少しだけ真面目な話

投稿者: | 2017年6月2日

最近人の人生を左右する事柄に携わったからか、仕事だとか人生だとかについて考えされることしきり。

世の中、ロボットだドローンだと、今日も衛星「みちびき」の関係で自動化とかの話題をニュースでやってましたが色々思うものがありました。
ロボットは自動化で単純労働から人を解放して労働生産性を向上してくれてるのですが、じゃあその上がった生産性ってどこに還元されてるのかなぁってふと思ったわけですよ。
まあ、普通はローコストが商材の低価格化につながって消費者に還元されるんでしょうけど、全部が全部そうなってるわけじゃ無いしね。

革新的技術はそういった生産性の向上と同時に、そこに従事していたコスト高(人)を排除しているんですよね。
まあ、人にしか出来ない仕事ってのは確かにあるんですが、世の中には単純だからこそ出来ている人が存在するわけでその人たちの行き先ってどこなんだろう……
今までペイされていたコストは一部の人間にシェアされる訳ですが、それが貯蓄に向かったら下流へ流れた人達はどう享受すればいいんだろうか。
生まれた生産性の向上による利益はそういった人達もを享受出来てもいいんじゃないか?とも思えるわけですよ。

世の中には兆単位の貯蓄を得た人が存在するけど、その人の才能の対価ではあるのだけれど色んな人の不幸の上に成り立った富だとも言える気がするし。
というか孫の代まで遊んで暮らせるぐらい稼いだならもういいんでね?
ま、その手の人達は家名を残すとかそういう方に思考が向くんでしょうね。
でもそういう固定化が色々悲惨な歴史を生んでいるのも事実だし今後どうなることやら。

ところで昔神岸のあかりさんがマルチを評して「一緒にいられる友達みたいにいられるならロボットもいいかな」と言ってましたけど多分人間をサポートしてくれるそういう存在が理想ってことなんでしょうね。
仮に全ての労働がロボットやコンピュータに置き換えられたとしたらそこで生まれた対価は等しく分配される社会になるのかね(あり得ないけど)

酔った勢いでぐだぐだ言ってますが、要は科学の進歩は人のためにあって欲しいな、と。
過ぎたるは及ばざるがごとし。

色々疲れた……