気良かったねぇ。
今回のスタート地点である赤城神社まで行くのに一番早く着けるルートを検索したところ、意外なことに前橋経由。
ということで上毛電鉄の中央前橋駅までシャトルバスを利用しました。
短距離オンリーだから許される木造シート。
朝と早いこともあって人がいない電車が良い。
井の頭線でお世話になった車両ですが、この車両使い勝手がいいのか結構地方で見る気がする。
これまた味のある大胡駅に8時7分到着。
町としては大きくないものの車庫があるので駅員も駐在していて昭和っぽさが多分に残ってます。
最近は小さな駅は無人な所が多いので珍しい。
今回の交通的ネックはここからのバスでしょうか?
デマンドバスなので電話予約が必要なんですが前日予約出来ないので面倒くさい。
8時半から利用出来るのですが当日受付が8時からなんですよね。
幸い駅に着いて電話したら8時半乗車で予約出来ました。
前置きが長くなりましたが9時に赤城神社からスタート地点です。
すぐ近くの細道に入ると惣門がありそこから真っ直ぐに伸びてるのが本来の参道のようです。
車道のすぐ脇にありますが雰囲気といい松並木といい昔の参道がそのまま残っているのがある意味珍しい。
ちょっと気になったのは立ち枯れして伐採された跡に植樹されていないことでしょうか?
せっかく立派な並木なのにあまり保存という観点は無さそう。
経費もかかるしねぇ。
参道は全部歩ききらずに途中から国道353号線をひたすら歩くので自然っぽいのは参道だけでした。
国道だけあって歩道はあるし、そこそこ景色もいいのでそれなりに楽しかったかも。
実のところこの国道の歩道もルートが外れると無くなるのでコース整備で作られた歩道だったのかもしれませんね。
この場所を右折するとコースのゴールである上板橋バス停で左折すると次のコースに続きます。
今回は次のコースも併せて歩くので、この交差点からバス停まではコースがダブってる訳ですが一応ゴールまで行きます。
ここから短い区間なんですがちょっと分かりづらい部分がありました。
マップ的にはトラックが駐車している所を入っていくようなんですが、明らかに私有地……指導標は迂回ルートが指示されてるので問題無いのですが、どっちが本来コースなんだろう…こんな変更聞いてませんよ。
一応行きは指導標通り、戻りはルートマップ準拠(さすがに私有地は通れないので)を歩いてみました。
もう一箇所、ここも分かりづらい。
一般的には道なりだと舗装道路に沿って左に曲がるんでしょうがここは直進です。
ずっと向こうに指導標が見えたので分かりましたが実に不案内。
まあ、道自体はどっちに行っても目的地に行けるんですけどね。
10時50分に「赤城南面陽光のみち」終点の上板橋バス停に到着。
もっともバスは廃止になってるので元バス停ですね。
そして次のコース「梨木へのみち」への起点なので自販機で一息ついて元の道を戻りました。
暫くは車道歩きでしたが例によって極まってくると山道へ。
やっぱり土の道が好きです。
と言いたいところですがこのコース倒木が激しくてめっぽう歩きづらい。
右の写真なんか完全に道を塞いでますよ。
道自体はなだらかで楽なんですけどね。
逆に山奥の方が整備されてて歩きやすいという不思議なコース。
しかし単独で歩いてるとちょっと寂しい。
晩秋の山並みを楽しみながら落ち葉に埋もれた歩道歩き。
落ち葉で足を取られないようにしないといけないので意外と気が抜けないです。
と、ここで困った事態が。
旅館の奥に道が続いているはずなのにどうにも道が見つからない。
正確には道はあったのですが、フェンスで塞がれていて進めない。
「間違ったかな?」と思い旅館の人に伺ったら旅館の裏手を通るので道を閉鎖したとのこと。
マジですか 群馬県のHPには何にも出てないし聞いてないんですけど……しかし私有地ならば仕方ない。
じゃあ、閉鎖された私有地を通らなければ文句はあるまい
ということで道が上にあるのは分かってるので崖登り。
見た感じ5メートルほどよじ登れば行けるのでさしたる問題なし。
幸い崖登りは得意です。
復活した山道をさらに登り切ったら林道に出て真新しい指導標がしっかりと。
環境省の指定道と知らずに通告無しで塞いだんだろうなぁ。
諸般の事情により連絡道に格下げになる未来なのだろうか。
そして再び山道へ。
このコースは山道というよりは林道歩きな感じです。
14時に本宿の集落に出て山道終了。
途中で大沼で黒檜山に分岐した下栢山から来るコースと合流。
「いずれこっちから来るんだろうなぁ」などと思いつつ、本宿駅へ。
乗り遅れた1時間半待たされるから急がないと。
そして最後の聞いてない。
指導標は道なりでいいんですが、コースマップではこの細い道へ降りるのが正当。
一応歩行者向けの短絡道扱いみたいですけど荒れすぎw
14時10分に終点の本宿バス停に到着。
今回はここまで だけど列車の時刻まで後15分。
乗り遅れる~
事前に調べておいた近道を通って本宿駅へ。
意外と近くて5分ほどで着いちゃいました。
実際は結構余裕でしたが歩いてる最中は結構冷や汗ものでした。
今回イレギュラーが多くて困ったのと想定外の崖登りで全然一般向けじゃないコースでしたが、次回も冬の黒檜山となりそうで冬山装備で行かないといけないのかね。
春まで待つ手もあるけど赤城だから積雪も大して無いだろうし大丈夫……かな?
—【参考メモ】—
<秋葉原からの足>
秋葉原
5:05 京浜東北線(大宮行) 5:09
上野
5:13 高崎線(高崎行) 6:55
髙﨑
7:02 両毛線(小山行) 7:17
前橋⇒JR前橋駅
7:25 日本中央バス(中央前橋駅行) 7:30
中央前橋駅⇒中央前橋
7:47 上毛電鉄(西桐生行) 8:07
大胡⇒大胡駅
8:30 ふるさとバス(デマンド) 8:50
赤城神社
<帰りのお風呂>
わたらせ渓谷鉄道で水沼駅まで行けば「水沼駅温泉センター」がありますが、列車の本数が少ないのでちょっと不便です。
大間々駅で途中下車すると駅近くに「千代の湯」という銭湯があります。こちらは赤城駅へも出られる立地なので帰りの交通機関の心配がいりません。
<山バッジ>
今回はありません。